【公爵夫人の薔薇】
【淑女の薔薇】
扉の傍らに香しい露を乗せた 一輪の薔薇が咲く 象牙のような白だとある者は言うが 私はそれが 真紅の薔薇 だと知る 甘い思い出と 明るい希望が 扉を守る双子の見張り 【アンの想い出の日々(下)」】 |
昨夜からの雨は朝には上がっていました。
目の前の里山は、ちょっとした幻想的な風景。
200m そこそこの低い山ですが、山は山。
「想像の余地」 は、たっぷりありますね。
ところで朝一番に庭に出た時、
ふっと嗅いだ懐かしい香り。“もしかして金木犀・・?”
まだ開花はしていませんが、蕾がたっぷり。
今日は今の所、蒸し暑いですが、
この所の気温の低下で、金木犀の開花は早そうです。
それにしても9月に金木犀の香り・・。
何十年振りの事でしょう。
昨日の大人のピンク、
朱鷺(とき)色の
薔薇に続き、
今日は真紅の薔薇を。
そう、リラ版、
「公爵夫人の薔薇」 と
「淑女の薔薇」。
春薔薇とは違い、
この秋薔薇こそ、
より洗練されて登場。
香り、形は勿論、
気高くもあり。
そんな薔薇が
満を持して次々と開花。
他の流行は移り変わる
のに、ずっと愛され
続ける薔薇の一端を
見たようです。
広く浅くではなく、
強く、深くでしょうか・・。
これから暫くは金木犀との香りの二重唱。
最高の香りの季節を迎えます。
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