ぼやきのキョロ兵衛・私的日ハム道

北海道日本ハムファイターズを中心とした日々の思った事をつぶやいています。

ファーム3捕手(今成、小山、駒居)について

2007年11月25日 13時00分10秒 | 選手評価
契約更改も続々とあっという間に21名が済んでしまったんですね。
契約更改と同時に、各選手を振り返ろうという試みは早くも挫折しそうな感じになってきました。

さて、思いつくまま捕手編です。
渡部捕手は済んでいますから、ファームのその他3選手を。

まずは次期正捕手へと期待されている今成捕手
昨年はイースタンで中盤以降、高卒1年目でありながら他捕手の故障などのお陰で英才教育並に52試合に出場して経験を積みました。
今春キャンプはその素材の高さを買われて1軍に大抜擢されましたが、高橋、鶴岡の牙城が崩せずオープン戦前にファーム落ち。
更に今シーズンは渡部捕手の復帰により、競い合いながらの試合出場。
試合数は64試合と昨年よりは伸ばしたものの、バッティングが不調で昨年の.239(109-26)⇒.200(190-38)と落ち込みましたね。
プロの壁に大きくぶち当たったと言った感じでしょうか?
リード面もまだまだ課題が多いですね。
個人的には性格がお祭り男ですから、大きく好感を持っていますので頑張って欲しい所です。
まずは1軍というより、目下の競争相手である渡部捕手の正捕手争いを制してイースタンの正捕手取りが目標になると思いますが。
もともとバッティングに魅力がある渡部捕手と競い合いをしても勝てないとと思いますが、打率.200は寂しいですね。
今季は初本塁打を放つなど長打力は少しずつ付いてきていると思いますが、もともと長打力自慢のバッターではありませんからミート中心のバッティングで打率向上を目指して欲しいと思います。
今成捕手の場合、それなりに足も早いですから。
後は、投手に信頼されるようなリード、キャッチングを身に付けていって欲しいと思います。

小山捕手は、シダックス時代に野村監督の師事を受けていたので野村ID野球ゆずりのリード面+プロでもトップクラスの強肩と50メートル5秒8の俊足という身体能力抜群の捕手として即戦力で入団したのですが、昨年は1軍に上がる事は無く。
ふてくされてなのか分かりませんが、練習態度が悪いと言う事で試合出場停止処分も受けるなど踏んだり蹴ったりの昨年でした。
ただ、その後心を入れ替えて野球に打ち込み、フェニックスリーグでは打率.455(10-4)と好成績を残したんですけど・・・。
今季は、チームの渡部-今成の若手捕手育成という路線から漏れて控え捕手というポジションに。
やはり即戦力として入団した選手は1軍で活躍しなければ2軍ではチーム方針上出場機会が恵まれないようです。
ただ、今季からスイッチヒッターから右一本に絞った打撃は打率.400という目覚しい成績を残すなど、チームでも代打に出場したりとチームに2位に大きく貢献下と思います。
シーズン後半からは、出場機会を増やす為に三塁にチャレンジしましたし、フェニックスリーグでは全て内野で出場でしたが三塁中心に二塁も3試合ほど守りましたね。
多分、1軍は三塁のレギュラーを決められなかった為にコンバートを考えていたのかもしれません。
元々、俊足で強肩と言う事でフットワークも良さそうですし。

しかし来季は怪物ルーキー中田翔選手が三塁手として挑戦するようですし、成功するようだとそのポジションの奪取も難しくなりそうです。
捕手の守備面の実力が1軍レベルまで達しているのかどうか、良く分からないのですが、バッティングが向上すればまだまだ付け入る余地があると思いますので、来年は捕手として最後のチャレンジをして欲しいと思います。

最後に駒居選手
プロ入り7年目の古株捕手です。
個人的には、鶴岡捕手とファームで正捕手争いをして破れ、鶴岡捕手が1軍昇格した時に終わったかな?という印象を持っています。
今季は、渡部、今成捕手の台頭で出場試合数も26試合に留まるなど1軍昇格は難しい状況ですが、ファームでは貴重なベテラン捕手としてチームを引っ張ったと思っています。
現、中山ブルペンキャッチャーみたいな役割でしょうか?
若手投手の球を影ながら受けているのだと思います。
本人には失礼ですが、まあ良くこのオフに戦力外されなかったなーという印象です。
来季も若手選手に良いアドバイスを与える兄貴肌として期待しています。

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W武田、日本代表落選・・・。

2007年11月24日 16時57分33秒 | 1軍
日本代表に選ばれていたW武田事、武田久投手武田勝投手は日本代表の最終(か?)メンバーから落選してしまいました。
残念・・・。
まあ、ダルビッシュ投手はエースとして、稲葉選手はスタメンですから、まあ良しとしますか。

