ふわふわ気分で

舞台、シネマ、藤原竜也くん、長谷川博己くん、成河くんのことなど気ままに・・・

「失踪者」観ました

2007-11-30 | 演劇

松本修さん演出で、以前、読売演劇大賞作品賞や毎日芸術賞・千田是也賞を受賞した
「アメリカ」が「失踪者」とタイトルを改めて再演されました。


「失踪者」
原作 :フランツ・カフカ
訳  :池内紀
構成・演出:松本修
振付 :井手茂太
出演 :石母田史朗、笠木誠、福士恵二、大崎由利子、太田緑ロランス、ともさと衣ほか
11月29日、三軒茶屋シアタートラム ソワレ観劇

あらすじ
17歳のカール・ロスマンはドイツからアメリカへの長い船旅で、おじのいるニューヨークに着いた。
しかし不可解な理由で家から追放されてしまい、放浪が始まる。



演劇賞受賞作って、どんなのだろうって、ミーハー気分でしたが、
3時間50分(休憩時間15分含)を長いと感じさせませんでした。

シアタートラムの狭さをいかした不思議な舞台でした。
いつもの客席を取り払って、舞台の位置に入口に向かって、階段状に席を設置。
開演時間が来ると、入口はシャットアウト。
入口前の通路も2階の部屋になったりします。
階段が全部で5本あったかな。
出入り口は多数ありました。
出演者は総勢20名。ひとりで多くの役をこなします。
主演のカールも5人の方が交代して演じます。

劇場空間全体を使っている感じ。
舞台はすぐそばだし、横の通路を役者が出入りします。
サラミ・ソーセージをかじったら、匂いがするし・・・
小さい劇場って、臨場感がイイね。

大勢の人が、ダンスのような動きで舞台を移動。
20名の人が、右往左往するってのも何度もあるけど、
洗練された動きで、とってもきれいでした。

長期間のワークショップを経て、舞台を作るってのが、演出家の松本さんの方法だそう。
こなれた動きや多彩なアイデアも、その成果のようです。
階段の使用もとても多いけど、間延びした感じがしませんでした。
動きに無駄がなく、なめらかで観ていて気持ちいいです。

お稽古沢山しているので、ややこしい動きもオッケーなのでしょうね。
それが、皆さんの自信となって、
さらに、グレードアップしていくというのかな。

ホテルの場面では、舞台の真ん中にエレベーターが出てきます。
扉を開閉してエレベーターを使い、昇降します。
上半分しか見えない扉で、人が下に降りて行ったみたいな動き。
途中まで、本当に下に降りれるセットだと思ったくらい。
あんまり何度も利用するから、ちょっとボロが出てきたけど、
おもしろかったね。

赤いドレスを着た人が、床に寝そべるところでは、
アンドリュー・ワイエスの「クリスティーナの世界」のイメージ。
ヘアスタイルの感じもそっくりで、きれい。
あ、あれもアメリカだったなぁ、って思いました。

この舞台は、言い過ぎないというか、みせすぎないという感じがしました。
観客のイマジネーションにおまかせしますよ。
って感じね。
人それぞれがイメージをふくらませて、観るって気がしました。

ラスト近くの劇場の俳優募集の、ラッパを吹く天使も登場するハッピーな場面。
列車に導かれるカールたちに奇妙な既視感を覚えたら、
ユダヤ人収容所へ導くというブラックな終わり方。

上着を脱いで柵にかけたり、靴を脱ぐ動作で、
ユダヤ人収容所から終末へ向かう道筋を暗示する最後。
表現方法が、高度でしゃれていましたね。
最後の暗示が、胸に重かったです。

