ぼやきのキョロ兵衛・私的日ハム道

北海道日本ハムファイターズを中心とした日々の思った事をつぶやいています。

打撃が伸び悩むも終盤1軍を経験した高口選手について

2007年11月27日 23時07分57秒 | 選手評価
今日から内野手編です。

今日は2年目の高口隆行選手です。
今でこそ応援していますが、ドラフト指名時の印象は悪かったです。
この年の高校生ドラフトで高校№1遊撃手であった陽仲壽選手の獲得に成功していたので、同じポジションの高口選手の指名に疑問を持っていました。
それに日本ハムの繋がりの強い創価枠。
その上、この年の希望入団枠だった八木投手を投球観たさに観戦したのですが、チーム内では熊丸(ホンダ熊本)、梅田(巨人)、小早川(創価大)がクリーンナップを打ち高口選手は下位打線に収まっていましたし、その通り迫力の無い打者でどこが魅力なのか正直見えませんでした。
なぜ取ったの?って感じでしたね。

プロ入り1年目。
もともと高い身体能力を生かした守備力には定評があったそうですが、プロ入り後は陽選手が遊撃に入るのでプロ入りと同時に二塁へコンバート。
バッティングは大学時代のバッティングフォームでは打てないと言う事で、コーチとマンツーマンと1から作り上げたそうです。
1年目の成績は

 69試合に出場して打率.211(166-35)2本9打点2盗塁

という内容でした。
トータルで観ればこの数字でしたが実際は8月以降はバッティングが好調で3割を超えていたと思います。
フェニックス・リーグでも好調さを維持し打率.345(55-19)12打点で特に目に付いたのがチャンスに強いバッティング。
なんでこんな選手を取ったんだろう?⇒スカウトの目は正しかった。
来季が非常に楽しみだと思うようになった訳です。

そして今季ですが、前半戦は昨年から引き続きバッティンが好調でした。
何試合か観戦しましたが、やはり目に付くのはチャンスに強いバッティング。
長打力は無いのですが、コンパクトにバットを振って力強い打球がピッチャーの横や上を抜いていくのを幾度と無く観ました。
これで長打力が付いたら非常に楽しみだなーと、思っていたんですけど。
シーズン中盤以降はバッティングが湿りがちになり、終わってみたら

 90試合 打率.245(351-86)4本23打点3盗塁。

正二塁手として90試合に出場しましたが、打率は思ったより伸びなかったですね。
もっと行くかと思いましたが・・・。
一方で、プロから始めた二塁守備はほぼマスターし、一塁、三塁の守備機会も増えて現状では内野は全て守れるようになりましたね。(基本は二遊間ですが)
個人的には期待はずれだったな・・・1軍昇格はまだまだ先だななんて思っていたんですけど、シーズン終盤に1軍昇格したときにはビックリしました。
首脳陣の評価はかなり高い様です。
初安打こそ出ませんでしたが、守備では良いプレーもみせましたし貴重な経験を積みましたね。

現状は1軍の二塁の控えというポジションだと思いますが、全ての面でまだまだ賢介選手との差は大きい状況です。
この状態で1軍に上がっても経験を積めないので来季もファームでじっくりと経験を積んで今年の工藤選手のような状況を作って1軍昇格と行って欲しいと思います。
個人的には打率と盗塁のアップを!!

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