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masaさんの介護福祉情報裏版を読んで。(1)

masaさんという北海道在住の高齢者ケア施設職員さんのブログが、超人気である。

私も携帯に入れて、帰りのバスや電車の中で、読んでいる。

いつもその専門性の高さと判断の適格さに感心しながら読んでいる。

そのブログの1月7日の記事は「外国を手本にできない日本の高齢者福祉の現状。」というタイトルであった。

記事中、スウェーデンが取り上げられているので、ムッシュ・ムラ・ムラと、小生のブログに取り上げたくなったのでR。

masaさんが指摘しているように、日本の介護保険制度は、ドイツ、北欧、アメリカのシステムや理念、方法論をつまみ食いした、パッチワーク型(あるいはモザイク型)の制度である。

そもそも、特定の外国を手本にすることなどできるわけがない。高齢者ケアを含めた社会保障制度や税制度、歴史、文化、価値観などどれをとっても日本と似ている国などない。

その結果、様々な国々の良いところを、システムや文脈から切り離し、つまみ食いしてしまうことになる。

しかし日本の現状は、そうしたつまみ食い方式をも許さないところまで来てしまっている。

そこで、氏は、日本の深刻な現状にマッチした高齢者ケアのシステムや方法論を編み出していこうという、チャレンジングな呼びかけをしている。

全く同感である。

ただし、記事中に出てくる、スウェーデン話に関しては、一言いや二言ぐらい申し上げたいことがある。

                        (明日に続かせます)

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