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もういくつ寝ると、総選挙!

 ちょうど1か月後に、総選挙がある。今回は、拮抗しているらしい。日本ではなく、スウェーデンの話である。ちょうどこの時期に、スウェーデンを訪問することになり、総選挙をとても楽しみにしている。半年振りのスウェーデンである。今回はコミューン(市)調査に主眼を置いているが、この総選挙の事前準備と事後整理のため、訪問を希望している幾つかのコミューンとの交渉が暗礁に乗り上げ、個人的には頗る困っている。4年に一度の超多忙期に、日本の研究者の相手をしている余裕はない!ということなのだ。大学の授業を休講しないために、そして航空チケットが最も高いハイシーズンを外すために、苦心して考えたのがこの9月中旬なのであるが、スウェーデン側の都合を考えると少し、ミスマッチだったのかもしれない。でも考えようによっては、ミスマッチもまた楽し!である。

 さて、拮抗問題。スウェーデンは社会民主労働党が、政権を長く握り、いわゆる福祉国家を構築してきたのであるが、最近では、1990年から4年間、社会民主労働党は下野した。その4年間は、カールビルト率いる穏健党が政権を握った。今回12年ぶりに、その穏健党が再び政権を握る可能性が出てきたのである。党首は、フレドリック・ラインフェルト(41歳、男性)。この党は、これまでの福祉水準を維持しつつ、新規雇用創出に取り組み、NATOへの加盟を軸にスウェーデンの伝統である中立政策を転換しようとしている。

 受けて立つ、社会民主労働党の党首は、ヨーラン・パーション(56歳、男性)。安定感はあるのだが、花がないというか、オーラがないというか。真面目なのは良いことなのだが、もう少し、喜怒哀楽を前面に出し、リーダーシップを発揮してほしい。これまで、モナ・サリーン(かってクレジット・カード問題で話題になった)やアンナ・リンド(ストックホルムのNKデパートで殺害された)など女性党首候補がいたのだが。

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