『ケアとジェンダーの比較福祉社会学』年内発刊切望中!!『東アジアの高齢者ケア:韓国・台湾のチャレンジ』絶賛販売中!
大学教授キョトンC日々アラカルト便り!!
東京物語を80分だけ見る。
9:05~
14:45~
2回それぞれ、80分間上映する。
私は、大学時代、京都の映画館で見た。
福祉論aの受講生達は、大学の教室内でこの映画を見る。
白黒の映画を見ることはほとんどないであろう。
事前に確認したが、東京物語は一度も見たことがないという。全員が初体験。
9:05~ の受講生は、まじめな学生が多いのか、朝早いのでテンションが上がっていないのか、最初から最後まで静かに見てくれた。
ただ、1限目ということで遅刻者が10名ほど。
14:45~ の受講生は、ハイテンション状態である。受講生も多い。東京物語の最初に、配役と役者の名前が2分ほど流れるのだが、ざわざわザワザワ。
プッツン切れそうになったが、2分後、映画が始まると皆集中し静寂が確保できた。
こちらは遅刻者7名程度。午後の受講生は、午前のそれより倍多いが、遅刻者は少ない。
こちらの特徴は、ボールペンをくるくる回して、床に落とす学生が2名。落とすぐらい下手なら、回さなくていいのに・・・。
映画の最中に、何のアピールなのか?
映画館のような環境を作るために、フットライトだけにする。
当然居眠り学生が発生する。
でも私の授業の時間よりは、居眠りが少ない。
私の立場がない。
東京物語がキョトンC語りより価値が高いということだ。当たり前・・・。
どちらのクラスも、トイレに出る学生がいつもより少なかった。
この映画を<老親と成人子の扶養関係・家族関係>という観点から見てもらっているのだが、
私なりの映画へのアプローチとして、各受講生に<惹句>(キャッチコピー)を考えるように指示している。
知識を吸収するだけなら、インターネットで十分。
頭を使うレッスンである。
来週、残りの55分を鑑賞し、感想文を書いてもらい、最後に惹句を書いてもらう。
私も、昨日、映画を見ながら、惹句を考えた。
一つしか思い浮かばないが、まあまあではないか。
たぶん、学生が考える惹句の方が、私のよりも良いのではないか。
ベスト10に入らなかったらどうしよう。
この結果は、<惹句選考委員会の審査を経て>来週金曜日か土曜日に発表したい。
///////////////////////////
昨日のアルコール
中ジョッキ 7杯
赤ワイン 1杯
白ワイン 1杯
ホッピー 1杯
今朝の血圧・脈拍
右・・・129-85-85
左・・・133-79-87