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息子と焼肉屋で飲む。

私の人生で課題があったとするならば、息子との会食である。

全くなかったわけではないが、極端に少なかった。

 

昨日は、自宅近くの焼肉屋で飲みながら四方山話をした。

その焼き肉屋はビルの2階だけだと思っていたが、3階

もありその座敷に座った。

 

息子が予約してくれた。

いつもの焼き肉キングとは違い、

街焼肉で、肉厚でたいそう美味であった。

 

ライスを注文したら<大盛>でびっくり。

少し残してしまう。

 

長いこと飲みながら話をしたが、

私が何故、介護政策の研究に関心を持つに至ったのか、

その初発の動機を聞かれた。

 

かぶせて、幾つかの国の介護政策に関心を持っている

のは何故なのか、その研究の動機を聞かれた。

 

どこかの大学の採用最終面接で聞かれているかと錯覚した。

まるで口頭試問であった。

 

息子が私の研究や研究スタイルに関心を持ってくれていて

とても嬉しかった。

 

話の後半で、私たち老夫婦の介護に関心を持っていることが

分かり驚いた。

 

関心を超えて filial responsibility を強く持っていることに

超驚いた。

 

意外であったが、その覚悟を聞くにつけ、30歳を少し超えて

大人になったなあとしみじみ感じる。

 

最初と最後に握手したが、スウェーデン人のような力強さ。

 

腕相撲をいつかやろうと思っているが、ハンディをもらわなけ

れば。

 

 

 

 

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