ふわふわ気分で

舞台、シネマ、藤原竜也くん、長谷川博己くん、成河くんのことなど気ままに・・・

『告白』湊かなえ著

2009-04-30 | BOOK

本屋大賞受賞の湊かなえさんの『告白』
さすが受賞しただけあって、おもしろかったね。

一気に読み終えました。
早くこの先を知りたいよ~
途中でやめるなんて、絶対できないよ~
パターンでした。
これから読む方、読み始める時間を考えることをオススメしますね。

わが子を殺された女教師が、犯人の自分のクラスの男子中学生たちに、
復讐するという内容。
暗~いです。

だが、2人の犯人や同級生、犯人の母などが、
章ごとに述べる一人称での告白形式が、
視点が変わって、とてもおもしろい。

内容もいじめやHIVや教育、母子関係などけっこう濃い内容で、
考えさせられます。

そして、結末はというと・・・
う~ん「ムサシ」を書いた井上ひさしさんのテーマは、
復讐の連鎖を断ち切る、だったけど、
これは最高の連鎖。

読後感は、ホントに暗~いです。
藤原竜也くんの映画「カメレオン」の仇討ちのような、
カタルシス感も少なかったね。
でも、まぁ、大甘のハッピーエンドみたいなのは、
期待してなかったし・・・
あれが、妥当な線かも。
あ、わたしも仇討ち容認派なのかも・・・
うむむ・・・

暗いけど、オモシロイ『告白』
オススメ~


卯月の料理教室

2009-04-29 | 食べもの

料理教室の友だちから、
どうして今月のお料理は載せないの、なんか問題ありだった?
と聞かれてしまいました。
問題あるわけないでしょう。
単に忘れてただけ・・・
関係者のみなさま、余計なご心配かけてごめんなさいです。

献立は左上から時計回りに

空豆の青煮
海老のすり身入り、ふきの信田巻と高野豆腐の揚げ煮
鯛の塩焼大和芋ソース
筍の天ぶらオランダ風

そら豆、つやつやしてきれいでしょう。
蜜でさっと煮てます。
これ、おいしいです。箸休めというのかな。
イヤミがない甘さで、おしゃれなデザートみたい。

丸いピンク色は、エビの色です。
かわいい色だね。
油揚げでエビのすり身と茹でた蕗を巻いて、煮たもの。
エビはフードプロセッサーで、すり身にしました。

鯛の塩焼きの大和芋ソースは、
ズバリ大和芋をすりおろして、卵黄とだしでのばしたもの。
松の実をかざりました。
おいしいよ~
はい、これお酒の肴です。

筍は天ぶらにして、上から大根おろしと蕗を入れたダシで煮たものをかけます。
オランダ風って、どうして言うのかしらん。
先生の説明・・・聞いたかな、
すっかり忘れてしまいました。
すみません。
でも、おいしかったです。

今年はあわただしくて筍、自分でゆがいてません。
毎年作る木の芽和えも、作ってないね。
あらら~
もう筍は・・遅いよね。
はぁ~



「カイジ」と「BATON」

2009-04-28 | 藤原竜也

昨日の藤原竜也くん「カイジ」情報、
『ヤングマガジン』に載っているのを、やっと見つけました。
近くの書店では、なかったので、
今日やっと立ち読み。

なんだけど・・・
ビキニの女の子が表紙の雑誌でした。
中身はコミック。
最初と後ろのページが、カラー写真でビキニ。
でも、それほどいやらしくはなかったね。
明るいビキニ、って感じ。
イマドキの男の子は、この程度がいいのかな。

あ、ビキニ研究より竜也くんでした。
載ってないのか?って、アセアセ・・・
ちょっと探したけど、真ん中へんにありました。
ネットと同じで、カラー3ページ、だったかな。
多分。
このテの本は『POTETO』と同じで、やっぱ恥ずかしい~ですなぁ。

竜也くんは、かわいい~
ムサシの汚い系もいいけど、カイジのかわゆい系もなかなか・・・
うふ・・・

そうそう「開国博Y150」も開幕しました。
SFファンタジー「BATON」に竜也くん、特別出演です。
今日の朝日新聞に、
脚本・プロデュースの岩井俊二さんのインタが載ってました。
竜也くんのことは、ふれてなかったですね。

今回の映画は、俳優の演技を撮影後、顔立ちや動きをそのままにアニメ化する
「ロトスコープ」という技法を導入したそう。
「・・アニメだが、声やしぐさには生身の俳優が乗り移ったようだ。」
という説明があるから、声も本人ではないのかな。

映像じゃなくて、アニメか。
出演なら、そのままで、アニメにしなくていいんじゃない、って思うけど。
竜也くん、せっかくキレイな顔と声なのに・・・
もったいないよね。うん。

