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【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

暮らしの中のお洒落心

2015-05-28 17:36:08 | 私の手作り夢時間



【大好きな菫 & ビーズ】


【チョーカー】










 「美しい服を作ったんですよ ――
浅黄色の絹地 に、蜘蛛の網のような
レースをあしらってあるんです」
(中略)
「『絹』 とか 『レース』 という言葉には
魔法がこもっているではありませんか?・・・」
                  【「アンの愛情」 第19章】






   今日も暑くなりました。
  日中の気温は真夏並みですが、
  湿度が低い事で救われています。

   そのせいか日中と朝晩の気温差は、かなりなものに。
  それでも吹き抜ける風が格別心地良い5月です。













【レース & コサージュ】







   さて、薔薇(コサージュ)、レース編みとくれば、
  次は当然の事ながら、ビーズですね。
  薔薇やレースと同様に、ビーズにも魔法がこもっています。

   昨日のレースのボレロと並行して作っていた、
  ビーズのチョーカーが完成しました。(6連)

   私は、首にピッタリのチョーカーが大好き!
  しかしながら、そろそろこれも季節柄、
  身に付けるには暑くなりましたね。

   でも大丈夫、レースもそうですが、
  これらは眺めているだけで、心がウキウキして来ますから。

   ところで、これらの活用法はまだまだあります。
  コサージュは帽子に付けたり胸元に・・
  は然(さ)る事ながら、結構、日常遣い出来ますね。

   レースの幅広のストールは、
  テーブルセンターに、コサージュは、カーテンなどに。

   しまって置いても仕方ありませんので、
  惜しげもなく使っています。
  気分も殊の外(ことのほか)、華やぎます。

レース(手作り)の醍醐味

2015-05-26 17:52:02 | 私の手作り夢時間
















 ・・・アンは・・・ベランダの椅子を
コーネリア嬢に勧め、
スーザンはめいのグラディスのために
編んでいるアイルランド風の
クローセ編みレースのカラーから顔を上げ、
際立って丁寧に挨拶した。
(中略)
「有り難い事に、ここは全く涼しくて
気持ちがいいですね、アン。
私はいつも言っているんですよ、
微風そよかぜは炉辺荘に限るとね」                
                  【「炉辺荘のアン」 第16章】






   晴天が続きます。
  ただ昨日、今日と少々、暑くなっていますけれど。

   それでも戸外に出たり動き回ると、
  さすがに暑さを感じますが、思いの外、家の中はヒンヤリ。

   じっとしている分には問題はありません。
  心地良い、そよ風も吹いていますし。





                                【先日のストールと合わせて】
   さて、
  レースのボレロが
  出来上がりました。

   色は黒に見えます
  が、実は、濃緑。

   肩凝りがひどくて、
  もうレース編みは・・

   ~なんて思ったもの
  ですが、この季節に
  なると駄目ですね。

   それにNHKのBSで
  「ミス・マープル」 が
  始まった事も影響
  しているかも知れません。

   彼女たちは、
  年を重ねてもレースを
  巧みに使い、実に
  夢あるファッション。
  それも堂々と。

   それはそうと、欧米に於いてレースは、
  「織物の貴族」 と呼ばれたそうですね。

   「レースの需要は文明の尺度」 とか、
  「勇気は剣で、知識はかつらで、家柄はレースで」 とも。

   その言葉が示すように西欧文明の展開と共に、
  その華やかな歴史を繰り広げた事は、周知の通りでしょう。

   実は私、膨大な数のレースを編みながら、
  あまり使いこなしているとは言えません。

   先日編んだストールも、まだお披露目していない始末。
  アクセサリー類によっては引っ掛けますし、
  結構、気を使うアイテムです。

   とは言え、レースは身近にあるだけで、
  優雅な気分になりますし、その精神的効果は計り知れません。
  何だかんだ言いながら、これからも作り続ける事でしょう。

レースと薔薇の日々 ~ その2

2015-05-16 15:41:58 | 私の手作り夢時間













 花の下に立って、遊佐ゆさは、
「花疲れ」 という言葉を思い出した。
咲き過ぎる桜は人を疲れさせる。
初めは美しさに息を呑むが、
見続けているうちに、花に花が重なる
艶やかさに息苦しくなり、
やがて全身に疲れが忍び込む。
「贅沢なことだ・・・・・」                   
             【渡辺淳一作 「桜の樹の下で」】