個人的には武田久投手はは昨年が登板過多、今年は昨年の疲れが残る中、投げ続けましたから、疲労はかなり溜まっていると思います。
武田勝投手も2年連続で中継ぎ、先発とかなり疲労が溜まっていると思いますから、今シーズンはゆっくり休んで、来季に備えてほしいと思います。
お疲れ様でした。

一方、ダルビッシュ投手稲葉選手にはぜひ活躍して日本の北京五輪キップを手に入れてきて欲しいと思います。

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植村投手はチームトップタイの7勝を挙げて20万アップ!!

2007年11月24日 00時43分44秒 | 選手評価
スポニチ北海道の稲葉選手の札幌ドームMVPの記事に隠れて植村投手の契約更改の記事が載っていましたね。
植村投手は、1軍登板はありませんでしたが北京のプレ五輪で金メダルの獲得が評価されて20万アップの推定500万で契約更改したそうです。

プレ五輪の金メダルが評価されたのかな?
個人的には今季イースタンで先発ローテに入ってチーム最多タイとなる7勝を挙げたのが評価されたのだと思っているのですが・・・。

植村投手は実は野手として獲得したのですが、本人が是非投手をしたいという意向を尊重して投手として1年を過ごしました。
投手としての課題は、野手投げの為にストレートの投手らしい伸びが無いのと、制球難だったと思っていましたが、制球力に関しては、たしかにアバウトな面がありますが、66回2/3で18四球と3イニングで1個弱と思ったより纏まっているんですね。
私が植村投手を観た試合は不調だったのか5回も持たずにKOされましたが、終わってみれば7勝2敗、防御率4.05と高卒ルーキーとしてはまずまず合格点を挙げられる成績だったと思います。
ストレートも常時145キロ前後を出せるようですし、とにかく気持ちが強い選手ですから、投手としても大成するんではないでしょうか?

高田元GMも、この活躍は予想外だったようですが、近い将来出てくるのではという期待を持っていたようです。
更にはプレ五輪のメンバーに選ばれて金メダルの獲得に貢献しました。
来季すぐに1軍という可能性は低いと思いますので、来季はイースタンで最多勝を目指してぐらいの意気込みで頑張って欲しいと思います。

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江尻投手、今季の活躍が認められ20%で2年契約勝ち取る!!

2007年11月23日 20時39分46秒 | 選手評価
今季、中継ぎに転向して42試合に登板し7勝4敗1S11H、防御率3.33という成績を残すなどチームの連覇に大きく貢献した江尻投手
シーズン終盤に右肘痛で登録抹消、その後、右ひじ内側側副じん帯の再建手術を踏み切り全治1年と来季絶望という状況の中、20%(400万)アップの2400万の2年契約で契約更改しました。
この数字を聞いた時、ちょっと評価低くない?と思いましたが、来季も同額での契約という事を聞いて、それならば納得でした。

昨年までは序盤までは先発投手でしたが、ファーム降格後に中継ぎとして短いイニングを調整登板していくうちに、球速も150キロが出るようになるなど中継ぎとしての方が活躍できるのではと思うようになり、今季は中継ぎ一本で勝負に入りました。
シーズン序盤こそ、ファーム調整でしたが、早々に1軍に昇格すると武田久、マイケルに繋ぐまでの貴重な中継ぎとしてフル回転の活躍でしたね。
普通中継ぎで7勝というと勝ち試合を同点にされてからの勝ち星と悪い方に見られがちですが、江尻投手の場合、負け試合又は同点の場面で見事に相手打線を抑えての勝ち星ですから評価が高いと思います。
イニング途中での登板に弱い所もありましたが、徐々に解消されるなど来季はもっとやってくれると思っていただけに右肘の怪我が残念でした。
ただ、その右肘ですが昔から付き合ってきた怪我らしく、とうとう今季爆発したとうような事も聞きました。
これって、投込みすぎが原因か?なんて勘ぐってしまうのですが・・・。

手術は見事に成功し経過も順調と言うか予想以上に早いというのを聞きましたが急ぎすぎて元に戻らないと言う事もありますから、焦らずじっくりリハビリに励んで2009年に完全復活した雄姿を見せて欲しいと思います。

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木下投手、実働1ヶ月で180万アップを勝ち取る!!

