「さっきのコーヒーは、あまり感心しないね」 と、ジェラルドが苦情を言った。 「とても苦かったよ」 「新しいのを試しに淹れてみたのよ。 お気に召さなかったら、 これからは淹れない事にするわ」 アリクスは編物を取り上げ、 針を動かし始めた。 【A・クリスティー 「うぐいす荘」】 |
こちらは雨となりました。
そのせいか、ここ何日か続いた朝の強烈な冷えはありません。
その雨も、お昼頃には上がりました。
雨が上がれば寒くなるとの事でしたが、
今の所、それほどでもありません。
さて私は昨日からお香の香りの中にいます。
お香と言えば・・タイやインドなど、アジアを連想します。
年末からお正月にかけて “和” 、一辺倒でしたし、
(前回はカントリー)今日は、アジアン・・・
タイをイメージした、カフェタイムと致しましょう。
そんなこんなで。およそ一週間振りですね。
『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』、開店です。
今日のカップは、「微笑みの国」 タイのもの。
容量も大き過ぎず、小さすぎず、
程良い大きさで気に入っています。
(既に何回か登場済みですね)
以前はたっぷり入る、大きめのものしか選びませんでしたが、
小さめのものも、時には必要ですね。
最近になって実感しています。
ちょっとだけ飲みたい時もありますから。
ところで今日の例文は、アガサ・クリスティーから。
私にとって、『もう一つのアンの世界』
と言っても過言ではありません。
おまけに、コーヒー関連というだけで、
たいした意味がある訳でもありません。
ただ、ちょっとした会話ながら美しい言葉遣いと、
ここでも編物・・という共通点に注目したという訳です。
そう、マリラ や ジェムシーナ小母さん お得意の。
そうそう、苦いと言えば・・。
今日のコーヒーは、「エスプレッソロースト」。
少々、淹れ過ぎてしまったのか、
この豆独特の甘みを感じるどころか苦くなってしまったようです。
勿論、毒など入ってはおりません。念のため。
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