「今夜は何て空気が輝いているんだろう」 ウォルターは夢見るように言った。 (中略) 「今日は花の天使が花に呼びかけながら 世界中飛び歩いていたんだよ。 僕にはあの森の側の丘を飛んでいる 青い翼が見えるんだ」 「あら、あたしが今まで見た天使の翼は どれも白くってよ」 とナンが言った。 「花の天使のはそうじゃないんだ。 薄い、ぼうとした青い色をしていて、 丁度、谷の霞のようなんだよ。 ああ、僕飛んでみたいな。 きっと素晴らしいに違いない」 【「虹の谷のアン」 第2章】 |
今日も快晴となりました。相変わらず湿度はありません。
ただ、昨日より気温が高くなっています。
尤も出歩かない限り、我慢出来ない暑さではありませんが・・。
そして今日は、常連の蝶に混じって蜻蛉が来訪。
姿を見たのは、今年初めてです。
ところで午後4時頃より、雷を伴った突然の夕立。
それまで降る気配さえありませんでしたのに。
そう言えば、天気予報で言っていましたっけ。
既にその雨は上がっていますが、1時間も降ってはいません。
雨のお陰で少々、ヒンヤリして来ました。
【セージ】
【白い蝶が舞っているかのような 「半夏生(ハンゲショウ)」】
さて、性懲りもなく
今日も紫陽花の写真を。
写真は夕立前の
ものですが、今見て来た
紫陽花は、俄かに
輝いています。
先程まで、カラカラに
乾いていましたものね。
さぞかし潤いが
欲しかったのでしょう。
嬉しそうです。
それは勿論、白い蝶こと、
「半夏生」 もしかり。
そうそう、もう一つの 「半夏生」。(気象用語)
夏至から11日目に当たる日から5日間を
(7月2日~6日)そのように言いますね。
時を同じくして植物の半夏生も今が盛りです。
いつの間にか緑の葉っぱより白が増えて来ています。
こうして、様々な植物が季節の移ろいを教えてくれるのです。
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