2007年11月23日 20時18分10秒 | 選手評価
昨日の契約更改で2年目の木下投手が実働1ヶ月で見事に180万アップの900万で契約更改しました。

昨年のフェニックス・リーグでチームでただ1人、完封勝利を挙げで、今年の先発ローテ候補として期待されるも、調整不足で春季キャンプはファームスタート。
キャンプでは順調に調整するも開幕1軍はならず。
イースタン・リーグでは先発ローテに入り好投を続けると、5月19日に先発の穴を埋めるべく、今季初の1軍昇格を果たすと同日に先発してソフトバンク打線を9回6安打無失点で抑えて見事にプロ初勝利を初完封で挙げました。
この時は、このままローテに入り活躍してくれると期待していたのですが、この後5試合に先発し2勝1敗、防御率2.60と記録上は好成績に見えるも5回持たずに降板する試合もあったりと、結果を残せずにファーム落ち。
スポニチ北海道の記事では、6月以降は背筋痛に悩まされたの事。
ファーム落ちした時は、調子が落ち始めたのでファーム落ちしたのかと思いましたが、もしかしたら背筋痛を発症してファーム落ちしたのかもしれませんね。
その後、ファームでは数試合は登板しましたが、後半戦は登板なしで終わりました。
(故障しているという情報はあったのですが、その症状を初めて知りました(^^;))
本人にとってはとても満足のいくシーズンではなかったと思います。
その中で年俸アップですから、驚いたのでは?
球団の木下投手に賭ける期待の大きさを伺わせます。

ただ、後輩である吉川投手が先発ローテに定着して活躍しているところを見ている訳で、来年こそはという気持ちは大いにあるようです。
それを見せるかのように、先日ダルビッシュ投手が日本代表に合流前日の最後の調整日に自ら進んでアドバイスを受けていました。
投球フォームについて色々アドバイスを聞いていたようですが、投球においての背筋の大事さについても教わったようで、シーズンオフは肉体改造に取り組むとの事。
新しい木下投手が見れるかもしれませんね。

来季の右の先発ローテとして私は糸数、多田野投手の2投手を挙げてますが、日本のプロ野球の実績で言えば木下投手の方が勝っているの忘れてました。
今シーズンの後半の怪我も来季への影響はなさそうですし、来季はかなり期待できるのではないでしょうか?
来季こそ先発ローテ入りを!!

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八木投手、左肩違和感を再発!!ルーキー宮西後釜期待!!

2007年11月23日 11時07分10秒 | 故障
スポーツ報知の宮西投手の指名挨拶の記事を見ていたのですが、今秋季キャンプで八木投手左肩の違和感を再発させてしまったようです。
昨年末と同じなら抜けるような感じがしたのでしょうか?
来季の復活に大きな期待をしていただけに、残念です。
入団時は、タフネス左腕という前振りだったので、怪我などしないものだと思っていましたが、大学4年時、昨年とフル回転で登板を重ねた蓄積疲労が昨年末に出てしまったのでしょうか?
今季は開幕に間に合わせようと、春季キャンプで急ピッチに調整をしていった為に身体にムリが出てしまい、結果的に不満の残るシーズンとなってしまいました。
そして再発・・・苦しい状況になってしまいました。
来季は、2軍スタートでリハビリメニューから始めていくのだと思いますが、今季のようにあせらず、自分の投球が出来るまで地道に調整していって欲しいと思います。
まだまだ、野球人生は長いのですから!!

それにしても八木投手の離脱で来季の先発左腕ローテに暗雲が立ち込めてきました。
個人的には中継ぎで力を発揮して欲しい武田勝投手がやはり筆頭ですね。
二番手は今季4勝を挙げた吉川投手
阪神から移籍の中村投手、そして宮西投手となるのでしょうか?
昨年の早大卒コンビ、宮本、山本両投手も虎視眈々と狙っていると思います。
未完の大器、須永投手も居ますし。(怪我のぐあいはどうなんだろう?)

期待できる選手の名前は挙がりますが実際に2年連続で実績を残しているのは武田勝投手だけですからね。
その武田勝投手も、2年連続で中継ぎ、先発とフル回転で登板してきた疲労が溜まっているのかシーズン終盤、ポストシーズンと調子を落としているので不安が無い訳ではありませんし。

こういう状況下で梨田監督の宮西投手に期待をかける思いも良く分かります。
ドラフトでは今シーズンの不調からか評価を落としてしまった宮西投手ですが、それを発奮材料にして、大卒左腕トリオの加藤、長谷部投手を追い抜くような成績を残せるように頑張って欲しいと思います。
このオフはプロの練習についていく為に現在75キロの体重を80キロにアップを目標に練習を積んでいるようですし、来年が楽しみです。

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成績は着実にアップしているがパッとしない尾崎選手!!

