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素敵な景色に遇えるかも・・・

めぐるめぐるよ~レタスは巡る・・・

2009-09-07 | 四季折々のひとりごと
【まだまだ元気なキバナコスモス】

昨年、お向かいさんに頂いた「キバナコスモス」の種から芽が出て…
とても大きく育ちました。

                              

最近、シーザーサラダには待っているお友達から
「ロメインレタス」というのを作ってくれない?とリクエストがありました。
シーザーサラダとは、ロメインレタスをメインにしたサラダのこと。
ちぎったロメインレタスとクルトンをフレンチドレッシングで和え、
粉チーズをかけるのが基本型なのだそうです。


[ロメインレタス」の種をあちこち
探し回ったのですが、どこにもありません。

ロメインレタスとは、ローマのレタスという意味です。
それで、てっきり古代ローマ将軍のシーザーに
由来するサラダだろうから
イタリア原産の野菜だとばかり思っていました。
最近のイタリアンブームに乗って、
JAにもイタリアンキャベツやイタリアンブロッコリーや
パセリの苗が出ています。

仕方がないので、ネットであちこち探してみると
ロメインレタスというのは、コスレタスの中の
一種だということが分りました。

そこで、JAのお友達に尋ねてみたら…
「コスレタス」の種なら取り寄せてくれるとのこと。
早速お願いしました。

コスレタスとは、コスタリカのレタスのことで
栄養成分にとても優れていて
一般に売られている玉になったレタスに比べて
ビタミンCは2倍程度、β-カロチン・
ポリフェノールについては、3倍程度多く含み
疲労回復などの効果があるそうです。

クセがなく食味が良いので
サラダや炒め物の他に、焼肉などの色々な
具を包んで食べても美味しいそうです。

初めて蒔く「ロメインレタス」ちゃんと育つか心配です。

 

【コスレタスの種】





↑これは、キバナコスモスの種です。
少しずつ種をつけ始めました。
来年用に採って置かなくては!! 


                              

 コスタリカのレタスが、何故ヨーロッパに渡ったのかといえば
コスタリカが、スペインの支配化にあった時代にヨーロッパへ
と持ち込まれたのだと思われます。

そして、シーザーサラダとは
古代ローマの将軍のシーザーのサラダではなく
アメリカ国境に接するメキシコの町・ティフアナのレストラン
「シーザーズ・プレイス」(Caesar's Place)のオーナーで
あったイタリア人の料理人
シーザー(チェザーレ)・カルディーニ(Caesar Cardini)に
よって調理されたのが最初なのだそうです。

GHQの高級将校宿舎として接収された帝国ホテルで
クリスマスイブのパーティーのメニューとして
作られたのが最初なのだそうです。
そして、日本で始めて作られたとされているサラダも
このシーザーサラダなのだそうです。



 【風に逆らい羽ばたきながら必死で蜜を吸う蝶】


                              



【百日草とアゲハチョウ】

アメリカの近いメキシコの町のイタリア人の料理人が、残り物で思いついたサラダは、
時を経て帝国ホテルのメニューとなり、日本にサラダを食べる習慣をもたらし

「コスレタス」は、スペインからイタリアに渡り「ロメインレタス」となって
巡り巡って日本にやって来たのですね。

                              

今日の食卓から
 『残り物のとろろで豆腐ステーキ!』 
                 
   とろろかけご飯のときに残ったとろろを
 冷凍にして置きました。

 薄く油を塗ったフライパンに
 良く水を切った木綿豆腐を入れ
 両面が少し焦げ目がつくまで焼きます。

 そして、解凍したとろろをかけ
 とろけるチーズを載せ
 蓋をしてチーズがとろりとするまで
 とろ火にかけます。

 花鰹と青海苔と
 醤油を少しかけていただきます。



                              



今日もお付き合いくださってありがとう~!