文句なしにオススメの舞台です
皆さま、ステキでした。ありがとうございました。
お疲れさま~




シクラメン、キレイね

2007-11-29 | お花

いつものお花屋さん。
シクラメンがきれいです。
寒くなると、気分はシクラメン、よね。

今年は、花は赤で縁取りが白、ってのがトレンディなのかな。
その種類がいっぱい出てました。

今日の気分は・・・
ピンク!なんですけど。
ピンクの花びらがふわっとした感じが、いいなぁ~
あれ?
ありませんね~
仕方ないから、次回ね。

よ~く見たら、小さな鉢のツリーっぽいグリーンに、サンタさんのミニチュアが。
ちょこんと立っているサンタさん
わぁ、かわいいね。
子どもたちが、大喜びしそう。

それに、なんとこのコーナー、
今日だけっていう、セールをしていました。
945円
お~安い。
買おっかな・・・
いやいや、ピンク、ピンク

ということで、見送ったんだけど、
ちょっと、後ろ髪引かれ気分です。
写真見ると、すごくキレイ。
う~む・・・

買うか買わないか、それが問題だ。
って、今日はちょっとハムレットです。
ふふ・・・



「テイクフライト」演劇評が日経に

2007-11-28 | 演劇

「テイクフライト」の演劇評が28日、日経新聞夕刊に載りました。
筆者は編集委員の内田洋一さん。
カラー写真付きです。

表題は「傑作になりうる未完の舞台」
ええ~っ!傑作になりうるって・・・
未完の舞台って・・・
ひょっとして、ハズレですかぁ~
そんなぁ~

気を取り直して、記事を読むと。
「・・・練り上げれば傑作になりうる未完の舞台だ。」
あらら・・・
大急ぎで練ってください、宮本亜門(演出ね)さ~ん。
わたし観にいくの来月なんですよ。
それまでに、なんとか・・・

お目当ての天海祐希さんは、
「生来の歌唱の大きさが生きる。」だそう。
おお~ちょっと楽しみになってきました。

リンドバーグ役の城田優さんと天海さんとが
「大空で重なり合う見せ場は、美しい詩となる。」そうです。
いいですねぇ。
メルヘンぽいのかな・・・
やっと、期待できそう。
ほっ・・・

しめくくりには「アメリカ風にいえばトライアウト(試演)か。」とも。
う~ん、どこまでも辛口ですなぁ。

まぁ、話題作がハズレってのも、いままでにもあったからねぇ。
勝負は時の運。
当たりハズレも、あるってことかしらん。

でも、生の天海祐希さん観るの、初めて。
楽しみ~です。
皆さ~ん、練ってくださいね





ラ・フランス@いただきもの

2007-11-27 | 食べもの

またまた、いただきました
今度は山形のラ・フランス、だ~い好きっ!
ありがとうございます
うれしいっす。

さっそく、いただきました。
香りも上品、お味も・・・う~ん、文句なしです。
こんなにいっぱい、食べきれないので、おすそ分けしました。
もちろん、大好評

ちょっと、発見ですけど、
日にちがたつと、甘みが増していきました。
ん?ご存知でしたか?

おいしいラ・フランスで、
あ~幸せ気分~
いろいろ、いただいてるけど・・・
うれしくって、調子に乗りすぎないように、ね。

はい、スピードの出しすぎには注意します。
あのぉ・・・?
ふふ・・・



「欲望という名の電車」おもしろかった

2007-11-26 | 演劇

杉村春子さんのブランチ役で有名な「欲望という名の電車」観てきました。
いやぁ~濃い舞台でした。
おもしろかった~


「欲望という名の電車」アトリエ・ダンカン、シーエイティプロデュース

作  :テネシー・ウイリアムズ
翻訳 :小田島恒志
演出 :鈴木勝秀
出演 :篠井英介、北村有起哉、小島聖、伊達暁、明星真由美ほか
東京グローブ座 11月25日千秋楽観劇

あらすじ
ルイジアナ州ニューオリンズ、ポーランド出身のスタンリーとステラは、
貧しくても幸せに暮らしている。そこに、ステラの姉ブランチ・デュボアが訪ねてくる。
デュボア家はフランス系富裕層であったが、ブランチは豪邸を手放し、
職も住む家も無い。
三人の共同生活が始まるが、ブランチはスタンリーの粗暴さが気に入らない。
そして、ブランチの誕生日の夜・・・



故杉村春子さんが演じたブランチの「欲望という名の電車」
こんなにおもしろいとは、知りませんでした。
題名だけでちょっとひいていたのです。
食わず嫌いは、いけないね。

超おもしろかった~
大人の濃いお芝居でした。
このカンパニーが、ものすごくうまくまとまっていて、
みなさんとってもお上手で、ホントいいものを観たって感じです。

篠井さんのブランチはこれで3度目で、最後とか。
そうですか、ちょっと残念・・・

スタンリーの有起哉くんが、光ってましたね。
的確なメリハリある演技。
「オレステス」のピュラデス役とは、全然違うのにびっくり。
あの時の、あいまいな感じは何なんだろう?
周りの演技が濃いからワザとでしょうか・・・
それとも、スタンリーはお父さんが乗り移った、とか。
お父さんの故北村和夫さんは、杉村さんと「欲望」で名コンビだったそうです。

主演の篠井さんが、舞台をコントロールしているって感じしました。
もうね、ゼンゼン心配なしの、大人の芝居。
篠井さん、ブランチ役で女装なんだけど、
女役をやっているとか、そういう次元じゃないのね。
もちろん、ドレス姿も完璧。
背中きれいだし、身ごなしも優雅だったけど、
完全にブランチそのもの、だったね。

気持ちとしては、スタンリーに同感。
スタンリーから見ると、ブランチって鈍いおじゃま虫。
でも、彼女のことも理解できましたね。

観ながら、多重な感じで登場人物に感情移入したから、
観終わって疲れましたよ。

ステラの小島さんの明るさに、救われましたね。
小島さん、声がステキ。

ラストの小島さんの硬い表情と黒い服。
対照的な白いドレスのブランチ。
これからの三人の未来を暗示させる、しゃれた終わり方。
でも、暗い終わり方でした。

一本調子のフランス語の語りみたいなのが、何度か挿入されたけど、
あれは戯曲のまま、なのでしょうか。
鈴勝さん、シャレてみたの?
なんだか、あそこだけがね・・・

この日は千秋楽。
皆さん、舞台の出来もよかったと見えて、笑顔満開でした。
2度目のカーテンコールでは、鈴勝さんも舞台へ登場。
ほとんど、スタンディングの大拍手。
もちろん、わたしも立ちました。
よかったよ~ピューピュー
こういうの、蜷川幸雄さんに観せたいね。

皆さま、おつかれさまでした







「コンフィダント・絆」での挑戦、やるね!三谷さん!

2007-11-24 | 演劇

             

昨日、23日WOWOWで「コンフィダント・絆」放送されました。
パルコ劇場で公演したのが、4月だったから、はっきり言って遅い!
でも、よかった~

普通の劇場中継ではなくて、お客のいない公演を撮影したもの。
なんで、そんなメンドーなことをやるんだろう。
と思ったら、放送の最後で、作・演出の三谷幸喜さんが話していました。

「コンフィダント・絆」での挑戦とタイトルがついてました。

観客なしでの映像収録は、演劇に対する挑戦だそう。
芝居は観客あってのものであり、
三谷さんは、いままでの劇場中継に対して、もどかしさを感じていたそうです。
うまく作っても、生の舞台にはかなわない、と。

観客無しの映像収録は、映画でもテレビでもないし、舞台中継でもない。
新しいジャンルとして成立させたい。そうです。

カメラを出演者に寄せて撮ったり、移動したり、クレーンを使ったり。
こういうことは、観客がいないからできることですから、
劇場や出演者の都合、収益面からしても、大変だったそう。

三谷さんにとっても冒険だったそうですが、
出来上がったものを観ると、価値があるのではないか、
今までに観たことのないジャンルのものではないか、
ということでした。


