「下谷万年町物語」観てきました。
藤原竜也くんはカッコよかったし、宮沢りえちゃんは色っぽかったです。
ネタバレあります。お気をつけてね。
シアターコクーン リニューアルオープン公演
「下谷万年町物語」
作:唐十郎
演出:蜷川幸雄
美術:朝倉摂
照明:吉井澄雄
出演:宮沢りえ、藤原竜也、西島隆弘、六平直政、金守珍、石井愃一、沢竜二、唐十郎ほか
Bunkamura シアターコクーン 1月6日ソワレ初日観劇
キレイになったコクーンのオープン公演の、「下谷万年町物語」は1981年に初演。
唐さん、蜷川さん、朝倉さん、吉井さんはその当時のメンバーだそう。
李礼仙さんがりえちゃんのキティ瓢田、竜也くんの洋一は渡辺謙さんですって。
2人のモノクロ写真がパンフに載ってます。
舞台には、大勢のキレイとはいえないオカマさんたち。
洋一が登場人物の中で一番まともだったかも・・・
水をたたえた瓢箪池あり血あり、オカマのラインダンスあり、
追っかけっこもありで賑やかな舞台でした。
初日のせいか、ちょっと中途半端な感じも・・・
唐さんの脚本も昭和23年の話だし、6本指、注射器と独特の世界。
ヒロポンやターキーという単語も分かりにくいんじゃないかな。
まぁ細かく詮索しないで、舞台の流れに乗るのがいいかも・・・
唐さんは最初と最後のモノローグに登場。
でもよく聞かないと何を言ってるかわからないという感じ。
まぁ、唐さんだから許されるのかな。
竜也くんも西島くんもやたら池に落ちたり、水の中をジャブジャブ。
もうちょっとあっさり目の方がイイのに・・・
竜也くんびしょ濡れのまま舞台から降りたりも。
客席2列目までビニールシート配られてました。
2階席だったので、ちょっとうらやま~です。
竜也くん歌って踊ってました。
ソロじゃなくて、3人で。
よかった~
ホッ・・・
踊りも脚を高く上げて、けっこうイケてました。
うふ・・・
3人が踊ると雰囲気アップで楽しいし、
もっとやってほしかったのに、少しだけ。
オカマシーンになると、ちょっと客席引いちゃう感じ。
それに長い。
舞台最初のお尻の場面は客席、氷みたいでした。
なんか先行き不安~になったくらい。
はい、すぐ関係者になっちゃいます。
脚本が長すぎるのかな。
唐さんの本だから、蜷川さん相談して短くしちゃえばいいのに・・・
もっとメリハリつけたら、よくなると思うのに・・・
あ、唐さん失礼しました。
竜也くんの役は最後の方、訳わかんないままに終わっちゃった、みたいで、
竜也くんファンとしては、ちょっと消化不足気味。
りえちゃんが圧巻でした。
キレイ、色っぽい、華がある。
池からの登場シーンでベンチの上に寝かされて、
ゾクゾクするくらいキレイでした。
オペラグラスでガン見しちゃいました。
舞台上の水溜まりにも顔が映って、これが超きれいでステキ。
二階席からだと、よく見えましたね。
演出なら素晴らしい。
池からのシーンも、嫉妬しそうだったけど、
すごく様になってたから・・・
はい、オッケーです。
西島くんナイスです。
セリフもしっかりしてたし、役のイメージともぴったりフィット。
これから伸びそうだし、要チェックですね。
カーテンコールでは、竜也くんめずらしく笑顔。
りえちゃんと顔を見合わせて笑ったり。
上手く行ったらしい。
みなさま、お疲れさまでした。
水に飛び込んだり、もぐったりの舞台、
お風邪に気をつけてね