【アブチロン(チロリアンランプ)】
【葡萄酒色に染まった 「藜(アカザ)」】
【彩り溢れる 「藜}】
雑草は1本も顔を出す事を許されなかった。 ジェーンは毎朝、早く起きて草取りをした。 (中略) 草取りをしたり、熊手を使ったり、 鍬で耕したり、刈り込んだり、 間引いたりしながら、 ジェーンの胸は高鳴っていた。 【「丘の家のジェーン」 17..】 |
起床時は肌寒く、珍しく空も曇っていました。
そうなると連日の晴天と最近の暖かさで、
ついつい季節が、いつまでもそこに
留まっているような錯覚を覚えたものです。
11月がすぐそこまで来ている事を
思い知らされてもいます。
随分、季節は年老いたものですね。
【サフラン】
さて、相変わらず私は
時間さえあれば庭へ。
気が付けば、
せっせと落葉を
拾っている私がいます。
落葉の季節は、
まだまだこれからが
本番だと言うのに、
物好きなこと。
しかしながら木の
根元等に溜まって
いる落葉を綺麗に取り
除いた時の爽快感。
「落葉は1枚も
顔を出す事を
許されなかった」
果たしてこんな
心境かも知れません。
落葉・・枯葉とは
言え、様々ですね。
大きな葉から小指の
先程の小さな葉。
朽ちて行くものの
美しさにも目を奪われます。
ところで今年植えた、アブチロンは、
次から次へと可愛い花を付けてくれています。
(冒頭の写真)
写真にはありませんが、
この葉は檸檬色(れもんいろ)に染まるのですね。
それも透き通るように美しい!
藜のピンクや赤い葉などと共に、
この季節、ごみ袋さえ、彩り溢れて。
こんな季節の庭は、あくまでも無心に、
素直になれる時間を与えてくれているような気がします。
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