はい、確かに劇場で観た「コンフィダント・絆」も完成された演劇だと思っていましたけど、
もっともっと、グレードアップした、スゴイものになっていました。

忙しいし、録画してるから、
後で観ればいいや、と思ったんですが、
観始めたら、途中で止められませんでしたね。

劇場で観たよりも、密度が高くて・・・
4人の画家たちの心情が、すごく、わかって、胸にせまってきました。

芝居が上手いとか、下手とかのレベルではなくて、
人間の生き方とか・・・
そういう深いところまで、考えさせられました。

三谷さん、スゴイです
ピューピューです

元気出ない人とか、
悩んでいる人たちとかにも、オススメ~

これ、WOWOW さんだけで独占するのはもったいないです。
地上波で放送できないでしょうか。
みんなに見せてあげたい。
おねがいで~す





「カリギュラ」観ました

2007-11-23 | 演劇

小栗旬くん主演で超話題作「カリギュラ」観にいきました。
ネタバレありです。よろしく。


シアターコクーン・オンレパートリー2007「カリギュラ」
作  :アルベール・カミユ
翻訳 :岩切正一郎
演出 :蜷川幸雄
美術 :中越司
衣装 :小峰リリー
出演 :小栗旬、若村麻由美、横田栄司、勝地涼、長谷川博己、月川悠貴ほか
Bunkamuraシアターコクーン11月22日ソワレ観劇

あらすじ
ローマ皇帝カリギュラは近親相姦の妹の死後、宮廷から失踪。
3日後現れた彼は変貌していた。
財産を持つものを殺し、国庫に没収する命令を発する。
3年後貴族たちは、皇帝殺害を企てるが・・・


人気爆発の小栗旬くんの「カリギュラ」観てきました。
多忙スケジュールのため、稽古直前まで台詞を覚える時間もなかったそうで、
どんな具合か、心配でしたけど、大熱演。
噂よりずっとよかったね。
公演時期の後半だからか、こなれてきた感じで、
迫力大ありのカリギュラになっていました。

舞台装置は鏡とカラフルなネオンを使ったもの。
鏡は何度か蜷川さんの舞台で観たけど、
やっぱりキレイ。
ラストの鏡をカリギュラが割るシーンでも、効果的でした。
ネオンは場面毎に色合いが変化して、鏡ともマッチして綺麗でした。

ただ、どのシーンを観ても、デジャヴ感がして、もうひとつ、話に入りきれなかった。
セゾニア(若村)に甘えるカリギュラは、「ねえさん・・」っていうオレステスの声が聞こえてきそう。
「弱法師」俊徳の嘲笑風のもあったし・・・
ラストのカリギュラ最後のシーンはリチャード三世風。
というより「天保十二年のシェイクスピア」の三世次みたい。
唐沢寿明さんの髷がざんばら髪になって、迫力あったな。

う~ん天保、なつかしいですねぇ。
あのワクワク感いっぱいの、お祭のような舞台。
蜷川さん、ああいうの希望なんですけど・・・

カミュのカリギュラは観念的な台詞を吐きつづけます。
すっきりした分かりやすいものじゃないから、
頭のおかしい変な奴がドタバタしている・・・
という印象(トホホ)
これって理解力不足なんかね~
戯曲を読んだときは、魅力的でおもしろいと思ったけどね。
う~ん、残念だわ。

塩野七生さんの『ローマ人の物語』の「皇帝カリグラ」では、
浪費の果てに国庫を空っぽにして、自分は神だと宣言。

自分は神だ、というのを強調すれば、わかりやすいんじゃない。
って、のは素人考えなんでしょうね。

小栗くんの女装シーンも、?だった。
蜷川さん、お尻フェチなんでしょうか。
チラッとなら許せるけど、ずーっとなのは、しつこいって思いましたね。

旬くんカッコよかったです。
迫力ありました。
でも旬くん、ヨダレ流しすぎじゃない。
体調悪いのかな(また親気分)

まわりの若村麻由美さんや長谷川博己さん、勝地涼くんスゴクよかったです。
若村さんの表情の多彩さ、長谷川さんのきつい眼(彼けっこうタイプ)
うふ・・・
勝地くんのさわやかさもイイし。
ふふ・・

みなさま、お疲れさまでした~ 
蜷川さん「身毒丸 復活」の演出、
よろしくお願いしますね~

あ、さっきまでWOWOWの「コンフィダント」をみていたから、
ちょっと辛口になったかも。
あまりにも完成された作品でしたから・・・
こちらの感想ものせるつもりです。