   昨日、夜半から降り出した雨は、朝には上がりました。
  とは言え、天気の回復は緩やかです。

   この雨のせいで、玄関下の階段は、
  ジャスミンの花の絨毯。
  花の命は短いとは良く言ったものですね。

   一方、このくらいで丁度良かったのかも知れません。
  どこかに、こんな風に思う私がいます。

   桜ではないけれど、この所のジャスミンや薔薇で
  少々、「花疲れ」 気味ですから。

   同時に 「香り疲れ」 気味かも知れません。
  ~なんて、贅沢なことですね。



   さて、昨日に続く、
  第2弾。

   今度は、レース
  (布)のバッグが
  出来上がりました。

   (冒頭の写真。
  それ以外は市販の物)

   材料は全て手持ち。
  しかも、?年来の物。

   従って束で買って
  いる、レースの折り目
  部分の色が変わって
  いたり。往生しました。

   木の持ち手には
  腕が入ります。

   以前、手首までしか入らないバッグを作って、
  使い勝手の悪さに閉口した事も。

   それにしても、たった一つバッグを作ったくらいでは、
  おびただしい数の材料は一向に減りません。

   切り刻んで余計に嵩(かさ)を増やしたようにも。
  こうなれば材料自体を処分しなければ
  ならないのかも知れませんね。

   そうそう、嵩高いと言えば・・・。
  喫茶店などに置いてある、
  メニューボード用の板が出て来ました。

   これに薔薇を描いて・・なんて思ったようです。
  本気で喫茶店なんてやろうと思っていたのかしら・・?           

レースと薔薇の日々

2015-05-15 23:00:23 | 私の手作り夢時間












 花のが立ち込め ――
重苦しいほどであった。
堪能たんのうし過ぎた感覚は縁まで溢れたさかずき
つきつけられた時のように、
それから反撥はんぱつを感じた。
                  【「アンの愛情」 第38章】







   今日は意外にも? 良いお天気になりました。
  少々、蒸し暑く昨日までのような
  高原の爽やかさはありません。

   本来なら今日は、薔薇園に行く予定でしたのに。
  一週間予報で、いつの間にか
  晴れから雨に変わっていた天気。

   そんなこんなで。
  急遽、取り止めにした経緯があります。

   雨が降らない事を知ったのは、つい昨夜の事。
  今更感もあり、雨と知った時点で、
  既に気持ちも萎(な)えてしまっています。

   結局、今回も天気予報に振り回されて
  しまったという訳です。これで何度目でしょう。









【装いに香る薔薇】




   さて、薔薇や
  ジャスミンの
  花盛りの今。

   こんな季節に
  なりますと、ついつい
  レース編みに
  心が向かいます。

   今日は、ストールが
  出来上がりました。
  (バッグは違います)

   今の季節、帽子と共に、
  紫外線除けの必需品。

   ただ、かなり
  太い糸で編んでしまいましたけれど。

   とは言え、編み終わって後悔するのはいつもの事。
  目先の手軽さ、早く編み上がるという誘惑に
  駆られるようでは駄目ですね。

   そして薔薇のバッグ。
  何気ない日常の何気ないバッグ。

   しかしながら、それが薔薇であるなら・・。
  毎日が楽しくなりますね。

   いつもの物を薔薇グッズにするだけでいいのです。
  薔薇の花と共に、薔薇色の日々の始まりです。

布で花を咲かせませんか

2015-05-11 19:55:38 | 私の手作り夢時間












 それから3日後に
アンが学校から帰ってみると、
ジャネットが泣いていた。
涙とジャネットはあまりにも不似合いなので、
アンは全く慌ててしまった。
「まあ、どうなすったの?」
アンは心配そうに叫んだ。
「私は ―― 私は今日40になったのですよ」
と、ジャネットはすすり泣いた。
でも、昨日だってそれに近かったのに、
何ともなかったじゃありませんか」
と、アンは微笑をこらえて慰めた。                  
                   【「アンの愛情」 第33章】








