【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

和のカタルシス

2011-07-22 16:30:16 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編




食堂で昼食を取ったミス・マープルは、
コーヒー を飲むのにテラスへと出た。
丁度2杯目の コーヒー を飲んでいる時・・・・・



クロチルドがコーヒーの盆を運んで来た。
それぞれのカップへ コーヒー をついで、
みんなに配った。
(中略)
「私は夜コーヒーを飲むのに慣れてますの」
「はい、でもこれはとても
上等のコーヒーで、強うございますよ。
お飲みにならないようにお勧めしますわ」
ミス・マープルはミス・クックの顔を見た。
           【A・クリスティー作 「復讐の女神」】

   今日も太陽は、その姿を出し惜しみしています。
  でもそのお陰で、昨日に引き続き、涼しい朝を迎えました。
  日中も湿度は相変わらずですが、過ごし易いものとなっています。

   こんなお天気だからでしょうか、昨日初めて啼いた蝉も、
  ほんの少し啼いただけで、その後耳にしません。
  蝉も少々、拍子抜けだったようですね。



     さて、子供達は夏休み。
    あのうだるような暑さからは、ちょっと一休み。
    そんな日、和でほっこりしたくなりました。
    
     テーブル周りを藍の布に変え、
    土物の器に変えれば、気軽に和の雰囲気に。
    でも何なのでしょう、この落ち着き。

   英国大好き、ヴィクトリア調大好きの
  私でさえ、リラックス出来るこの空間。

   「和のカタルシス(浄化作用)」
  なのですね。きっと。

   こんな時、日本人で
  良かったと思う瞬間です。

   アラッ!? 随分、前置きが
  長くなりました。遅ればせながら・・
  
   『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』 
  の開店と致しましょう。

   ところで英国のお茶と言えば、
  常に紅茶のイメージですが、結構、珈琲も飲まれるのですね。

   上記のミス・マープルは、80 ?歳のお年。
  しかも作品の発行年は1971年ですから既に40年経過しています。
  何だか珈琲も大好きなミス・マープルに親近感を抱いてしまいます。

   今日のカップは有田焼。
  お茶請けは、昨日生協より届いた、大分は湯布市の 「地卵 はちみつぷりん」。
  写真のプリン、ぐっちゃりなってしまいました。昨日は上手く取り出せたのですけれど。
  
   モンドセレクション金賞受賞との事で期待したのですが、
  私は丸福珈琲店のプリンの方が好き。味はこれ以上ですし、価格も半分ですもの。       


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