竜也くんテレビ出演

2007-11-22 | 藤原竜也

2008年新春放送のテレビ朝日の
テレビ朝日開局50周年記念特別企画 地球クライシス2008(仮)に、
藤原竜也くんの出演が決まったようです。

テレビ朝日のサイトによると、キャスターは古館伊知郎さん。
地球温暖化防止プロジェクトの番組のようです。

竜也君は20世紀最大の環境破壊「アラル海」のレポーターですって。

なんか、硬派の番組らしいです。
バリバリの大人モード。

アラル海って何かな?
WIKIで調べてみると、

アラル海は、中央アジアのカザフスタンとウズベキスタンにまたがっている。
かつては琵琶湖の100倍の面積をもつ世界で4番目に大きな湖であり、
乾燥地帯に豊富な水をたたえていた。
しかし、近年アラル海の水は急激に失われており、面積は年々縮小している。

1960年に比べて、水面が15 m以上低下し、面積が62%、水量が84%も減少、
塩分濃度が6倍以上になった。
アラル海にいた魚などの動物の大半が死滅し、
漁業が壊滅。
名産であったキャビアや缶詰などの周辺産業もほぼ全滅。
ゴーストタウンと化した地域も少なくない。

干上がった湖底から舞い上がる塩により、周辺地域での塩害や健康被害なども発生している。

さらに内部の島で行われていた旧ソ連の細菌兵器開発施設が、
連邦解体により放棄されていたが、
2000年代に入り地続きになったため細菌の蔓延が危惧されている。

アラル海の縮小は依然として続いており、存続は絶望視されている。
このままいくと2010年頃には大アラル海が、完全に干上がってしまうといわれている。

さらに上流河川流域がカザフスタン、タジキスタン、トルクメニスタンなど
いくつもの国に分裂しているため利害関係の調整なども難しい課題である。


なんだか、絶望的な話です。
地球温暖化って、別世界のことみたいだったけど、
この間行った、石垣島でもたくさんのさんごが死んで白くなっていた。
けっこう身近なことだって思いましたね。

竜也くん、リポーターなら、アラル海に行くのかな。
しっかり見てきてくださいね。
いろいろ感じてきてね~

1月には、蜷川幸雄さんとの対談もあるようだし、
そのあとは「身毒丸 復活」と「かもめ」の舞台。
次々あるようです。

お仕事頑張ってくださいね。
わたしも、がんばるよ~



「恐れを知らぬ川上音二郎一座」日経に劇評が

2007-11-21 | 演劇

本日(21日)の日経新聞夕刊に「恐れを知らぬ川上音二郎一座」の演劇評が載っています。
作・演出は三谷幸喜さん。
劇評筆者は編集委員の河野孝さん。
音二郎(ユースケ・サンタマリア)と貞(常盤貴子)のカラー写真も。

「史実と虚構をブレンドし、人物のキャラクター造形に成功している。」
「三谷の俳優へのあて書きがピタリとはまっている。」
おお~、誉めてありますね。

三谷さん、今回は台本がなかなか出来上がらなくて、
苦労されていたようですけど、なかなかよさそうです。

「・・・ベテランがいい味を出し、・・・若手も軽快なフットワークで楽しめる。」
そうです。

風の噂によると、芝居の感想よりも、
劇場の批評ばかりだけど(しかも悪評)・・・
楽しい舞台らしいです。
よかった~

コンフィダントが静かで深い、スゴイ舞台だったから、
ついつい、同じレベルのを期待、なんですけど・・・
まぁ、あそこまでを期待するのは、
いくら、三谷さんでも、ちょっと無理だわね~

シアタークリエの杮落とし公演だから、きっと楽しいお芝居でしょう。
来月観劇の予定です。
楽しみ~

そうそう「コンフィダント」23日にWOWOWで放送です。
こちらも、楽しみ~



上賀茂神社の紅葉@京都

2007-11-20 | 京都

上賀茂神社の紅葉を見に行きました。
ここ数日、急に冷えこんだから紅葉が進んだみたい。
色づきが超キレイ。

トップの写真は神社の本殿。
夕方だったので、観光客も少なめ。
これって、ねらい目かもね。

            

