夕飯のカレーが出来た。あとはヨメが帰ってきたら一緒に食べるだけ。暫くしてヨメ帰宅。あとはヨメに任す。しかしほんの少し暖めれば食べられるのにヨメはガス栓全開。ガス栓を全開するなんて炒飯を作る時以外には必要ない。
花でけじゃ名前が分らないっていうから草ごと取ってきたよ、とヨメに声をかける。ヨメはやってきて図鑑を取り出してこれかなぁあれかなぁと言う。そこに何やら夕餉
(ゆうげ)の匂い、じゃなくって…
黒いカレー
台所から離れる時は絶対に火を止めること、というのが何度もした約束。ハインリッヒの法則ってのがあって、
一件の大きな事故・災害の裏には、29件の軽微な事故・災害、そして300件のヒヤリ・ハットがあるとされる、と。この黒焦げはヒヤリ・ハットなのか、軽微な…なのか知らないが1年に1度以上は起きているイベントだ。そのお陰でテフロン加工のこの鍋は数々のイベントを経験し今やただのアルミ鍋。
ガスコンロでは1口だけセンサー付がついたのやセンサーのないガスコンロは製造販売が禁止になっている。次はコンロから一定時間離れたら火が消えるようなものを開発して欲しい。ちなみにヨメは朝出かける時は何時もドタバタ劇だ。尻に火が付いているとも言う。