【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

侘びと寂(さ)び、素肌の美

2011-11-26 16:08:56 | 趣味の器(壺)~その他

【信楽焼(しがらきやき)】





・・・そのうちに 小春日和 の日光の魔術に浸った
1週間が続き、寒さが身に沁みる夕べには
母は炉格子ろごうしの焚きつけにマッチをり、
スーザンは夕食に焼き馬鈴薯ばれいしょを添えた。
そのような晩には大きな暖炉が
一家の中心となり、夕食後その周りに
集まる時が1日のうちで最も楽しい時であった。
                 【「炉辺荘のアン」 第29章】


   写真のように今日も
  快晴の空になりました。

   今(15時現在)は、
  全く何もありません。秋晴れ。
  淡い水色の空が広がっています。

   それにしても昨夜から
  今朝にかけて、冷えたこと!

   逆に日中は暖かくなりました。
  所謂(いわゆる)小春日和ですね。





 


   さて、今日の写真。今日は私の大好きな壺を。
  これまで好きだと申しながら、珈琲カップに比べ、
  こちらのブログには、ほとんど登場しませんでしたね。

   強いて挙げるなら・・お茶タイムの背景として小さな花瓶が少々並ぶ程度。
  しかしながら、この壺だけは大小様々な物が我家に溢れ返っています。

   大きな物はテーブルや鉢置き台に、傘立てに。
  特に壺のテーブルは、内に外に大活躍。
  そんな中で、今日は 「信楽焼」 を取り上げます。

   「信楽焼」 は 「日本六古窯」 の一つとして有名です。
  【他に瀬戸、常滑(とこなめ)、越前、丹波、備前焼】
  その歴史は古く、始まりは今から1200年以上も前の聖武天皇の時代とか。

   商売繁盛で有名な狸の置物と、茶色とグリーンのイメージが一般的ですが、
  (扇形のお皿がそうですね) それこそ種々雑多。

   扇形のお皿は昨日、コロッケを載せていたもの。
  大小の丸い壺は、ご覧の通りのグレー系。金箔が施してあります。

   壺の形は、こんな風に丸い物、長方形、ずんぐりむっくり、歪(いびつ)な物と様々。
  それらを眺めていると不思議に心が落ち着きます。
  作り手の心と土の息吹(いぶき)のようなものも感じられて。

   同時に買い求めた時の思い出も浮かんで来たり。
  私にとっては、なくてはならない物の一つになっています。 


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
和♪ (きたあかり)
2011-11-29 20:30:59
リラさん、こちらにもおじゃまさせていただきます。
土と描かれた植物が調和していて美しいですね~
素敵な壺を見せていただきましてありがとうございます。
返信する
土の力 (リラ)
2011-11-30 18:49:58
 こちらにもコメント、有り難う~!
硝子もいいですが、土の力には敵わないような気がします。

 作った人の心も、こもっているような気がして。
静の魅力ですね~!
返信する

コメントを投稿