響龍さんが28歳で死去 春場所で頭部を強打、5分以上土俵で倒れる |
・・・・・略・・・・・ |
師匠の境川親方(元小結・両国)はその後「一生懸命、治療に専念しております」とコメントしていたが、帰らぬ人となった。 |
4/29(木) 15:16 スポーツ報知 |
取り組みは2021年3月26日、当事の様子がこれ。異様な光景だ。
倒れている力士より儀式が優先
儀式優先ということでは過去にもこんなことがあった。土俵上で挨拶してる市長が倒れ、その救命措置をしようとした看護婦さんに土俵から降りろ、と。
【土俵に女性問題】「下りなさい」相撲協会員、口頭でも直接指示 心臓マッサージの女性は看護師「いたたまれず、とっさに…」 |
京都府舞鶴市で4日行われた大相撲春巡業で、あいさつ中に突然倒れた市長の救命措置で駆け上がった女性に、日本相撲協会側が土俵を下りるよう求めるアナウンスを流した問題で、アナウンス以外にも、女性に向かって土俵を下りるよう協会員が直接指示していたことが5日、分かった。土俵に上がった女性のうち、少なくとも1人は現役の看護師だったという。 |
・・・・・略・・・・・ |
2018.4.5 21:57 産経新聞 |
亡くなった力士についてラグビーでの試合帯同や会場ドクターをしている三宿通り整形外科クリニックの医師が本来すべき処置を
このコラムに書いている。超要約すれば『相撲協会の対応は全くなってない、ラグビー界なら試合中でも医師などが入る。処置は本来はこうすべきだ』である。それを読むとこの力士は処置が適切なら助かったかもしれないのだ相撲関係者は異常というか無知というか、兎に角こんな状態で放置っていう感覚が変。
ボルダリングでもこういう事は起こり得る。もしこの力士のように落ちた人がうつ伏せになって、ジムだったらマットの上にうつ伏せになったら窒息してしまう。何かしないといけない。医師や看護師が居ることの方が稀だから
リンクしたコラムにあるような対応を正しくするのは無理っぽい。だけど頚椎損傷の恐れがある場合、首を動かさないのがとても大事というのは覚えておいた方が良いな。とはいえ首を動かしたら危ないからといって窒息させてしまったら元も子もない。それときちんとやるなら担架ではなく
スクープストレッチャーを使おう、とあった。
2年前の9月、
ボルダリングをしてて頭から落ちた。その時は看護婦さんの友達が居たのでこの力士のようになっても助かったかもしれない。とはいえもう少し打ちどころが悪かったらアウト。運が良かった。その時驚いたことのがジムのオーナーの第一声。皆が心配してくれた時、「あそこは手をアンダーに持ち変えて…」と。俺は唖然としながら「ああなるほど…」と言いながら有り難い講義を聞いていた。誰でも安全第一みたいな事は言うけど実際は色々だ。ある会社で箇条書きの標語の中に安全第一が6番目辺りにあったのを見たことがある。
俺が頭から落ちた1年前、知り合いも落ちた。しかも頚椎骨折という大怪我。頭から落ちるのはボルダリングジムでは有りがちだ。ならばジム関係者はそういう時の対処を勉強した方が良いね。そしてスクープストレッチャーなんてのがあると良い。それと安全のために壁にはクライミングダウン用のホールドは欲しい。その有無だけでそのジムの安全に対する意識が薄々分かる。