陽だまりの香り

三鷹の隠れ家アロマテラピーサロン、「ル・コワン・アンソレイエ」のブログです。女性の心・からだ・美をサポートします。

鼻詰まり、&スポンジの菌

2008-02-08 03:03:45 | その他いろいろ

今度の土曜日の立川伊勢丹のセミナーの場所の下見に行ってきました。
火曜日の午前中で、車で移動中にTVをつけて見ていたら、高木沙耶さん司会の
番組で面白いことをとりあげていました。まずは「なぜ鼻が詰まるのか」
これが実に興味深く、へーっと感心してしまいました。
鼻の構造はアロマを学ぶと必ずでてくるのですが、人間の鼻は鼻甲介というヒダで3層にわかれています。下鼻甲介という一番下のヒダが大きくなったり、小さくなったりしながら、しかも左右交互にらしいのですが、細菌の進入を防いだり、嗅覚を休ませたりしているのだそう。ここまではアロマでは習いませんでした。
そして交感神経(活動モード)が働いているときは小さく、副交感神経が働くと大きく
なるんだそうです。なので寝るときに鼻が詰まりやすいのは、副交感神経が働き、
下鼻甲介は大きくなり、しかも風邪などひいていると粘液が出てもくるし、でも出口が
この下鼻甲介で塞がれてしまい、詰まる、しかも交互に!!なんですって。
鼻詰まりを緩和する精油は交感神経を優位にする働きをするものが多いのですが、
粘液溶解作用というもののおかげもありますが、交感神経に働くことによって、
下鼻甲介を小さくし、鼻をとおりやすくするという別角度からも納得できました。
代表的な精油は、ローズマリー、ユーカリ、ラベンサラ、ペパーミントなど。

そしてもうひとつの話題が、「スポンジはどのくらいで替えたらいいのでしょう」
というもの。
使用しているスポンジには調べてみるとものすごい菌がいるとのことです。
しっかり水を切るためには吊るすのが一番なんですって。そして菌の中にカビや
悪さをする菌がいると、軽い食中毒になることもあるとこのこと。その菌がシンクに
ついて、そこに水道からお水をだすと、菌が飛び散ってまな板などに飛ぶこともありますっと怖い話。実験で除菌作用のある中性洗剤でどのくらい菌が減るか、というのもやっていました。確かにある程度は減りましたが、それでもまだスゴイ数。
スポンジメーカーの人に聞くと、煮沸が一番、とのことでまた実験。
10分の煮沸で菌は見事にゼロになっていました。熱湯をまわしかけるだけでも
かなりの菌が死んでしまうとのことです。
目安は1ヶ月で替えるといいということでした。繊維が壊れ、間に菌が入り込み
やすくなってしまうんですって。
私はティートリーの5㌫スプレーをかけたり、桶に水を張ってティートリーを落として
そこに漬けたりするのですが、どのくらい菌は死滅しているのか実験してみて欲しい
です。でも熱湯でいいならそれにこしたことなないですね、簡単ですもの。

 


花粉症

2008-02-08 02:37:10 | その他いろいろ

今年は花粉が多く飛ぶという予報がでましたね。
花粉症で悩んでいる方は戦々恐々としているのではないでしょうか・・・。
清浄機をフル回転、なるべく着る洋服も素材がツルツルした花粉のつきにくいものを
選ぶ、部屋に入る前によく払う、などなど基本的はことはやっていても完全シャットアウト!という訳にはいかないですよね。
お医者様にきちんとかかって治療をすることが大事だといわれています。
お医者様にかかりながら、アロマを併用してみませんか?
アロマで治すことはできませんが、少し症状を緩和する、症状からくる精神的な
不快感を取り払うといったことは可能です。
私も10年くらい前は花粉症だったと思います。バスの中でくしゃみはとまらないし、
眼はかゆいし・・・。ただ、アロマを始めて何年か経った頃から、あれっ??といった
感じで症状がでてもとても軽くなりました。花粉症は免疫疾患の1つとも言われ、アロマを続けていたことで、免疫が高くなったのかな・・なんて思います。
アロマってそういうものなんだと思います。薬のように何かが即効で治る、とかではなく、続けていたら、そういえばいつも夏バテするのにあまりしなくなったな・・とかあまり
風邪をひかなくなったな・・とか。
花粉症の方はスプレーを作って持ち歩いてみては如何ですか?
無水エタノール3mlに精油を6~12滴入れてよく混ぜ、精製水を27ml加えて
さらによく混ぜれば出来上がりです。
私のおススメ精油のブレンドは、ラベンダー2滴、フランキンセンス2滴、
ラベンサラ3滴、ローズマリーシネオール3滴、ペパーミント1滴、ティートリー1滴です。
これを枕にシュッ、ハンカチにシュっ、マスクにシュッ。としてみてください。

