気ままに 外歩き 町歩き 街道歩き

気ままに出かけて 写真に残る植物や風景etcを 備忘録として足跡に残しています。

東京都大田区のマンホール蓋

2021-07-21 22:31:32 | マンホール蓋

※2021.07.09更新 大田区公式PRキャラクター「はねぴょん」のデザイン蓋3種類、防火水槽の蓋、電線共同溝の蓋を追加しました。

大田区の経緯は、昭和7年に東京市は35区制となり、大森町、入新井町、池上町、馬込町、東調布町の5町域をもって大森区が、羽田町、蒲田町、矢口町、六郷町の4町域をもって蒲田区がそれぞれ誕生しました。昭和22年3 月15日には35区制が22区制となります。その際、大森区と蒲田区が一緒になり大田区が誕生し、現在に至っています。

大田区は、東京都23区の東南部にあり、東は東京湾に面し、その面積は60.83平方キロメートルで東京23区内で第1位です。北は品川区・目黒区に、北西は世田谷区に、さらに西と南は多摩川をはさんで神奈川県川崎市とそれぞれ隣接しています。令和2年4月1日現在で、人口は73.8万人強、世帯数は40.0万世帯強となっています。

「大田区」の区名の由来は、昭和22年当時の「大森区」と「蒲田区」から1文字ずつ取って命名されたようです。

区章は、大田区の「大」と「田」の2文字を図案化したものです。(昭和27年2月15日制定)

区の花は「ウメ」、区の木は「クスノキ」、区の鳥は「ウグイス」です。(以上は、大田区HPより)

大田区の下水処理は、田園調布全域及び田園調布本町の一部と湾岸地区の一部は、汚水・雑排水と雨水を分け て流す分流式下水道区域です。北馬込、中馬込、南馬込の一部は汚水・雑排水だけを流 せる暫定分流区域です。その他の地区は、汚水・雑排水と雨水を一緒に流す合流式下水道区域となっているようです。
なお、下水は大田区にある森ヶ崎水再生センターで処理され東京湾に放流されます。

前置きはここまでとし、マンホール蓋の整理に入ります。
東京都内23区内の下水処理は、東京都下水道局が管理・運営していますので、以下のようなデザイン蓋で統一されています。
左蓋が一世代前、右蓋(上部に耐荷重記号「T-20」、中央に管理番号欄)が最新のデザインです。
 

こちらは、東京都産業労働局が実施する「アニメ関連観光情報等発信事業」として、区内に設置された蓋です。これらの蓋は、東京都下水道局が管理・運営するマンホール蓋のようですが、大田区内の3ヵ所(蒲田駅西口交通広場、大森駅東口前歩道、みなさん児童公園前)に設置されていますのでこちらで整理します。

最初は、「はねぴょん」が飛行機に乗って、はばたいている姿を描いたマンホール蓋です。
大田区には日本の空の玄関口「羽田空港」があり、「はねぴょん」が大空を飛ぶ飛行機に乗って、区を日本のゲートウェイとして、地域の力を結集し、新たな時代を切り拓いて、世界にはばたいていきます。
こちらは、西蒲田七丁目68番(蒲田駅西口交通広場)に設置されています。(以下解説は大田区HPより)
(2021.07.19追加)
次は、ふるさとの浜辺公園で海苔を巻いたおにぎりを持つ、「はねぴょん」を描いたマンホール蓋です。砂浜や干潟を持つ「ふるさとの浜辺公園」で、かつての大森海岸を再現した浜辺で磯遊びを楽しんだり、浜風の薫るふるさとを満喫できます。また、園内にある「海苔のふるさと館」で、過去に海苔の生産が活発であった大森地区の海苔づくりの歴史を学ぶことができます。
こちらは、大森北一丁目4番1号(大森駅東口前歩道)に設置されています。
(2021.07.19追加)
最後は、「はねぴょん」と区内六郷地区に古くから伝わる「六郷とんび凧(だこ)」を描いたマンホール蓋です。六郷とんび凧は、江戸時代のカラス除けとして作られたことが起源であり、この伝承を受け継ぎ、今も六郷に流れる多摩川の河川敷で凧揚げをしています。
こちらは、南六郷三丁目10番(みなさん児童公園前)に設置されています。
(2021.07.19追加)
「はねぴょん」は、大田区公式PRキャラクターです。
日本の空の玄関口「羽田空港」の「はね」、そして桜の名所や銭湯などを「ぴょんぴょん」駆け巡ることが名前の由来のようです。

しかし、区が管理する道路や公園などでは、区章など区を識別できる固有の蓋が設置されている場合があります。
こちらは、六郷用水遊歩道で見つけたマンホール蓋です。
  
六郷用水は、江戸時代に築かれ、多摩川を水源に、北多摩郡和泉村(狛江市)から世田谷領(世田谷区)を経て六郷領(大田区)へと流れていた用水です。
用水としての機能は、昭和20年に終えていますが、大田区田園調布の丸子橋近くから下流部には六郷用水遊歩道が整備されています。

こちらは、大森ふるさとの浜辺公園や平和の森公園内で見つけたJIS規格模様のマンホール蓋です。
 

こちらは、インターロッキング型の蓋です。
 
こちらは、側溝や歩道に設置されている雨水桝の蓋でしょうか。
   
こちらは、中央には区章の代わりに区の花「ウメ」の花となっていますが、果たして区が管理する蓋なのでしょうか。

こちらは鋳鉄製の側溝に設置された雨水桝の蓋のようです。

次は小型マンホール蓋です。
こちらは、インターロッキング型の蓋です。

こちらの蓋にも用途記載がありません。右蓋の下部には「DAIICHI KIZAI CO.LTD」とありますので 第一機材㈱の蓋のようです。
 

次は、防火貯水槽の蓋です。
東糀谷防災公園や六間掘仲羽公園などで撮っています。
 

(2021.07.19追加)

次は、災害用トイレの蓋です。
こちらは、東糀谷防災公園内で見つけました。
 
こちらの蓋には、「災害用 トイレ」と表示されています。
 
こちらの蓋には、「災害用 点検口」と書かれています。

次は、「電気」と書かれている蓋です。
公園付近で見かけましたので、外灯の電気系統の蓋なのでしょうか。
 

次は、電線共同溝(C.C.BOX)の蓋です。
右蓋には用途記載がありませんがこちらで整理します。
 (2021.07.19追加)
こちらの角蓋も用途記載がありませんが、通信系の蓋ではないかと思われます。
 (2021.07.19追加)

最後は、基準点の蓋です。
こちらの蓋には、「地籍調査 図根点」と書かれていますが、大田区と識別できるものはありません。この形態の蓋は大田区で初めて見ました。

こちらは、「公共基準点 大田区土木部」と書かれています。

以下は、大田区の蓋ではありませんがメモとして掲載します。

最初は、「蒲田熱供給」と書かれた蓋です。
東京ガスエンジニアリングソリューション株式会社と、大田区、日本生命、高砂香料工業株式とが、東京都大田区蒲田の地域熱供給区域(ニッセイアロマスクエア(高層インテリジェントビル)と大田区民ホール・アプリコ) に対して、熱供給と電力系統を統合するサービスを提供していますが、これらに係わる蓋と思われます。
 

次は、越境蓋と呼ばれている蓋です。
大森西五丁目4番地付近の二カ所で見つけた東京都八王子市のコンクリート製のマンホール蓋です。

以上で、東京都大田区のマンホール蓋の整理を終了します。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする