【お雛様を飾りました】
突然ですが、ねにもつタイプ好きですか?
『ねにもつ』とは、いつまでも恨みに思って忘れないという意味ですが
今回のこれは、本のタイトルです。
2007年に講談社エッセイ賞を受賞した岸本佐和子著ねにもつタイプを読みました。
あまのじゃくな性格のせいか、話題になっている本を読みたくないという
めんどくさい性格で、散々人にいいよといわれてからでないと
○○賞受賞作品とかいう本を読むことがありません。
その「いいよ~!」と言ってくれる人の一人に作家の小川洋子さんがいます。
彼女の心の本棚にある名作から毎週一冊を選び
音楽と共に紹介してくれる彼女のラジオ番組
「Panasonic Melodious Library」
で紹介されたものでした。
何より惹きつけられたのは、昔のミシンの思い出を書いているエッセイです。
・・・子供の頃、家にある調度品の中でひそかに尊敬し、憧れていたのはミシンだった。
ゴブラン織り風のカバーをかけらていて~略~
頭の中に、「サンダーバード」のテーマソングを聞きながら
ずっしりと思いその本体を・・・
この部分が朗読された後、→サンダーバードの曲が紹介されたのです。
そうです!
これこれ!
昔、ミシンが天板を開いたあとの穴の中から回転して出てくるのをみていると
この音楽が頭の中を流れたものでした。
※イメージ画像
同じことを考えていた人がいるんだ!!!
そう思ったら、いてもたってもいられなくなり
ネットで図書館のサイトを開き早速予約したのでした。
このほかにも、そうそう!同じ同じ!
私もそう思っていたのよ!
数回乗っただけの小田急線なんですが、
その沿線の描写など、もう大笑いしながら読んでしまいました。
こんなこと考えているなんて、人には言えないわ・・・
なんて思っていたことが、活字となって読めると思ってはいませんでした。
このひと(岸本佐和子さん】ちょっと変わってるわ~!
そう思うところもありますが、思わず膝を打って笑い転げてしまう文章が溢れていました。
可笑しいから笑うのではなく、本の中に人に知られたくない自分を見つけて嬉しくなるから笑う。
そんな感じでしょうか。
この本の中にあるねにもつとは、恨みを持つという感覚ではなく
ずっと気にしていて頭から離れないというものという感覚でしょうか。
(例外もありますが、この例外の憎き相手というのも笑えてしまうんです。)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
岸本佐和子さんは、元々翻訳家なんですが
この言葉と一日中向き合って、イマジネーションを膨らませるのが仕事という立場だからこそ
生まれる文章なのかもしれません。
笑えます^^
面白いのは、この本を読んでいたら
母が、「ねにもつタイプ?・・・・私の事?」というのです。
しばらくすると、今度は夫が
「ねにもつタイプ?・・・・私の事?」ですって!
ねにもってることって、誰にもあるのかもしれませんね。
いやはや、久しぶりに肩の凝らない面白エッセイを読ませて頂きました♪
こんなニュースも見つけました♪
英人気番組「サンダーバード」リメイク化決定! 2015年に新TVシリーズとして復活
当時吹き替えをされていた黒柳徹子さんも再び登場だとか!
突然ですが、ねにもつタイプ好きですか?
『ねにもつ』とは、いつまでも恨みに思って忘れないという意味ですが
今回のこれは、本のタイトルです。
2007年に講談社エッセイ賞を受賞した岸本佐和子著ねにもつタイプを読みました。
あまのじゃくな性格のせいか、話題になっている本を読みたくないという
めんどくさい性格で、散々人にいいよといわれてからでないと
○○賞受賞作品とかいう本を読むことがありません。
その「いいよ~!」と言ってくれる人の一人に作家の小川洋子さんがいます。
彼女の心の本棚にある名作から毎週一冊を選び
音楽と共に紹介してくれる彼女のラジオ番組
「Panasonic Melodious Library」
で紹介されたものでした。
何より惹きつけられたのは、昔のミシンの思い出を書いているエッセイです。
・・・子供の頃、家にある調度品の中でひそかに尊敬し、憧れていたのはミシンだった。
ゴブラン織り風のカバーをかけらていて~略~
頭の中に、「サンダーバード」のテーマソングを聞きながら
ずっしりと思いその本体を・・・
この部分が朗読された後、→サンダーバードの曲が紹介されたのです。
そうです!
これこれ!
昔、ミシンが天板を開いたあとの穴の中から回転して出てくるのをみていると
この音楽が頭の中を流れたものでした。
※イメージ画像
同じことを考えていた人がいるんだ!!!
そう思ったら、いてもたってもいられなくなり
ネットで図書館のサイトを開き早速予約したのでした。
このほかにも、そうそう!同じ同じ!
私もそう思っていたのよ!
数回乗っただけの小田急線なんですが、
その沿線の描写など、もう大笑いしながら読んでしまいました。
こんなこと考えているなんて、人には言えないわ・・・
なんて思っていたことが、活字となって読めると思ってはいませんでした。
このひと(岸本佐和子さん】ちょっと変わってるわ~!
そう思うところもありますが、思わず膝を打って笑い転げてしまう文章が溢れていました。
可笑しいから笑うのではなく、本の中に人に知られたくない自分を見つけて嬉しくなるから笑う。
そんな感じでしょうか。
この本の中にあるねにもつとは、恨みを持つという感覚ではなく
ずっと気にしていて頭から離れないというものという感覚でしょうか。
(例外もありますが、この例外の憎き相手というのも笑えてしまうんです。)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
岸本佐和子さんは、元々翻訳家なんですが
この言葉と一日中向き合って、イマジネーションを膨らませるのが仕事という立場だからこそ
生まれる文章なのかもしれません。
笑えます^^
面白いのは、この本を読んでいたら
母が、「ねにもつタイプ?・・・・私の事?」というのです。
しばらくすると、今度は夫が
「ねにもつタイプ?・・・・私の事?」ですって!
ねにもってることって、誰にもあるのかもしれませんね。
いやはや、久しぶりに肩の凝らない面白エッセイを読ませて頂きました♪
こんなニュースも見つけました♪
英人気番組「サンダーバード」リメイク化決定! 2015年に新TVシリーズとして復活
当時吹き替えをされていた黒柳徹子さんも再び登場だとか!
弟が持っていました懐かしい~♪
へえ~2015年?
足踏みミシンは、母のお友達でしたね~
今もあるのかな?・・・
「ねにもつ タイプ」( ..)φメモメモ
読んでみますね~♪
サンダーバード2号、うちの息子も持ってました!(笑)
私も昔、よく観ていました。
懐かしいです。
うちの足踏みミシンは、廃棄してしまいました。
レトロな雰囲気が好きだったんですけどね。
岸本佐和子さん、なんだか不思議で面白い方です。^^
はい、ねにもつタイプです(笑)
>・・・好きですか?
自分のことは棚にあげて、嫌いです(笑)
>あまのじゃくな性格のせいか、話題になっている本を読みたくないという
ははは
私は人気のテレビを全国民(?)といっしょに観たくないです。
録画して気が向いた時しか見ません。
へー、小川洋子さんの本棚面白いですね。
「博士の愛した数式」は映画が先か本が先か忘れましたが、いっぺんでとりこになりましたね。
昔のミシンか、いいですね。
お袋が何か一生懸命縫っていてくれたし、私も足踏み
がお気に入りで、雑巾以外にも(笑)なにかやっていたと思います。
リンク先のサンダバードというのがよくわかりませんが、
小田急はけっこう乗りましたね。
そうだ、最近疲れて座れなければ駄目だと思って兄貴が
取ってくれた座席指定が喫煙車で、煙もうもうあれは
立っているよりしんどかったかも(笑)
この本は岸本佐和子さんの著作ですか。
ありゃ、ねにもつの題材は詩的なものですか。
へーっサンダーバードに黒柳徹子さんともども超リバイバルですね。
演劇や映画といっしょなのか、と言うよりクラシックの分野になるんですかね。
つらつらと纏まらないことを書き連ねてごめんなさい。
今日も相変わらず寒いですね。
サンダーバードって聞くと北陸方面を走っている
特急電車を思ってしまうのは私が音楽音痴なのか?
無知なのか?どちらかなのでしょうね。
外国の演劇にもあったようですが私にはよくわかりません。
足踏み式のミシンは懐かしいですね。
わが家には使わなくなってもまだ実在します。
母の宝蔵品になっていますので捨てるわけにはいきません。
子どもの頃、私が遊びでよくさわりました。
そのたびに糸を絡ませて叱られたものです。
今はジグザグ縫いや難しい縫い方の出来る優れものが
あって母も、娘もそれぞれ自分だけのミシンを持っています。
書店に行くとその時その時に話題になっている本が入り口近くの目立つ場所に置かれていますね。
話題の本は時代に乗り遅れないために大変いい本ですが、
読むのは自分の好きなジャンルに偏ってしまいます。
視野を広げ懐の大きい人間になるためにもっとジャンルを広げて
物の見方、考え方を変えなければと思いますが
能力がついていきません。
今日はpinkyさんの心の余裕というか、大きさを感じました。
まあ、小父さんはねにもつタイプでいらっしゃいましたか!
