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身を震わせているポプラは 最後の葉を散らしてしまった。 庭は枯れ、色や個性は一切なくなっていたが、 アスパラガスの床だけは 今なお美しい金のジャングルのようだった。 【「炉辺荘のアン」 第29章】 |
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【朝の空】
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【一輪だけ咲いた 「蔓日々草」】
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【もう一度 「インウォールクラータ」】
こんな、冬らしい空で明けた今朝は、
珍しく、ヒンヤリした朝を迎えました。
しかしながら、思った程ではありません。
これでも、まだまだ暖かい方でしょう。
それでも、この所の暖かさで、
春咲き球根が早くも芽を出して来ました。
そして蔓日々草(ツルニチニチソウ)も一輪。
インウォールクラータも再び綻び始めました。
この季節には初めてです。
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【日陰の彩り ~ 「ヒマラヤ雪の下」】
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色付いた葉は、
ドラマチックですね。
今日は、これ迄とは
視点を変えて。
ほんの少しですが、
アース色の冬景色に
見えないでもありません。
派手さこそ、
微塵もありませんが、
しみじみと心に
迫るものはありますね。
一方、日陰の地面に
目を遣ると・・。
大きな葉を広げながら
庭を席巻する、
「ヒマラヤ雪の下」 です。
この色付く葉は、
ヨーロッパなどでは
人気なのだそうですね。
とは言え、ほとんど誰の目にも留まらないものでしょう。
決して美しいとは言えないけれど、虫食いの葉だって、
日が射せば、小さな灯が灯ったよう。
野趣に溢れている、こんな葉から目が離せません。