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山梨県フリークライミング情報だ。今回の山火事について何か書いてあるのかと思って覗いたら自粛のお願いとあった。他に有ったページは全て消えていた。自粛の期限も書かれてないので今後登れる可能性は無いよと言ってるようだ。また山で火を扱うのは危険ともあった。またこのサイトは近々閉鎖される模様。
兜岩の火災の原因を当初暖を取るためと書いたけど、実は用足しした紙を燃やそうとしたためだった。綺麗にしておこうという心がけは良いが落ち葉に囲まれた場所で火を使うなんてのはガソリンスタンドで焚き火をするようなものだ。草木の無い高い山の山頂でコンロを使って湯を沸かすのとは区別しないといけないけれど、山に行ったらコンロを使うもんだと勘違いしてしまうようだ。
そしてこの小さな火が大勢の人を動かすんだなぁって実感したのが防衛省サイトの記事。
防衛省・自衛隊:山梨県笛吹市春日居兜山における山林火災の消火活動に係る災害派遣について(最終報)という長~い題名のページを見ると中ほどに(2)派遣規模というのがあった。そこをスクリーンショットしたのが下の画像。う~ん、大掛かりだ。これに笛吹市全消防団が加わったと思うとゾッとする。
実に大掛かりだ
この山火事は佐久のクライマーでも話題になっている。そんな話の中から山火事になるとその後どうなるかというと、土砂崩れを招くことがあるというのが出て来た。山火事で木が消失しても岩を含んだ傾斜地では放置してたら中々元には戻らない。それどころか植林しても思うようには木が育たないのだ。すると雨で土砂が流失したり土砂崩れが起きる。マッチ一本火事の元なんて言葉があるが、ちり紙一枚燃やそうとした行為が土砂崩れとは風が吹いたら儲かる桶屋もビックリだ。
確かに木を伐採されたり山火事で丸坊主になった山を見ると山が崩れないかと心配になる。でも
山火事という言葉だけで土砂崩れまでは中々思い至らない。でも裏目に出たらどうなるのか、先々まで考えないとね。俺は冬の里山にはコンロなどを持ち込むことはないけれど、夏は蚊取り線香を炊いたりする。火の始末はしてるつもりだけど何時も気になっている。なので今年の夏は電池式蚊取り器にしようと思う。