開国博、ゴールデンウィーク中は、混むんだろうなぁ。
人ごみ苦手なんで、みんなが忘れたころに行こうかな。
はは・・・

「BATON」情報があったら、ぜひお知らせくださいね



映画「カイジ」10月10日公開決定

2009-04-27 | 藤原竜也

藤原竜也くん主演映画「カイジ」公開日時が決定しました。
10月10日(土)です。

ヤングマガジンサイトに載ってます。こちら→ヤングマガジン新着ニュース

おまたせ~って感じ、撮影したの去年だったよね。
共演者は、天海祐希、香川照之、山本太郎、光石研、松尾スズキさんたち。
大好きな天海さんと竜也くん、楽しみ~

原作の「カイジ」もヤングマガジンで6月から連載再開だそう。
よく知らないけど、かなり売れてるコミックらしい。

テーマはギャンブル。
え~・・・だけど、映画観るとオモシロイかもしれないね。
「カメレオン」も、いやいや観たけど、おもしろかったもん。

「ムサシ」土曜日から大阪公演始まったけど、
あと2週間くらいで終わりますよ。
終わる前から、さよなら気分になったりして・・・
イカンイカン!
しんみりモードは、似合わないよ~

はい、「カイジ」楽しみにしてますね~
でも、次の舞台は何?




「遥かなる絆」オススメ~

2009-04-26 | 今日のドキドキ

鈴木杏ちゃん主演のNHKのドラマ、「遥かなる絆」昨日2回目放送でした。
いやいや、よかったですね~
杏ちゃんだけ観るつもりだったけど、すごくいいドラマでした。

感動しました。とか言うの嫌いだけど、それ系。
昨今の薄っぺらで強引な筋のドラマとは違った、
厚みのある丁寧な作りのドラマです。

え~っとね、杏ちゃんのお父さんは中国残留孤児。
中国に留学した杏ちゃんが、父の親戚をたずね、
父の残した日記帳を読みはじめて、というところ。

原作は、城戸久枝さんのノンフィクション『あの戦争から遠く離れて』
吉田紀子さんの脚本が、
登場人物を深くあたたかい視線で描いていて、ナイスです。
涙があふれる場面でも、しつこくなくてイイです。

さりげなく、香港出身のイケメンを配してたり。
NHKさん、なかなかやりますねぇ。
こういう楽しみも・・・
うふ・・・

杏ちゃんの授業中、日本人が中国で侵略行為をしたというのが話題になったとこ、
日本人留学生の杏ちゃんが、日本ではちゃんと教えてないんでしょう。
と、問い詰められる場面。
さらっと流れてしまった感じがしたけど。
中国でのこと、ホントに学校で詳しく教わってないですね。
このへんさりげな~く、訴えてるのかな。

番組の掲示板を見たら、満州から帰国した方の関係者からの書き込みもありました。
戦争とか、ず~っと大昔の話のような気がするけど、
そうじゃなかったんだ・・・という事実に気づいて、
ちょっと考えさせられました。

今期のドラマの中では、一番見応えありますね。
超オススメ~
観てね




「シュート・ザ・クロウ」観劇

2009-04-25 | 演劇

タイル職人のちょっとショボイ盗難計画の話。

シリーズ同時代「シュート・ザ・クロウ」
作:オーウェン・マカファーティー
訳:渡辺千鶴 小田島恒志
演出:田村孝裕
出演:板尾創路、柄本佑、阿南健治、平田満
新国立劇場小劇場 4月16日ソワレ観劇

客席に入ったら、舞台上で男の方何人かが作業中。
セット修理かな、と思ったら、出演者の方たちでした。

今日の舞台はタイル職人の話のはず・・・
タイル張りのお仕事、始まってました。

おぉ~もう舞台スタートなの?
入ってきた皆さん、びっくりしながら席につきます。
このまま話に突入するのか・・・だったけど、
5分前くらいに劇場のお姉さん、何気に前に出てきてケータイの電源切ってくださいね、
とご注意をいつも通りに述べてました。

中央に階段があって、右の部屋の半階分上に左の部屋。
出演者は4人。
2人づつでせっせとタイル貼りのお仕事。

上手の上方奥にダンボール箱がたくさん積んであって、1階の通路らしい。
手前や奥の階段を下りると、そこに出られる。

途中で手前の階段で材料かなんかをこぼして、
その白い発泡スチロールの粉が、階段に落ちてしばらくしてから、
ダンボールの上から降ってきてました。
作業している部屋はかなり上階という設定みたい。

新国立はこの間の「昔の女」といい、なかなか装置凝ってます。

北アイルランドが舞台。
年配のタイル職人が仕事をやめる日に、タイルを盗む企てを、
若い相棒に持ちかけるが、同じ事をもう一組も考えていた。
というストーリー。

ちょっと人生ツライね風ほろニガ喜劇らしいけど、
翻訳の具合か、タイミングか、もひとつ笑えなかった。
笑いがないから、なんか暗~い話に終始して・・・
う~ん、残念。

タイルをかなり手際よく、どんどん貼っていくのには、
ちょっとびっくり。
かなりお稽古されたのでしょうか。
でもね、タイルを壁一面に貼ったお部屋って、
何の建物の、どういう部屋の設定なんだろう。
シャワー室か温泉の蛇口並んでるとこみたい、
アイルランドだし、はて・・・でした。