2007年11月22日 23時47分40秒 | 選手評価
右の大型内野手としてドラフト1位で入団した尾崎選手も今年で5年目。
ハワイ・ウィンターベースボールに派遣されるなど昨年までは強化指定選手として優先的に試合に出場、経験を積ませるも思ったほど成長が見られず、今季は今浪選手が入ってきた影響で出場機会が激減した今季。
結果を見ると今季は最高の成績を残したんですね。

05年 80試合 打率.245(249-61) 5本34打点0盗塁
06年 89試合 打率.275(320-88) 7本46打点2盗塁
07年 72試合 打率.314(220-69) 5本40打点1盗塁(16二塁打)

代打で狙い済ましたようなホームランを打ったりと勝負強さが身についたなーという印象を受けました。
5-5など固め打ちも出来ますが、打てないときはからっきしダメだったり好不調の激しいバッティングは気になりましたが。
ポジションでも今季から二塁に挑戦するなど出場機会獲得の為に頑張っていましたが、今年も1軍から呼ばれる事はありませんでした。
一方で、2年目の陽選手は1軍の控え野手として、高口選手の終盤にテスト的な目的で1軍に昇格するなど後から入った後輩に追い抜かれてしまいましたね。
秋季キャンプでは、真喜志新内野守備コーチに徹底的に鍛え抜かれている所を見ると課題は守備なんでしょうか?
個人的に二塁守備を見た限り、グラブ捌きの巧みさなど高口選手より上に見えたんですけど。
それも反映してか今年は微額ながらダウン査定。
きっと、今季は春季キャンプも1軍に呼ばれましたし、1軍戦力として期待されていたのだと思いますが・・・。

来季は6年目を迎えて、高卒の野手としては勝負の年になりますね。
ライバルは多いですが、全ての面でレベルアップして来季こそ1軍出場を!!

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打撃のレベルアップでアップ査定の渡部捕手、来季こそ1軍マスクを!!

2007年11月22日 22時54分11秒 | 選手評価
さっき書いた糸井選手みたいな感じに気になった選手をちょくちょく書いていこうと思います。
多分、全員は書けない様な気がしますが・・・(特に主力選手は書かなくても分かっているから)

次は日刊スポーツの記事が掲載された渡部捕手
一昨年に手術した肩の影響で昨年もDHの出場がほとんど、長い間リハビリに終われてましたが、今年になりやっと捕手として本格復帰しました。
昨年休んでいる間、今成捕手の評価が高く春季キャンプも1軍よばれるなど後輩に抜かれた感がありましたが、いざシーズンに入るとレベルアップした打撃を今成捕手を一歩リードして、後半は正捕手に納まった感がありました。
今成捕手がマスクを被った時も、DHで出場するなど打撃の評価はかなり高いなあという印象を受けました。
1年目からパンチ力があるなーと思っていましたが、今季はセンターを中心として打ち返すバッティングでタイムリーを量産するなどクリーンナップとして5番に座る事もあり、リーグ2位に大きく貢献しました。
今季の成績は以下の通り

57試合 打率.315(168-53) 7本36打点2盗塁

はっきり言ってここまで結果を残してくるとは正直ビックリしています。
秋季キャンプも1軍に初抜擢されるなど来季は1軍の期待されますね。
その結果が、年俸のアップ査定に現れたのだと思います。

道内関係選手初の1軍抜擢があるかも知れませんね。
目指せ、札幌ドームのスタメンマスク!!

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契約更改始まる。糸井選手は初のアップ更改!!

2007年11月22日 22時30分29秒 | 選手評価
陽選手が台湾代表に合流する為に一足早く契約更改しましたが、それを除けば日本ハムも契約更改が昨日から始まりましたね。

昨日契約更改したのは6選手でしたがマスコミが一番ネタにしたのは糸井選手でした。
自由枠で投手として入団するも制球難の為に投手に見切りを付け、昨年のシーズン序盤に野手転向。
それから早2年が経ちました。
外野手№1と言われる身体能力の持ち主で、今季は新庄選手の抜けたセンターの影のレギュラー候補と言われるなど、レギュラー取りに大きく期待されてましたが、経験不足で1軍出場は僅か7試合にとどまりました。
ただ、日刊スポーツの記事にあった島田統括本部長の「(野手としては)まったくの素人からよくここまで来たなと。意識も変わってきている」
というコメントを見て確かにと頷いてしまいました。
ファンとしては抜群の身体能力でレギュラー候補という言葉が躍っているのを見て、なんで1軍で打てないのだろう?なんて安易に思っていましたが、ずうっと投手で来て、外野手になってまだ2年経っていないんですよね。
それが、もう来季のレギュラー候補ですから・・それを考えたら本人の物凄い努力したのだろう思います。

