【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

白薔薇の魔法

2015-08-20 19:12:38 | 薔薇の追憶




 










 暗くなってからの世界は
何て不思議なんだろう!
(中略)
段々の側の繁みの大きな 白薔薇 は夜見ると、
小さな人間の顔のように見えた。
薄荷 の香は友達のようであった。  
                   【「炉辺荘のアン」 第31章】







   雨で明けた今朝。
  尤もそれは連続的なものではなく、降ったりやんだり。

   午後になると、やんでいる時間の方が多くなって来ました。
  いいえ、ほとんど雨は降っていません。
  ただ何分にも凄い湿気。不快指数は、昇りっ放しです。










【薄荷の白い花】










   さて晩夏の薔薇、第2弾は白薔薇。
  そう、リラ版 「白い貴婦人」 です。

   こうして登場するのは、もう何度目になるでしょう。
  その 「白い貴婦人」、蕾だったものが、
  いつの間にかこんな風に。

   薔薇は、どんな時だって美しいのですが、
  強(し)いて言えば、三分咲きから七分咲きくらいが
  一番美しいような気がしてなりません。

   ただ、前回も記しましたが、
  満開になった薔薇の形が、その都度、
  違う事に気付いてからは、毎回楽しませて貰っています。
  同じ1本の木からですのに不思議ですね。

   とは言え、蕾の時も咲き乱れる姿も、
  ワイルドさえも特別気高い白薔薇。
  これこそ、白薔薇の魔法ですね。

   そうそう、薄荷の小さな白い花も咲き初めました。
  薔薇とは対照的な花ですが、香りでは負けていません。

   花と葉の香りの違いこそあれ、
  香りの際立(きわだ)つ季節は、もうすぐです。   


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