参拝の前には、手を洗って清めてから。
今日は、寒いからパスしちゃいましたけど・・・
えへ・・・
いけませんねぇ。

            


百人一首にも登場した「ならの小川」のあたりも、紅葉してました。

            


清らかな流れに、ちょこっと紅葉した枝が、ステキ。
 
            


賀茂川の桜が赤くなっていました。
京都は空が広い・・・

            


いつもひとりのゴイサギくんは、今日もひとりぽっち。
グループ活動してる鴨くんとは、対照的でした。

一段と冷え込んできたから、そろそろ帰ることに。
この時期の京都は時雨(しぐれ)たり、照ったり忙しいのです。
観光の方は暖かくしてきてね~


「情熱大陸」みたよ~

2007-11-19 | 演劇

昨夜のTBSテレビの「情熱大陸」見ましたよ。

「カリギュラ」の稽古から初日を迎えるまでの、
小栗くんの挑戦を見届ける、
とかいうから、期待していたけど・・・
あっさりしてましたね。
もっといっぱい、稽古場の様子が映るのかなと思ってたのに・・・
全体にちょっと突っ込み不足かも。

蜷川幸雄さん、ダメ出しアメリカンじゃない?
小栗くんをカリギュラに起用したのは、
彼のイライラがカリギュラにぴったりだったから、
って、冗談ですかぁ~

蜷川さん、年間10本も演出するって、ちょっと多すぎですよ。
来年の藤原竜也くんの「身毒丸 復活」しっかりと頼みますよ。
よろしくね~

「カリギュラ」の舞台は、けっこうたくさん映ってました。
女装シーンやラストシーンは、やめて欲しかったな。
あれって、ネタバレじゃない。
観劇まだなのに、見てしまったよ。
エ~ン

それにしても初日の本番直前の密着取材で、
あの落ち着きようって・・・
旬くんって、ホントの大物なのかな。

台詞も稽古直前の4日間で覚えるって・・・
スゴイけど・・言葉を覚えただけだよね。
せっかくの大役なのに、
もったいないぜ、小栗くん。

残念もあったけど、
「カリギュラ」観るの楽しみ~
あ~待ち遠しいですよ





小栗旬くんが「情熱大陸」に

2007-11-18 | 演劇

今夜のTBSの11時からは小栗旬くんが「情熱大陸」に出演します
チェック済みですか~?

先週に続いての旬くんスペシャルです。
この前は、映画出演が中心の、
超ハードスケジュールの日々をやってましたけど、
今夜は舞台「カリギュラ」に焦点を当てているそう。

いやいや、あの過密スケジュールをみると、
うちらの日々を「忙しいの~
なんて、言ってられませんよね。
はい、あの番組見て、なんだか元気が出てきました
・・・って、どういうフィードバックじゃ?

あ、とにかく今夜はあの「カリギュラ」です。
いよいよわたくし、今週観劇予定。
ひゅ~ひゅ~
盛り上がりますよ~

先に観劇したMちゃんは、超感激したそう・・・
旬くん、涙やら汗やら、すごかったよ~
だって。

番組HPによると、
小栗くんの挑戦を、稽古から初日を迎えるまで
見届けるそう、です。
わ~い、楽しみ~






玉三郎さん南座公演

2007-11-17 | 演劇

京都の南座でゲットしたチラシです。
来年3月に南座での公演。
坂東玉三郎さんと中国・昆劇の合同公演です。

演目は「牡丹亭」と「楊貴妃」
チラシの写真の左側は楊貴妃らしいです。
玉三郎さんきりっとして、ステキ。

髪飾りも豪華
ダイヤとルビーがいっぱい・・・なわけないけど、キレイね。

よくよく見ると、左手の舞扇を持った親指。
赤いマニキュア。
う~ん、いいわぁ~
扇の牡丹の色と同じローズ系の赤。
口紅と同じ色。
ちょこっと指先が見えて、色っぽいです。