2軍の成績だけ見ると、以下の通り。

06年 57試合 打率.306(206-63) 8本 27打点 8盗塁。
07年 54試合 打率.319(216-69) 12本33打点14盗塁。

着実に成績を上げて来たという印象を受けます。
ただ、今季を振り返ると春季キャンプで故障したりと必ずしも満足なキャンプをおくれた訳ではありませんでした。
その潜在能力で秘密兵器として開幕を1軍で迎えることが出来ましたが、主に守備要員として出場で、1度スタメンのチャンスを与えられるも、結果を残すごとが出来ずにファーム落ち。
ファームではコンスタントに成績を残すも、デッドボールによる怪我で戦線離脱し、復帰したのは6月初旬。
その後もスイング中に脇腹を痛めるなどまたも戦線離脱しするなど、怪我と隣り合わせのシーズンだったのかな?と思います。
8月下旬の復帰後のイースタンの活躍は物凄いものがありました。
バット1本で勝利に導いた試合があったりとバッティングは手が付けられず、糸井と勝負するなと言わんばかりの敬遠があったほどでした。
(第一打席に3ランを打った後の打席は全て敬遠ぎみなんて試合も)
その好調さが買われて、9月10日、チームが優勝争いをしている中で期待の戦力として1軍から呼ばれて、即スタメンで起用されると見事に初ヒットを放ち、その足で即盗塁を決めました。
あの盗塁は驚きでした。
スライディングのスピードが落ちないのですから、アウト?と思ったら足が既にベースに入っていたという感じでした。
チームトップクラスの俊足ぶり見せ付けたプレーでしたが、このスライディングで左ひざ内側側副じん帯を損傷してしまって翌日には登録抹消。
ほんと怪我に悩まされた1年で本人は相当悔しかったと思います。
ここで怪我をしてなければ、きっとポストシーズンでブレークしたかも知れません。

ただ、その成長が評価されて入団4年目にして初のアップ査定。
来季のレギュラー候補としてかなり期待されていますね。
まずは本人も自覚している通り怪我をしない身体作りを身につけて欲しいと思います。
怪我をしなければ、レギュラーはすぐ目の前ですから。

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HWBが全日程が終了し、宮本、糸数両投手が帰国!!

2007年11月21日 22時07分17秒 | 秋季リーグ
ハワイ・ウィンター・ベースボールリーグが全日程終了し、参加していた宮本投手、糸数投手が帰国しました。

両投手とも所属チームの主力戦力としてチームを支える活躍し、2投手ともオースターに選出されました。
昨年は、菊地投手、尾崎選手、鵜久森選手が参加しましたが、控えどまりであまり活躍できなかったので、いやーここまで活躍するとは正直思っていませんでした。

宮本投手は、主に中継ぎとして以下の成績を残しました。

0勝0敗3セーブ
16試合 29回 17被安打 11四球 26奪三振 失点6(自責1)防御率0.31

防御率は2位ですが、1位はシーズン途中からの参戦で実際は防御率トップだったと私は思っています。
抜群の安定感を見せました。
一方で、失点6が示すとおりエラーやピンチで登板して火消しに失敗するケースや、パーフェクトリリーフというのが思ったより少ないなあという印象も持っています。
防御率が示すほどに絶対的な信頼を得られる内容ではなかったのでは無いでしょうか?
ただ、チェンジアップをマスターして奪三振数を増やすなど来季へ向けて大きな経験を積んだのも確かです。
来季は、先発か中継ぎか判りませんが、貴重な左腕投手として1軍で活躍して欲しいと思います。

一方の糸数投手は、所属チームでは安定感抜群のエースとして活躍しました。

5勝1敗
9試合 42回1/3 43被安打 10四球 39奪三振 16失点(自責13) 防御率2.76

個人的な感想は、好不調があったものの、好調時は6回途中までパーフェクトピッチングというのは2試合ほどあったり、不調時でも粘りのピッチングで得点を与えないピッチングで5勝を挙げた事を大きく評価したいと思います。
宮本投手と比べても9イニングで2個ぐらいの四球と制球力の良さが際立ち、四球から崩れる事の無い投手だと言うことも言えると思います。
来季は、もちろん先発ローテに入って欲しいですね。
右腕では、今季入団する予定の多田野投手とこの糸数投手に先発ローテ入りに大きな期待を寄せています。

最後になりましたが、宮本、糸数両投手、お疲れ様でした。
今季は即戦力として入団しながら1軍に上がれず悔しい思いをしたと思います。
来季は、HWBの経験を糧にぜひ開幕1軍へ!!

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