ヨメちゃんが昔全然歯が立たなかったというルートをやりたいと言ったのでそれにつきあった。登ってるうちにこんなのを見つけた。ボルトが浮いてるという施工不良。近所の岩場にはこんなのが時々ある。
ヨメは平気かなぁと聞くので「直ちに壊れることはない」と答えた。というか「こんな
(プロテクションの)ルートを敢えて選ぶことはないよ」と言ったけど、取り敢えずチョンボ棒使って先に進んでトップロープでやることにした。ヨメは昔出来なかった所を数回やり直して出来た。でもリボルトしない限りリードで登ることは良した方が良いなぁ。
岩は溶結凝灰岩。花崗岩に比べたら柔らかいし時々掴んだホールドが割れる。2~3週間前だったかな、県外から来た人がホールドが欠けた事によって軽い怪我。前人未到なラインを登ったのが原因。そういうラインには脆い部分が沢山残ってるのである。というより人間が登れそうな凸凹した岩は岩質を問わず欠けることがある。ついこの間は触れただけでバレーボール大の岩が取れて下は大騒ぎ。岩は大破して破片が散ったけど幸い誰も怪我をしなかった。
チョンボ棒がどうのという議論はあるけど脆い岩場ではこれを駆使して遊んだ方が良い。出だしでホールドが欠けたらシャレにならない。だけどここは簡単だからと岩を信じる人が多い。ボッケ家では未だかつて落ちたことないルートでもルートによっては1本目にロープかけてやることが多い。昔から言われてる、
信じる者は足をすくわれる。そんなこんなで非公開エリアは特に危険が一杯。