イースタン・リーグ鎌ヶ谷3連戦は無事に終了しましたね。
巨人相手に1勝1敗1分という結果でした。
個人的には巨人相手に善戦したかな?という印象です。
とは言っても、3試合に投げた先発投手が、藤井、吉川、八木という1軍クラスの3投手が投げたので出来れば3連勝して欲しかったりもしましたが。
ちなみに観たのは土曜日に行われた2戦目だけなので、2戦目は細かくなると思いますが。
まずは先発ローテ入りが確定している
藤井秀悟投手。
7回を投げて球数104、6安打1四球8奪三振1失点という内容。
開幕へ向けて万全という内容ですね。
オープン戦序盤はなかなか結果が出ずに心配していましたが、今年は吉井コーチが違うという言葉通り、開幕に近づくにつれしっかりと合わせてきましたね。
武田勝投手と約束した二人揃って2桁勝利目指して頑張ってほしいと思います。
2戦目に投げたのは
吉川光夫投手。
今年は他の投手の出来が良かったせいでキャンプ時からファーム調整を命じられてきました。
そんな中でもめげずにしっかりと調整して来た感があります。
土曜日の登板は6回を投げて3安打3四球6奪三振、小田嶋のソロホームランによる1点に抑えました。
正直、ストレートのキレはいま一つでしたが、変化球がコントロールよく低めにきまり緩急で上手く打ち取っていましたね。
こういうピッチングが出来ると言う事なしだと思います。
一方で気がかりな面もありましたね。
5回に2本のヒットで2死1、2塁から四球。
こういうピンチの時に四球を出すのは相手にビックチャンスを与えてしまう事になりかねません。
精神的にちょっとまだひ弱な処があるかもしれません。
6回も2死走者なしから連続四球というもありました。
2死まで取ったのだからすんなり行きたい所なのですが・・・最終的には5回も6回も無失点で抑えられた事は良いことですが、ピンチを大きくさせる四球を出さない精神力の強さも欲しい所です。
確か前回の登板がいま一つだったようですし、まだ1軍というのは見送りかも知れません。
もうちょっと安定感が欲しいかなという印象でした。
そして今日投げた
八木智哉投手。
今日は凄いピッチングをしたようです。
6回までパーフェクトピッチング。
7回に売り出し中の2年目中井にストレートをホームランを打たれるも、打たれたのは1本だけ。
8回を投げて球数95、1安打無四球7奪三振1失点。
結果だけですが正直文句のつけようのない内容だと思います。
このピッチングが毎回出来るようになれば、ルーキーイヤーの時の様な活躍が期待できるかもしれませんね。
こちらも投球の安定感のみ。
1軍に何かがあった時は、すぐにバックアップがいるぞという感じで準備万端ですね。
今日は
林昌範投手が2度目の登板。
9回の1イニング投げて無安打1四球無失点という内容だったようです。
前回が2失点ですからそれから比べると徐々に進歩して居るのかな?という印象です。
1軍メンバーが固まったようですが、ファームで調子が良くなればやはり不測の中継ぎ左腕ですからすぐにお呼びがかかるような気がします。
一度ファームで見たいのですが、観る機会は無いかな?
野手では2年目の
村田和哉選手の調子が良い様です。
2試合目の印象がとにかく素晴らしいかったですね。
第一打席にセンター前にヒットを放つと、第3打席には右中間への鋭いライナー、ライトの籾山が飛び付くも一歩及ばずにフェンスまで抜けると快足を飛ばしてゆうゆう三塁打。
あわやランニングホームランかと思いました。
第4打席ではレフト線への二塁打。
フェンスまで転がりませんでしたが、こちらも快足を飛ばして足で二塁打に。
足については元々文句の付けようが無い快足とは知っていましたが。
後はバッティングが成長しましたね。
昨年は、弱いなーとは思っていましたが、1年経って力強くなってきましたね。
巨人へ移籍した
工藤隆人選手にだいぶ近づいてきたかな?という印象です。
後は打球にホームランが出るくらいの力強さが出てくれば1軍でも十分通用すると思います。
快足による広い守備範囲を生かした守備力も文句なし。
肩では工藤選手より上という噂ですし・・・なんか工藤選手を放出した理由が分かる気がしますね。
盗塁の思い切りの良さは村田選手の方が上ですし。
後は、工藤選手が1軍に抜擢された時の様な抜群の成績を残せれば・・・。
打者だと、ベテランの
小田智之選手が絶好調です。
土曜日の試合でもフェンス直撃の二塁打を1本放って居ますし、今日も1安打1打点ですか。
開幕時に呼ばれる事はないと思いますが、外国人が不調の時はすぐにでも呼ばれる体制が出来ていると思います。
一方気になったのは、内野の連係プレーですね。
高卒ルーキーの
中島卓也選手は、実戦で出して鍛えるという日本ハムの育成方針通り連日ショートのポジションで3連戦フル出場。
春季教育リーグではトンネルを数度記録するなど不安定な守備を露呈して来ましたが、流石は高校屈指の守備力を言われた選手ですね。
土曜日の守備を見る限り、微妙なバウンドの打球も上手く合わせてアウトにするなどまずまずの安定感があったと思います。
問題は連携プレー。
正直酷くて観ていられませんでした。
二塁に入った今浪隆博選手との連携が悪くて、幾度となくあったダブルプレーが取れない。
今浪選手の悪送球もあり、中島選手の悪送球もあり。
正直、教育リーグでは今浪選手は1軍に居っていた、杉谷拳士選手が二塁に入ったりで二人で二遊間を組むチャンスがあまりなかったという事実もあった訳ですが。
中島選手にはまだまだ自分の守備が精いっぱいで二塁の選手とのタイミングを計る余裕がないのかも知れませんね。
仕方がない事ですが。
更に言えばピッチャーからの牽制球が悪かったとはいえ取れずに後ろへ反らしてしまう事も多々あるし。
今は、中島選手の守備も我慢するしかないですね。
個人的に見るに早い内に連携プレーも問題なく見れるようになるのではと思います。
そこから名手になれるかどうかは又別ですが。
中田翔選手も一時の不安を脱出したようですね。
土曜日の試合では2安打放ちましたし、今日も1安打1打点ですか。
土曜日の2安打は、三遊間をゴロで抜けるヒットに、レフト前に落ちる中田らしい強烈なライナーのヒット。
右方向への打球が無いのが玉に瑕ですが。
これから先を考えると4月25日迄週末に試合が無いみたいです。
よみうりランドで試合が18、19日とあるみたいですので、次回はになると思います。
3週間経ちますし、また一つ成長した選手が観れる事を祈っています。
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