ばらと苺の気持ち？？

丹精をこめて育てているつるばらがベランダまで伸びてきた。
小さな蕾が愛らしく開花を指折り数える日々でした。
ところが・・・・ある朝ベランダまで伸びて顔を出していたつるばらの姿がなく
えっ？ええっ～～～？階段を転がり落ちそうな勢いで下り庭へ出た。
切られたばらの枝が横たわっている。その痛々しい姿に私は発狂寸前怒り爆発！！
玄関に回ると、選定挟みを持って立つ夫の姿が！　




私「花が咲き終わったら選定するって言っていたでしょう！！」
夫「う”？」
私「ばらの気持ちを考えてよ～っ」
夫「テーブルのうえの腐った苺の気持ち分かるか？」
私「ん”？」
そういえば苺を置いたままで、腐りかけていたなぁ～」
いつにない私の多分鬼？のような形相に三歩下がった夫・・・・。
なに言っても終わった事だもの仕方ないわ～しかし私の怒りは収まらず
私「家出したくなった」
夫「・・・・・」
取りあえず愛犬を連れて家を飛び出し携帯から娘に電話を掛け一部始終語ると、
娘「そんなつまんない事で・・・」
そう？つまんないことね・・・・そうかな、そうかもね。
外歩きして深呼吸をし、ちょうど庭先を掃いていらしたお向かいの奥様にいきさつを語りさらに深呼吸をして我が家に戻った。
夫だって悪気があった訳ではないから、う～ん仕方ないかな？
ばらの気持ちを思うと切ないが・・・・・苺の気持ちもねぇ～