双子池はそれぞれ雄池(おいけ)、雌池(めいけ)と言う。双子池ヒュッテの近くにあるのは雄池で、そこの水は飲めるようだ。でも静かな水は何となく飲む気が起きず口にすることはなかった。
山から下りて車で帰る途中、旧臼田町の水源の1つに寄った。そこには湧き水が出てる。水はとても冷たかったが、どんな水、それが水道水でも冷たいと美味しく感じる。そして流れてる水は綺麗だ、と。
大河原峠から山に行くといっても初めはずっと下り坂。最初に現れた池は亀甲池(きっこういけ)だけど、そこには水が無かった。少し離れた所にちょっとだけ水溜りが見えたが、ヨメはそこに行くんだと言う。そこには少し前までは水があったようなひび割れ。それを見てこの形が亀に似てるのだと言う。そう言われればそう見えなくもないが、ひびなんてどれも同じじゃないのかな。それとも案外違うのかな。
ひび割れといえば旱魃。試しに google で 「 旱魃 」という言葉で画像検索してみた。案外上の写真のような模様は見つからなかった。そういう写真と比べるとこの池のひび割れは確かに亀の甲羅よようだ。でもどうしてここだけこんな形になるんだろ。
昼食はこの水の無い池の中にある石に腰掛けて食べた。その間何人かの人が行き来したり休んでたが、特にこのひび割れに興味を示した人は居なかった。
この日は数えるほどしか見なかったマツムシソウは佐久に来てから覚えた花。標高2000mくらいの所に行くとよく咲いている。山によく行くとはいえ毎年決まった日に決まった場所に行くわけではないので多いのか少ないのかは分らない。
花に居る黒い小さな蜂はよく見るけど種類はよく分らない。この蜂の事を調べようとして検索してたら蜂と虻を混同してるブログが幾つもあった。ハナアブがミツバチか何かだと思っている人はけっこう居るようだ。