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ストックホルムのシルバー会。

SCB(スウェーデン中央統計局)によれば、ストックホルム・レーンには181人の日本人高齢者がいらっしゃるそうな。

スウェーデン全体の日本人高齢者は、338人だそうだから、半数以上の高齢者が都市部に住んでいるわけでR.

スウェーデンには、日本人が2394人住んでいる。高齢化率は14%。

比率としてはそう高くはないが、最高齢の方は92歳だそうで、今後、要介護高齢者も少しずつ増えてくるであろう。

1998年の留学当時聞いたことであるが、死後数週間してから発見された日本人高齢者もいたそうだ。

どこに住んでいても、高齢者問題は存在する。

そうした中、2004年に、<シルバー会>が会員20名でストックホルムに誕生したそうな。

現在の会員数は、120名とのこと。

会員専用のスペースを持ち、ストックホルムから補助金を得て、親睦を深めているようだ。

介護を必要とする会員には、今後、日本人ホームヘルパーを派遣することも計画しているという。

スウェーデンでは、コミューンが高齢者ケアの責任主体であるが、ホームヘルパーさんはスウェーデン人もしくは外国人である。

日本人がホームヘルプに来る可能性はゼロに近い。


シルバー会の存在意義は今後ますます強まるであろう。

以上の話は、スウェーデン在住の<レグランド 塚口淑子>先生のブログ<ぼちぼちスウェーデン>
に書かれている。

http://blog.goo.ne.jp/stockholm_1966/d/20101022

数日おきに、先生は、記事をお書きになっている。とっても興味深いので、携帯に入れて、毎朝確認するのでR。

塚口先生は、これまでに<女たちのスウェーデン>という本をお書きになっておられる。

そして近いうちに、塚口先生編集の<スウェーデン・モデル>という書籍が、ノルディック出版から出される。

私も第8章<スウェーデン高齢者ケアの過去・現在・未来>を書かせていただいた。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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ブログに飛んできました (108の項目)
2010-10-25 10:01:12
ちゃっかりコメントも入れさせていただきました。

スウェーデンの話を読んだり、話をしたりすると、空港に降り立った時や地下鉄のがらんとした空間に漂う、針葉樹の香りの混じった空気を無意識に思い出します。大阪の地下鉄の歩ホームの作りや、カンカン!っていうアナウンスの前の音は、そっくりなのに、空気がお好みソース風で残念です。
 
 
 
拝復、108の項目様 (キョトンC)
2010-10-25 11:06:38
フットワークの凄さに脱帽です。

地下鉄で針葉樹の香りを感じたことがありません

この点でも、脱帽です。
 
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