看護婦だった従姉妹

　医者と看護婦が１位なのにそういう組み合わせの結婚ってあまり聞いたことがない。データの集計方法が悪いような気がする。それとも単に話の種として希望してるということなのか。

　久々に従姉妹と話をした時、Ａ子(別の従姉妹)はどうやって旦那を見つけたのかという話になった。そしたら旦那が入院してきたのがきっかけらしいよ、と教えてくれた。Ａ子は外科病棟で働いてたんだけど、ここは殆どが治る患者なので手足は痛くても病室はいたって明るい雰囲気だからこういう事もあるのだろう。内科だといかにも病人って感じで病室も陰気だからそういう縁は少ないと思われる。だいたい若い人も少ないだろう。

　このＡ子、チョイ悪オバサンの娘なんだけど、看護婦になる勉強をしてる頃、うちに来て猫にとんでもないことをした。学校でこんな事やるんだよと言って猫のケツに指突っ込んだ。看護婦見習い恐るべし。

最近この家に転がり込んできた女

　俺は長湯ではないけどそれでも身体を洗って出るまでには２０分はかかる。最近この家に転がり込んできた女は俺が風呂から出るまでずっと脱衣所で４つ指ついて待つている。扉を開けるとやにわにその女は俺の脛についた雫を舐めまわす。たまに噛んだりするので俺は 「 いてて！ 」 と言って嗜めるのだが噛むのを止めようとはしない。











　その女の名前はメメ、ってサブいオチだったけど、同じことをヨメにもやるんだけどちとメニューが違う。いきなり齧り始めるのだという。その違いは何なんだろう。猫にも色々なのがいるけどこういうのは初めて。

　上の写真はスプーンの柄にじゃれてるところ。歯が立たない、じゃなくって爪が通じずなかなか引き寄せないでいる。じゃれる時の顔は何時も真剣、って不真面目な顔ってどんなだ？

蚤あれこれ

　フリーマーケットは free marcket ではなくて flea marcket だ。なんで蚤かというと、蚤が出てきそうな汚い物が売られてるところからきたと聞いた事がある。このフリーマーケットがノミの市ってのを知ったのはそれほど前ではないんだけど、ノミの市のノミが蚤だと知ったのもそんなに前ではない。早い話ずっと自由市場だと思ってた。

　蚤は子供の頃だと府中にもいたし、山梨なんかだと畳の上を平然とピョンピョン跳ねてる時もあった。その蚤をここのところ見ていない。１０年以上？　タロ(犬)は年に１～２回風呂場で洗ったりするけど蚤が湯船に浮いたことがないから居ないのだろう。メメ(猫)は拾ってから洗ったこともないけど蚤がいる様子は無い。

　ここは田舎も田舎、大田舎だ。一歩家の外に出れば山の中をミニチュアにしたようなもんで色々な虫がいる。それでも蚤が犬猫につかないのはどうしてなんだろう。老眼で見えないんだろうなんて思ってるかもしれないけどあれがいれば多かれ少なかれ人間にも痒くなるというとばっちりが来る。

　犬猫に蚤がいると突然毛の中に口を突っ込んで口を小刻みに動かすがうちの犬猫はそういう事はしない。ちなみにこの行為は獅子舞の中に入ってることがある。少なくとも山梨にあった獅子舞にはあった。舞手の足元に獅子頭を近付けて歯をガタガタ小刻みに鳴らすのがそれだ。獅子舞を見る機会は滅多にないけど他の地域の獅子舞にもそういうのがあるのか今度見てみよう。正月も近いことだし。