【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

立枯れの冬景色

2015-12-17 18:25:18 | 四季のスケッチ















身を震わせているポプラは
最後の葉を散らしてしまった。
庭は枯れ、色や個性は一切なくなっていたが、
アスパラガスの床だけは
今なお美しい金のジャングルのようだった。
                   【「炉辺荘のアン」 第29章】











【朝の空】


【一輪だけ咲いた 「蔓日々草」】


【もう一度 「インウォールクラータ」】








   こんな、冬らしい空で明けた今朝は、
  珍しく、ヒンヤリした朝を迎えました。

   しかしながら、思った程ではありません。
  これでも、まだまだ暖かい方でしょう。

   それでも、この所の暖かさで、
  春咲き球根が早くも芽を出して来ました。

   そして蔓日々草(ツルニチニチソウ)も一輪。
  インウォールクラータも再び綻び始めました。
  この季節には初めてです。












【日陰の彩り ~ 「ヒマラヤ雪の下」】




   紅葉など赤く
  色付いた葉は、
  ドラマチックですね。

   今日は、これ迄とは
  視点を変えて。

   ほんの少しですが、
  アース色の冬景色に
  見えないでもありません。

   派手さこそ、
  微塵もありませんが、
  しみじみと心に
  迫るものはありますね。

   一方、日陰の地面に
  目を遣ると・・。

   大きな葉を広げながら
  庭を席巻する、
  「ヒマラヤ雪の下」 です。

   この色付く葉は、
  ヨーロッパなどでは
  人気なのだそうですね。

   とは言え、ほとんど誰の目にも留まらないものでしょう。
  決して美しいとは言えないけれど、虫食いの葉だって、
  日が射せば、小さな灯が灯ったよう。
  野趣に溢れている、こんな葉から目が離せません。