みんなあいつの説明が悪いのさ

　「 電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも、みんな私が悪いのよ 」 なんてのが何時からあるのか知らないけど少なくとも昭和３０年代にはあった。そんな都々逸とは正反対な発言を記者会見で言う発想は何処から来てるんだろう。

　前内閣には居なかったかもしれないが、最後の１人まで発言は何度も聞いてるはずだ。ところがこの官房長官には十分な説明に聞こえてたんだろうか。そうではないんだろうな。ならばそれは無責任だろうと言うべきでだろう。

　言わなかったのは何故？　俺には関係ねぇ？　それと説明不足だったと言われた当の本人はいまだにダンマリ中。何時までダンマリを続けるんだろう。今時の政治家というかダンマリ君も官房長官君も皆２世だの３世だ。日頃何を考えてるのか分からないけど少なくとも国民の事を何番目くらいに思ってるのか聞いてみたい。トップ１０にも入ってなかったりして。

台所の換気扇選択失敗か

　豪邸(？)を建てる時、キッチンだの照明器具などを決めるのを週に１回くらいやってた時期があった。照明器具に関しては小さな物は除いて殆どキャンセル。居間のインバーター式の蛍光灯が３万円也、ってそんな高い照明器具なんて買ったことない。だいたい今まで使ってたものが十分に使えるのでキャンセル。でもよく知らないまま選んだ物もけっこうある。その１つが台所の換気扇だ。

　住み始めてから３回目の冬を迎えようとしてるけど、換気扇のところから冷気が入って来るのが気になっていた。換気扇には家の外側にシャッターがある。シャッターは使ってる時に開き、使わない時は閉じる。その開閉の方法は下表の通り。

換気扇のシャッターの方式

方式	説明	備考
風圧式	プロペラが回るとその風圧でシャッターが開く
手動式	紐を引っ張るとシャッターが開く	風圧式でないという点では同じ
電気式	モーターでシャッターが開く

　単に値段だけの違いだけならボッケ家は大抵一番安い物を選ぶ。だけどこの風圧式の換気扇選択は気候特性からいうと間違った選択だった。冷気は換気扇を使ってない時にも入る。何故ならこの辺りは冬は強い風が吹くんだけど、その風が壁と並行に吹く。そうすると負圧が生じて風圧式のシャッターが開いちゃう。

　そして色々と調べてるうちに風の強いところではプロペラ式の換気扇よりシロッコファンというのが適してるのだとか。それを地元の建築屋がどうして理解してなかったんだう。風が強いのは佐久に来てから分かってるけど、風と換気扇の相性なんてのを俺は知らなかった。う～ん、全取っ替えは悔しいから他の手段を考慮中。