【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

薔薇1輪の洗練

2012-08-28 16:18:16 | 薔薇の追憶











夏が終わりかけている。
この感じはいつも強烈だ。
言葉のあたう限り痛烈だ。
空には 鱗雲うろこぐも積雲 がこもごも現れ、
空気の中にほんの少しずつ
薄荷はっか が混じって来る。                 
     【三島由紀夫作「天人五衰」~『豊饒の海Ⅳ』】



   ほぼ昨日と同様の
  天気となりました。

   相変わらず日中は、
  残暑が続きます。

   ただ昨日と違って、
  見上げた空には
  鱗(うろこ)雲。(写真) 

   こんな空こそ、三島由紀夫の
  描いた空の通りではありませんか。

   こちらの文章、つい先日も登場したばかりですが、
  敢えてもう1度。こんな風に暑さの中にもふと感じる秋の気配。

   今日は蛁蟟(つくつくぼうし)の鳴き声と共に、日中でも虫の声。
  勿論、夜の演奏会は日に日に盛会となりつつあります。
  そうそう 薄荷 の事。

   先日は、青い空 (硬い空)で
  吉屋信子と三島由紀夫の共通点を発見しましたが、
  今度は薄荷で、モンゴメリー、『アンの世界』 との共通点。
  面白いですね。

   









   


   そして今日も薔薇。
  連日のようにお伝えしていますし、同じ赤い薔薇ですから
  変わり映えしませんね。でもその表情は毎日違います。

   忘れてはならないのが蕾の美。
  これこそ薔薇の薔薇たる所以(ゆえん)でしょう。
  プラス、香り。もう夢中です。


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