根に持っているといっても様々ですが、いつまでも恨まれるのはかんべん願いたいものですね。
小川洋子さんのこの番組面白いです。
知らない本はもちろんですが、知っている本の
紹介を聞くのも面白いものです。
新たな発見があったりします。
『サンダーバード』 (Thunderbirds) は、1965年にイギリスで放映された
人形劇による1時間枠の特撮テレビ番組のことです。
世界各地で発生した事故や災害で絶体絶命の危機に瀕した人々を
国際救助隊[IR](International Rescue)と名乗る秘密組織が
スーパーメカを駆使して救助する活躍を描く物語でした。
日曜日の夕方放送されていて、毎週楽しみにしていました。
その中のペネロープという諜報員の吹き替えを黒柳徹子さんがやっていらっしゃいました。
最先端のファッションを身にまとい、ドロップヘッドクーペを乗り回す姿は
人形と言えどもとてもかっこよく思えたものです。
そして出動要請があると、このテーマ曲http://youtu.be/1_EUkiGOGYU
秘密基地から出動していくわけです。
その秘密基地からそれぞれの任務に合ったメカが現れる様子が
このミシンが箱の中から現れる様子と重なって思えたのです。
この感覚を共有できたことが、とても愉快に思えました。
ただ、このサンダーバードに登場するメカをご存じないと
この感動(?)は伝わりませんよね。^^:
小父さんのお兄様は確か小田急沿線にお住まいでしたよね。
それで、よく御存じなんですね。
小田急電車に乗っていると、目に入る看板や街の様子
が面白く書かれています。
岸本佐和子さんとは、翻訳家でいらしてエッセイストです。
詩的というより、頭の中でぶつぶつとつぶやいていることをそのまま文字にしたような
面白いエッセイでした。
サンダーバード!そうでした。
京都駅で度々見かける特急車両のことでもありますね。
私の言うサンダーバードとは、子供の頃《何度も再放送されていますが)観ていた
イギリスの人形劇です。
秘密救助隊という誰にも知られていない組織があり
そのメンバーが災害や事故に遭った人たちを救助する物語で
当時は画期的な話だったように思います。
人形もとてもよくできていて、人形であることを忘れていしまうほどでした。
その救助隊のメカが普段はプールになっているところとかから
突然あらわれるのです。
その様子がミシンが反転して出てくる様子と重なって
とても面白く思ったものでした。
それを、もう数十年たってから同じ感覚を持っていた人がいたことを知り嬉しくなりました。
足踏みミシンはまさに魔法の箱のように思えました。
Yellowleafさんのお母様も裁縫が得意でいらしたんですね。
まだ電化製品が珍しい時代で、このからくり箱のような
ミシンがとてもかっこ良く思えたものです。
足の鉄の部分が、エッフェル塔のそれにかさなって
あのデザインに憧れを持っていました。
最近は、本当に長編小説をよまなくなってしまいました。
「不毛地帯」は大作ですね。
最初の部分しか読んだことがありません。
あの長編を2時間ちょっとのフィルムにまとめてしまえるはずはないから
原作を読まなくちゃとは思っていますが、なかなか読み始めることが出来ずにいます。
その点、エッセイ集は調理の合間に、休憩時間にと
少しずつ読めるのがいいところですね。
一般的に”ねにもつ”タイプではないと思いますが、
悔しい思いをしたり、屈辱的な気分を味わった時は、それを克服しようとひたすら努力しますね。
恨みまでは持ちませんが、見返してやろうというくらいです。
ひいてはそれが感謝の気持ちに変わったりして・・・
その本、読んでみたくなりました。
”俺は蛇のように根に持つ男や” といったのが
ものすごく怖い印象に残ってしまって、、、
私は言葉にするのが下手なので
自分に出会えるような文章って魅力です
小説が 読めないタイプで エッセイは大好きです
面白そうですね~
本屋で探してみよう。
私は地元ゆかりの 故伊丹監督のエッセイが好きで何冊かもっています。
古いエッセイですが「女たちへ」がオススメ、
古本屋で探してみてねー
女たちへ ではなくて 「女たちよ」でした。