アルツハイマー病(認知症)やパーキンソン病など脳の疾患が増え続け、それが介護の現場でも問題を複雑にし、解決を困難にしている事実は否定できません。そしてそのアルツハイマー、パーキンソンのひとつの原因として、ネオニコチノイド系農薬が強い疑いを持たれているのもまた事実です。
ネオニコチノイド系農薬は、もともとタバコの有害成分であるニコチンとよく似ているため、「新しいニコチン」という意味で名付けられた農薬です。神経毒性があり、昆虫や人の神経系で重要な働きを担うアセチルコリンの正常な働きを攪乱するといわれています。ネオニコチノイド系農薬が原因で、07 年の春までに北半球でミツバチの4分の1 が消え去ったとまでいわれています(『ハチはなぜ大量死したのか』<ローワン・ジェイコブセン/文藝春秋>参照)。
この記事を読み、改めて農薬の恐さを感じました。行きつけのスーパー食料品の中でも、野菜・果物・米などできる限り有機栽培のものを購入していますが、そのように表示されていても、中には偽物という悪徳業者も後を絶たない現実にどう対応していくかが課題です。
現在、子育て中の娘は、米・野菜など娘婿の実家から送られてくる無農薬・有機栽培なのでそれも我が家の方にも少し分けて貰っているので多少安心感があります。
野菜は1日水に浸けていれば農薬は落ちるそうなので、それも出来る範囲で実行しています。用心して困ることはないと思っています。