   まるで高原にいるかのような
  爽やかな天気が続きます。

   尤も朝晩は、かなり冷えますけれど。
  今日も、雲一つない五月晴れとなりました。

   ただ、台風6号が奄美に接近しているようですね。
  折角のお天気も、どうやら崩れそうです。
  明日は雨のようです。










【ブラウスに ~ 紅一点】




【今日の薔薇】




   今、庭には薔薇を初め、
  様々な花が咲き乱れて
  います。

   今日は布でも花を
  咲かせてみました。
  それも余り布で。

   今の季節、
  ブラウスの胸元に、
  はたまた帽子にと、
  大活躍です。

   それに素材は余り布。
  気兼ねなく普段遣い
  出来るというものですね。

   勿論、いつもの
  コサージュでも
  いいのですが、
  どうしても
  「どこかへお出掛け?」
  となりますもの。

   今日は黒のブラウスに
  深紅の花を付けてみました。

   赤色がアクセントになって
  一気に華やかになります。

   ところで風薫る5月の今日は私の誕生日です。
  そう言えば、アンは5月に生まれたかったようですね。
  どうやらそれだけは私も条件を満たしているようです。

   尤も、年を一つ重ねるごとに年々、
  気が重くなっていますけれど。
  と言って、ジャネットほどではありませんが。

趣味人の部屋

2015-04-23 18:10:28 | 私の手作り夢時間














 今日は詩のような春の日だった ――
(中略)
愛する日光よ、
何とあなたは力ある薬だろう。
一日中私は妙なる白い花嫁姿の
世界の美しさの中で喜んだ。                
           【「エミリーの求めるもの」 第12章】








   今日も良いお天気となりました。暑からず、寒からず。
  大層、過ごし易い気候となっています。

   この所のお天気で、木香薔薇や小手毬(コデマリ)、
  卯の花などが一気に開花しています。

   そうそう、薔薇。
  蕾を沢山付け、今や開花秒読み段階。楽しみです。


















   さて、昨日もお伝えした友人の家。
  友人は私同様、家具や雑貨が大好きで、
  これまでも様々な物を買い、思い切り良く手離し・・。

   私と違って物に執着なく、豪快な気質。
  そんな彼女ですから私の描いた随分昔のトール作品など、
  とっくに手離されたものと思っていました。

   趣味や好みは、年月と共に
  変わって行くものもありますから。ところが・・。

   彼女自作のパッチワークキルトが掛けられている、
  まるで 「赤毛のアン」 の部屋を思わせるゲストルームに
  かつての私の作品が置かれているではありませんか。

   思わず目を疑いました。
  しかも、自分自身でさえ忘れている代物。
  とは言え、その絵は明らかに私が描いたものです。

   さり気なく置かれているけれど、
  素敵にレイアウトされていて、
  駄作も生きるというものです。感謝、感激です。



















   こちらは「ヒラパー」 で有名な枚方公園駅近くの街並み。
  友人の家に行く、最寄駅です。
  一気に、昭和にタイムスリップですね。

   江戸時代には 「枚方宿」 の本陣が置かれていた町。
  それこそ、町家を利用した喫茶店もあるそうです。
  今度、ゆっくり訪れましょう。

薔薇に恋して ~ Ⅶ

2015-04-05 17:25:52 | 私の手作り夢時間














   思いがけず、
  晴れた昨日。

   今日は又々、
  雨になりました。

   それにしても、
  よく降りますこと!

   しかしながら
  目の前の里山の
  桜は、まだ
  散っていません。

   (写真は昨日、
  居室から撮ったもの)

   咲くまでわくわく、咲けば咲いたで、
  いつ散るかどきどき。本当に桜は、愛すべき花ですね。

















   さて、やっと宝石箱
  が完成しました。
  (前回Ⅵは、【こちら】

   以前、友人に
  頼まれていたもの。

   今回はリサイクル品
  ではありません。

   白木の宝石箱用に
  作られたもの。

   友人には申し訳
  ないのですが、
  なぜかやる気が
  起きなくて長い事、
  放りっ放しだった
  ものです。

   この箱を横目で
  見ながら、それでも
  他の物にばかり
  描いていた私。

   今更感たっぷりの代物となってしまいました。
  友人だって長い間には趣味だって変わるでしょうし、
  「もういらない」 と言われるかも知れません。

   こちら、変哲のない、いつもの薔薇ですね。
  しかしながら薔薇は兎も角、描くスペースが小さく、
  描きにくいのも後回しになった原因の一つかも知れません。

   ~なんて言い訳、タラタラ・・。
  簡単な模様でいいと言われていたのに、
  複雑にしたのは他でもない私自身ですのに。

   そんなこんなで、何とも気の抜けてしまった
  完成品ですが、一応、聞いてみるつもりです。 

心豊かに薔薇空間

2015-03-24 20:11:51 | 私の手作り夢時間

















 「(中略)本を開いたら、
昨日の薔薇 が優しく、愛らしく、
ページの間に挟まっているのを
見つけたという気持ちよ」                  
                【「アンの愛情」 第21章】