さっそく母におねだり・・・
ねぇ、一緒に観に行こうね。
頑張ってチケット取るからね。
ふふ・・・






ただいま紅葉中@京都

2007-11-16 | 今日のドキドキ

急に寒くなった京都に来ています。
今年の紅葉は12月になるのか、と遅れが心配だったけど、
大丈夫、着々と紅葉進行中です。

今日は、用事もいろいろあったので、
拝観料なしの通りすがりで、
紅葉狩りができるところをデジカメしました。

はい、なかなかグッド・アイデアでしょう。
お寺だのお庭だの、メチャ混みですもんね。

トップの写真は木屋町四条を上がったところ、
京言葉では、上がるとは北に行くことです。
ちなみに、南に行くのは下がると言います。

高瀬川が流れています。
森鴎外の名作『高舟』にも登場する高瀬川です。
高川に沿っての桜並木が、紅葉していました。
桜の紅葉って、キレイですね。

            

川に散った葉っぱが、ちょっと芸術しているみたい。
・・・じゃない?

            

お次は二条城前あたりの堀川通です。
お城の向かい側から北に向かって写してます。
桜とケヤキの赤だったかな。
手前のちょこっと出た緑は松です。

            

堀川といっても、下水が整備されて、川は空っぽ。
ちょっとさみしいね。
全日空ホテルの前あたりは、紅葉度100パーセントでした。
空っぽのお堀に、桜の葉が散ってます。

            

堀川通をずっと北に上がって、寺之内あたり。
ポプラが黄色くなっていました。
ね、ね、ここいらへん、ちょっとフランス風じゃない?
いい感じね~
うふ・・・

あ、京都は車少ないなって思ったでしょう。
これはね、ずーっと待機して、車列が途切れるのを待ってたの。
ガラガラでは、ありません(残念)
11月は観光シーズンで、どこも渋滞するようです。
ご注意くださいね。

            

もっと堀川通を北上。
北大路通りの近くに、紫式部のお墓がありました。
一応お参りしました。
ご利益があるかも・・・
なんのだ?ふふ・・・

            

入り口には、ちゃーんと「ムラサキシキブ」っていう名前の木がありました。
こんな、かわいい実がなってました。
ステキ!

ますます寒くなってきたので、このあたりで紅葉散歩は終り。
京都観光の方は風邪をひかないように。
ご用心してね~



霜月(しもづき)の料理

2007-11-15 | 食べもの

11月の料理教室に行きました。

献立は左上から時計回りに。

預け鉢 ほうれん草と茸の菊花あえ
焼き物代わり 飛竜頭揚げ出し
椀 かにすり流し 焼き豆腐しのび生姜
鰻笹巻蒸し寿司


今月はフードプロセッサーはお休み。
代わりに裏ごし器の活躍つまり、
フードプロセッサーと違って人力が頼りなので、ちょっと大変でした。

何を裏ごしたかというと、飛竜頭の元、お豆腐をぐいぐいと。
重石をのせて水切りした、木綿豆腐って、
かなり力要りました。
普段は力仕事しないから、わたし非力なんですよ。
トホホ・・・

そのお豆腐に卵と大和芋の下ろしたものを混ぜます。
さらに細かく切ったエビ、ニンジン、きくらげ、しいたけ、百合根を加えて。
それを小さなお団子にして、銀杏を1個入れて、
油で揚げます。

おだしか塩で食べます。
これ、手間かけただけあって、市販のものとは比べものにならないくらい、
おいしかった~

お汁はカニすり身をすり鉢でつぶして、おだしで伸ばして、
くず粉でとろみをつけ、生姜汁をしぼります。
焼き豆腐は薄味で下煮。
上にかかってるのは、白髪ネギ。
千切りのネギを水にさらして、ふきんに包んでもんで、しぼったもの。

ね、すごく手間かかってるでしょう。
日本料理って、おいしいけど、見えないとこで大変なのね。

鰻の笹巻寿司は、寿司飯に鰻の尾の方をきざみこみ。
ラップでくるんだものに、飾りの鰻をのせ。
笹の葉でくるんで蒸したもの。
笹の香りがして、おいしかった~

今月もおいしく楽しく調理できました。
ふふ・・・