陽だまりの香り

三鷹の隠れ家アロマテラピーサロン、「ル・コワン・アンソレイエ」のブログです。女性の心・からだ・美をサポートします。

精油の使い方

2008-02-08 02:17:29 | 精油について

今回は精油の使い方について書きたいと思います。
精油はだいたい10ml(200滴)、もしくは5ml(100滴)のサイズで販売されていることが
多いです。
趣味で使うのであれば5mlサイズの購入をおすすめします。
まず代表的な使い方は
①芳香浴 
  香りをかぐことによって、楽しむ方法です。
  私はろうそくで焚く方法はお勧めしません。精油は熱に弱いこともありますし、
  安全面からもやはりおすすめできません。ろうそくの炎の消し忘れが原因で火災 
  の報告を耳にすることが多いのです。
  なのでコンセントをさして使うアロマポット、一番のお勧めはディフューザーという
  器械です。まったく熱をかけることなく、超音波や空気振動で芳香成分を拡散す
  ることができます。
②沐浴
  お風呂に精油を垂らして楽しむ方法です。書物によっては直接垂らす方法が
  記載されているものもありますが、精油の知識があまりない場合は必ず何かに
  希釈して(薄めて)から精油をお風呂に入れましょう。精油によっては肌に刺激を
  与えるものもあります。精油は水には混ざらないので、上に浮いてきます。
  なので、そこにつかるということは、精油が原液で肌に触れている状態になります
  ので、敏感肌の方、お子さんと一緒にお風呂に入る方、高齢者の方は注意して
  ください。
  家庭にあるものでいいのです。たとえばお塩(ミネラル豊富な岩塩などの自然塩
  が望ましい)、牛乳、角砂糖、スキムミルク、コーヒークリーム。
  私がよく使うのはお塩、牛乳です。冷え性の方であればお塩、肌への負担を
  気にされる方は牛乳にしてみてはいかかでしょうか。
  お塩、牛乳は精油をお湯に混ぜるために使うので、分量はあまり気にされなくて
  大丈夫です。(お塩なら片手ひとつかみ、牛乳なら大匙1杯くらい)
  それに精油を全身浴なら6~8滴、半身浴なら4~6滴ほど落としてよく混ぜます。
  精油は揮発(簡単に言うと蒸発)しますし、人間の鼻は香りに順応しやすいので、
  お風呂では特に香りがもうないわっと感じる方がいらっしゃいますが、精油を
  足すことはしないでくださいね。十分香りは香っていますよ。
③肌への塗布(トリートメントオイル)
  精油は原液で肌に塗ることは原則的にはしません。(いくつか原液のまま使える
  精油もあります)大抵の場合、植物油に精油を薄めて使用します。
  使用する植物油は食用のものではなく、アロマショップなどで購入しましょう。
  肌に特に問題がなければ2㌫濃度で、敏感肌の方は1㌫を目安にしましょう。
  フェイシャルに使用する場合はこの半分を目安にしましょう。
  といってもわかりづらいですよね。大匙1杯(15ml)の植物油なら3滴入れると1㌫
  です。植物油の量を数字の5で割ると1㌫の滴数がでます。
  例えば植物油45mlに対して1㌫の濃度のトリートメントオイルを作りたいなら、
  45÷5=9なので、精油を9滴入れればOKということになります。2㌫で作りたい
  なら9×2で18滴入れればOKということになります。

以上が代表的な使用方法の3つになります。他いろいろな使い方はまた次回へ。


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