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時間オーバーの巻。

本日の福祉論bの授業で、初めて時間オーバーとなってしまった。

何年か前に記事にしたことがあるが、NHKスペシャル<二人だけで生きたかった-老夫婦心中事件の周辺>を久しぶりに、授業で用いた。

最初に、このNHKスペシャルの最もシンプルなアウトライン説明をした。4組の老夫婦が登場する。

いずれも妻が認知症のケースである。

4組の二人だけの生き方は大きく異なっていることを、60分のビデオの中で感じてほしいと思う。

石塚夫妻、形見夫妻、青木夫妻、高橋夫妻の4組。

その後、感想文を300字以上400字以内で書いてもらう。

さらに、その後、授業評価を行った。

来週の木曜日が、平日であればこんなに<詰め込む>ことはなかったのだが、残念ながら来週の木曜日は休みなので、ギューっと詰め込んだ。

授業評価は、マークシートだけでなく、裏に、この授業の良い点、悪い点、大学への要望を書くようになったいる。

私の授業ペースに、受講生の皆さんも適応しつつあるが、やはり、文字を考えながら書くのには時間がかかる。

10:30に終わらなければならないところ、10:35までかかってしまった。

来年1回目の授業は、5分短くしてバランスを取るので、あまりカッカプンプン!しないでね。

あのNHKスペシャルは、1991年度のものである。

ヒントは途中で出てきたデータのところ。

ナレーションを聞いていれば、1991年度であることが分かる。

もう20年も前の番組であるが、今の日本の高齢者福祉の問題点をしっかりと予測している。

見事な番組である。

 

 

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コメント
 
 
 
Unknown (ワオゼ)
2010-12-16 17:41:20
すみません…1991年の事も4組の夫婦の異なる点も書けていませんでした…。
 
…途中で何回か泣いてしまいそうになりました。
なぜ、こんなにも夫婦の希望が叶わないのか。
 
片方のパートナーが痴呆症ならば、支えるために夫婦で施設への入居を認めてあげてもいいのではないかと思いました。
 
 
 
拝復、ワオゼ様! (キョトンC)
2010-12-16 17:53:44
確かに、夫婦は二人が一つの単位になっているため、引き離すことは問題がありますね。

ただ、どの国でも(スウェーデンも含めて)、認知症でなければグループホームに入れないし、要介護の状態でなければ、特別養護老人ホームや老健に入れないですね。

私も20年前に、うちの監督と一緒に見たときには、泣きそうになりました。

監督は、ハンカチで拭いていました。
 
 
 
Unknown (ワオゼ)
2010-12-16 19:42:06
僕は出かけた涙が落ちないように何回か上向いて乾燥させてました。
 
 
 
拝復、ワオゼ様! (キョトンC)
2010-12-16 19:56:18
それは、それは。

坂本九の世界ですねえ。。
 
 
 
Unknown (ザキ氏)
2010-12-16 22:04:13
初めてオーバーとか・・
ビデオ見てみたかったです。もちろん、試験問題に出題ですか?
経営学部の中教授みたいに論述方式まではいかないと予想してますが。
 
 
 
拝復、ザキ氏様! (キョトンC)
2010-12-16 23:14:53
今日、感想文を書いてもらいました。

年明けの授業では、30分かけて解説します。
このビデオには気合いが入っていますよ。
 
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