眼のかゆみにはティーバッグのカモミールティーをのんだら、ティーバッグは捨てず、
ラップに包んで冷蔵庫で冷やします。かゆみを感じたら、とりだしてラップをはずし、
眼の上にのせてみてください。おススメですよ。

 


精油の使い方

2008-02-08 02:17:29 | 精油について

今回は精油の使い方について書きたいと思います。
精油はだいたい10ml(200滴)、もしくは5ml(100滴)のサイズで販売されていることが
多いです。
趣味で使うのであれば5mlサイズの購入をおすすめします。
まず代表的な使い方は
①芳香浴 
  香りをかぐことによって、楽しむ方法です。
  私はろうそくで焚く方法はお勧めしません。精油は熱に弱いこともありますし、
  安全面からもやはりおすすめできません。ろうそくの炎の消し忘れが原因で火災 
  の報告を耳にすることが多いのです。
  なのでコンセントをさして使うアロマポット、一番のお勧めはディフューザーという
  器械です。まったく熱をかけることなく、超音波や空気振動で芳香成分を拡散す
  ることができます。
②沐浴
  お風呂に精油を垂らして楽しむ方法です。書物によっては直接垂らす方法が
  記載されているものもありますが、精油の知識があまりない場合は必ず何かに
  希釈して(薄めて)から精油をお風呂に入れましょう。精油によっては肌に刺激を
  与えるものもあります。精油は水には混ざらないので、上に浮いてきます。
  なので、そこにつかるということは、精油が原液で肌に触れている状態になります
  ので、敏感肌の方、お子さんと一緒にお風呂に入る方、高齢者の方は注意して
  ください。
  家庭にあるものでいいのです。たとえばお塩(ミネラル豊富な岩塩などの自然塩
  が望ましい)、牛乳、角砂糖、スキムミルク、コーヒークリーム。
  私がよく使うのはお塩、牛乳です。冷え性の方であればお塩、肌への負担を
  気にされる方は牛乳にしてみてはいかかでしょうか。
  お塩、牛乳は精油をお湯に混ぜるために使うので、分量はあまり気にされなくて
  大丈夫です。(お塩なら片手ひとつかみ、牛乳なら大匙1杯くらい)
  それに精油を全身浴なら6~8滴、半身浴なら4~6滴ほど落としてよく混ぜます。
  精油は揮発(簡単に言うと蒸発)しますし、人間の鼻は香りに順応しやすいので、
  お風呂では特に香りがもうないわっと感じる方がいらっしゃいますが、精油を
  足すことはしないでくださいね。十分香りは香っていますよ。
③肌への塗布(トリートメントオイル)
  精油は原液で肌に塗ることは原則的にはしません。(いくつか原液のまま使える
  精油もあります)大抵の場合、植物油に精油を薄めて使用します。
  使用する植物油は食用のものではなく、アロマショップなどで購入しましょう。
  肌に特に問題がなければ2㌫濃度で、敏感肌の方は1㌫を目安にしましょう。
  フェイシャルに使用する場合はこの半分を目安にしましょう。
  といってもわかりづらいですよね。大匙1杯(15ml)の植物油なら3滴入れると1㌫
  です。植物油の量を数字の5で割ると1㌫の滴数がでます。
  例えば植物油45mlに対して1㌫の濃度のトリートメントオイルを作りたいなら、
  45÷5=9なので、精油を9滴入れればOKということになります。2㌫で作りたい
  なら9×2で18滴入れればOKということになります。

以上が代表的な使用方法の3つになります。他いろいろな使い方はまた次回へ。