   ちょっぴり寒が戻って来ました。
  3月も後、一週間なのですね。
  尤も、この季節ですから光溢れています。

   まだまだ若い季節ですが、
  季節が進んだ事を如実に教えてくれてもいます。











   さて、私の薔薇空間。
  3日前の 「咲かせましょ、
  薔薇」 に続く第2弾。

   今日は先日描いた、
  薔薇のバッグに
  昨日の深紅の薔薇を
  入れてみました。

   なかなか、いい感じ。
  元々、ビニール
  ですから気楽です。

   尤もこの薔薇、
  庭に植えるために
  求めたもの。

   でも折角の香り。
  身近に置いて暫く
  香りを楽しみたく
  なりました。

   とは言え、こちらの
  バッグもマガジンラック
  にしてみたり、色々と
  試行錯誤の繰り返し。

   そうそう、窓辺に吊るしている菫の
  ショルダーバッグは、吊り下げラックとして確定。

   捨てられる運命にあった物が、
  こうして日の目を見る事が出来ました。
  良しとしましょう。

咲かせましょ、薔薇!

2015-03-21 18:25:08 | 私の手作り夢時間













 窓の外には桜の木が1本あり・・・
(中略)
開花の近さを思わせる湿りを帯びた蕾で、
粉を振りかけたようだった。
その枝間から、だんだんぼんやりと
紫の色が濃くなって行く丘の上の、
水晶の碗のような空がナオミに見えた。
外の空気中には甘い、
気持ちの良い春の物音が満ちており、
時々部屋の中に漂い込んで来た。                
                 【「アンをめぐる人々」 12.】






   連日の晴れとなりました。
  引き続き、春の暖かさも健在です。
  今日は、少々のヒンヤリ感はありますが・・。

   この暖かさで庭の様相が変わった事は、
  昨日もお伝えしましたが、僅か1日にして
  昨日は蕾だった、ヒヤシンスが開花。

   勿論、他の植物も例外ではありません。
  今、我先に・・と、開花を競っている状態です。



   さて一方、
  こちらは家の中。

   一足先に、
  満開の薔薇が
  咲き誇っています。

   ランプ、バッグ・・
  あらゆる所に。

   実は今、先日描いた
  薔薇のカバンに何を
  入れようか試行錯誤。

   今日はそのカバンに
  昨秋収穫した、ドライ
  を飾ってみました。

   スリッパ、本と
  色々入れてみましたが、
  やはりこれが一番、
  しっくり来るような
  気がします。

   そうそう、これも先日、
  描いた黒の小さな手提げバッグは、宝石箱に確定。
  庭の薔薇が咲くまでの、日常の一駒・・という訳です。

華麗なる? リサイクル ~ バッグ編Ⅵ

2015-03-16 18:30:28 | 私の手作り夢時間









   少々、雲の多い空ながら、概ね晴れの天気になりました。
  気温もぐっと暖かくなって。

   そんな陽気に誘われたのでしょうね、
  1羽の小鳥が庭に下り立ちました。

   最近、よくこんな光景を目にします。
  ほっと心、和む瞬間です。











   さて、今庭では、
  そろそろと顔を
  出している、
  薔薇の赤い新芽が
  色鮮やかです。

   尤も、それ以上に
  我家では季節外れの
  満開の薔薇が続々と
  咲いていますけれど。

   相も変わらず、
  バッグ(カバン)に
  ですが。

   今回の素材は、
  黒っぽく見えますが
  焦げ茶の牛革。

   こんなカバン、
  今は使いませんものね。
  又々、リサイクルです。

   これもかっちり
  していますので、
  マガジンラックに良さそうです。
  しかしながら、バッグに薔薇を描くのはひとまず終了です。

   それにしても薔薇ばかり描いていまね。
  それでも飽きません。

   いい加減、小物はやめにしたいのですが、
  後一つ、友達に頼まれた宝石箱がありましたっけ。

   サンドペーパーをかけたりするのがめんどうですが、
  何とか頑張りましょう。