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お世話になった先生を囲む会

昨晩は、昔私が26歳から31歳までお世話になった先生が定年退職されるということで、有志で集まり<囲む会>を開いた。

26歳から31歳というのは、東京都老人総合研究所社会学部に勤務していた時代である。

今は、研究所の名称がなくなり、東京都健康長寿医療センター(うろ覚えで?)となっている。

5年間、心地よく仕事をすることができたのは、ひとえに直属の上司(室長)のお人柄によるところが大きい。

私はたった5年しかいなかったので、別に私が発起人になる必要もなかったが、誰も声を上げないので、私が小さな声をあげたわけである。

5年間、その先生から小言を言われることもなく、<命令>されることもなく、自由に好きな高齢者研究をさせてもらった。もちろん組織なので、プロジェクトの1メンバーとしてしっかり働いた上で、自由な研究者生活も満喫できた。

その先生を一言で表現するならば、<すこぶるさっぱりとした先生>である。

研究者は私を含めてさっぱりしていない場合が多い。

管理職でさっぱりしていることは、なかなかできないことである。

昨日は研究所時代の<私の知らない>話が聞けて意義深い2時間半であった。

 

 

 

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