昨日行われたプロ野球コンベンション。
タイトルホルダー、ベストナイン、MVPなどの表彰の影に隠れてしまいましたが、イースタンリーグで活躍した選手に贈られる「日刊スポーツ選定努力賞」。いわゆるイースタンMVPに当るのでしょうか?
その賞に工藤隆人外野手が受賞しました。
個人的には、今年、打者としては一番ブレークした選手だと思っていましたし、ファームで頑張っている姿を観て来たのでこの受賞はとても嬉しく思っています。
ブレークの予感は去年のフェニックス・リーグの大活躍(打率.361、7盗塁)でなんとなくあったのですが、ここまで活躍するとは到底思いもよらず。
春季キャンプはファームスタートで1軍に上がる事は無かったと記憶しています。
イースタン・リーグ開幕後も、なかなか出場機会が与えられずベンチを暖める日々が続いていましたが、外野のレギュラー野手(川島)の故障の代役として出場した5月3日の試合でホームランを含む3安打3打点の大活躍でチャンスを掴むと、その後は水を得た魚のように打ちまくり(マルチヒットは当たり前のような状態でしたね)、どの投手も抑えられないのでは無いかというぐらいの勢いでした。
気が付いたら、リーディングヒッターになるほどの絶好調ぶりでしたね。
(これは絶好調もそうですがバッティング技術の成長があったのだと思います。課題だった打球を打ち上げる悪癖を解消出来たのが大きかったのかな?と個人的に思います)
課題だった生かせない俊足も生かせるようになり、2軍で残した成績は以下の通り。
2軍成績:45試合 打率.379(145-55) 1本塁打 15打点 12四球 21三振 15盗塁
この勢いをぜひ1軍で試すべしとファームからの推薦により、シーズン中盤に1軍に昇格すると、ファームの好調そのままに打ちまくり打率は3割5分を越えるなどレフトのレギュラーを張っていた坪井選手を代打に追いやって見事にレギュラーを獲得しました。
チーム全体の打撃不振からか、一時期は賢介選手に代わり2番に座ったり、タイプ的には俊足巧打の選手でありながらコンパクトで力強いスイングが評価されて5番に座るなど、パ・リーグ連覇の大きな戦力となりましたね。
ただ、シーズン終盤になるにつれて、工藤選手の打撃の癖が研究されはじめて、打率は急降下し、3割を切る.288という成績に終わりました。
個人的な印象も終盤は左打者独特の流し打ちで良い当たりを放つものの打球の飛ぶコースを読まれてしまいライナーで終わってしまうケースが目立ちました。
1軍の最終成績は、以下の通り
1軍成績:72試合 打率.288(215-62) 0本塁打 17打点 12四球 44三振 9盗塁
来季は他球団も俊足の工藤対策をしてくると思いますので2年目のジンクスが訪れるかもしれませんが、現在レフトのポジションは空いている状態ですから、来季は絶好のレギュラー取りのチャンスです。
今年の実績というアドバンテージもありますし。
個人的な要望としては、秋季キャンプでは梨田監督の下、打撃練習に明け暮れたわけですが、個人的な要望としては工藤選手の最大の武器は足です。
試合数が少ないとはいえ、盗塁数が少ない。
もっと増やせたのではと思うわけです。
来季は工藤選手と同タイプの大学・社会人ドラフトでアマ№1といわれるスピードスター・村田和哉外野手の入団が確実で大いなる刺激になると思いますので、村田選手に負けないように足をもっともっと磨いて欲しいです。
来季は50盗塁をするぐらい高い目標を持って挑んで欲しいですね。
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タイトルホルダー、ベストナイン、MVPなどの表彰の影に隠れてしまいましたが、イースタンリーグで活躍した選手に贈られる「日刊スポーツ選定努力賞」。いわゆるイースタンMVPに当るのでしょうか?
その賞に工藤隆人外野手が受賞しました。
個人的には、今年、打者としては一番ブレークした選手だと思っていましたし、ファームで頑張っている姿を観て来たのでこの受賞はとても嬉しく思っています。
ブレークの予感は去年のフェニックス・リーグの大活躍(打率.361、7盗塁)でなんとなくあったのですが、ここまで活躍するとは到底思いもよらず。
春季キャンプはファームスタートで1軍に上がる事は無かったと記憶しています。
イースタン・リーグ開幕後も、なかなか出場機会が与えられずベンチを暖める日々が続いていましたが、外野のレギュラー野手(川島)の故障の代役として出場した5月3日の試合でホームランを含む3安打3打点の大活躍でチャンスを掴むと、その後は水を得た魚のように打ちまくり(マルチヒットは当たり前のような状態でしたね)、どの投手も抑えられないのでは無いかというぐらいの勢いでした。
気が付いたら、リーディングヒッターになるほどの絶好調ぶりでしたね。
(これは絶好調もそうですがバッティング技術の成長があったのだと思います。課題だった打球を打ち上げる悪癖を解消出来たのが大きかったのかな?と個人的に思います)
課題だった生かせない俊足も生かせるようになり、2軍で残した成績は以下の通り。
2軍成績:45試合 打率.379(145-55) 1本塁打 15打点 12四球 21三振 15盗塁
この勢いをぜひ1軍で試すべしとファームからの推薦により、シーズン中盤に1軍に昇格すると、ファームの好調そのままに打ちまくり打率は3割5分を越えるなどレフトのレギュラーを張っていた坪井選手を代打に追いやって見事にレギュラーを獲得しました。
チーム全体の打撃不振からか、一時期は賢介選手に代わり2番に座ったり、タイプ的には俊足巧打の選手でありながらコンパクトで力強いスイングが評価されて5番に座るなど、パ・リーグ連覇の大きな戦力となりましたね。
ただ、シーズン終盤になるにつれて、工藤選手の打撃の癖が研究されはじめて、打率は急降下し、3割を切る.288という成績に終わりました。
個人的な印象も終盤は左打者独特の流し打ちで良い当たりを放つものの打球の飛ぶコースを読まれてしまいライナーで終わってしまうケースが目立ちました。
1軍の最終成績は、以下の通り
1軍成績:72試合 打率.288(215-62) 0本塁打 17打点 12四球 44三振 9盗塁
来季は他球団も俊足の工藤対策をしてくると思いますので2年目のジンクスが訪れるかもしれませんが、現在レフトのポジションは空いている状態ですから、来季は絶好のレギュラー取りのチャンスです。
今年の実績というアドバンテージもありますし。
個人的な要望としては、秋季キャンプでは梨田監督の下、打撃練習に明け暮れたわけですが、個人的な要望としては工藤選手の最大の武器は足です。
試合数が少ないとはいえ、盗塁数が少ない。
もっと増やせたのではと思うわけです。
来季は工藤選手と同タイプの大学・社会人ドラフトでアマ№1といわれるスピードスター・村田和哉外野手の入団が確実で大いなる刺激になると思いますので、村田選手に負けないように足をもっともっと磨いて欲しいです。
来季は50盗塁をするぐらい高い目標を持って挑んで欲しいですね。
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