全体に地味~な出演者の中では、
柄本佑くんがのびのびして、よかったです。
柄本くん、藤原竜也くん主演映画「カメレオン」で、
テキグループの一員でしたね。
鏡撃ちで顔から血を流して、「すごいな~」って言ってた方。
映画と同じ感じの話し方でした。

この間観た「その男」でも、「カメレオン」の波岡一喜くんが出演してたし、
知り合いが出演してるみたいで、ちょっとうれしい。

最後も予想できるオチでした。
「昔の女」みたいな、ドッキリを期待してたのに・・・
いつもいつもは、無理だよね。
はい、柄本佑くん発見できてよかった~です。
みなさま、お疲れさまでした



蜷川さん9時間の大作演出

2009-04-24 | 演劇

ただいま~です。
留守中もブログに遊びにきてくださって、ありがとうございました。

友だち4人で京都に行ってきました。
ありふれてる?いえ、いえ・・・
太秦広隆寺で弥勒菩薩さまにお会いしたり、
大原の三千院と寂光院へ行ったり、
ちょっと上級クラスの京都の旅。
うふ・・・
また写真、アップしますね。

上の写真は三千院。
シャクナゲが咲いていました。
「そうだ京都行こう」の紅葉バージョンのポスターが、
ちょうど、このあたりの写真です。
新緑もキレイでした~

ところで、Bunkamuraコクーンで9月12日~10月4日、
蜷川幸雄さん演出で「コースト・オブ・ユートピア」公演ですって。
三部作で上演時間9時間。
登場人物は70名以上という、超大作。
キェ~!だわ。

作者はトム・ストッパードさん。
2000年にロンドンで初演、2006年にはニューヨークで上演され、
大人気だったそう。
詳しくはこちらね→「コースト・オブ・ユートピア」

観たいけど・・・
長い、長すぎる~
あ、藤原竜也くんは出演するのかしらん。
ちょっと期待してます。
蜷川さんよろしくね~


フラワーアレンジメント

2009-04-20 | お花

4月のフラワーアレンジメント教室に行ってきました。
ピンクのバラ3本が豪華です。

材料
デルフィニウム:6本
バラ:3本
アルストロメリア:2本

このバラちゃん、アレンジ前は、咲き始めって感じだったのに。
位置を決めたり、長さを考えたりしているうちに、
ドンドン開いてきました。
家に持って帰ったら・・・
すっかり満開です。

バラ好きだし、イイけどね。
最初のイメージとは、かなり違う感じに・・

まぁ、きれいだから、ヨシとしよう。
ホント、きれいね~
はい、うっとりです。
ふぅ~

それから、
明日からちょっと遊びに行くので、
3日間ほどブログお休みします。

ケータイから更新できるらしいけど、よくわかんないし・・
それに、遊ぶ時は遊ぶのさ。
えへ・・・
よろしくね~



「ムサシ」前楽観劇

2009-04-19 | 藤原竜也

本日、埼玉千秋楽の「ムサシ」です。
3月4日が初日で、長いな~と思ってたけど、あっという間でしたね。

あるブログで、関係者さんの話によると、
台本の最後まで完成したの、初日3時間前だったそう。
ほとんど、ぶっつけ本番に近かったらしいです。
スゴイ!こういう非常事態の時に、その人の実力ってわかっちゃうのよね。
今頃ですけど、改めて拍手です。

ネタバレありです。よろしくね。

「ムサシ」
さいたま芸術劇場 4月17日 マチネ観劇

今日はかなり前列、ムサシ観劇の中では一番良い席。
しっかり観てきました。

やっぱり、最初の場面好きですね。
赤い日輪と海。海は・・・書き割り、みたい。
ええ~っ、それってアリですかぁ。

竹林移動シーンも、うっとりして観てました。
う~ん、大好き~
あそこ音楽だけでなく称名も聞こえるんですね。
それで、よけいに気持ちいいのかしらん。

皆さん余裕綽綽って感じ。
大石継太さんの平心、寺開きの口上のとこ、
口をギュッと閉じたり、色々されてました。
お芝居(インチキ)の始まりだから、緊張してるって感じ、出してるんだ。

大石さん、長台詞だし台詞量多いですよね。
近くで見たけど、大石さんって若い。
お肌もつやつや、スゴイ。

主役の藤原竜也くんと小栗旬くんって、台詞わりと少ない。
その分、かえって難しい、のかな。

4人5脚もバージョンアップして、なんか、ごっちゃごちゃ状態。
皆さんこれに命かけてる~みたいな勢い。
オモシロ~イ。

竜也くんと辻萬長さんのふたり、立ち姿から、いきなりドデーンと前方に倒れて、
舞台から落ちそうな勢い。
「キャー」って悲鳴があちこちから起こりました。
落ちなかったけど、びっくり~

負けじと小次郎くんも落ちそうになってました。
負けず嫌いなのかな。

たっちゃん開脚180度してました。
あら~意外に身体柔らかい?
固いです、って言ってたけど、5人6脚で克服した、とか・・・
ふふ・・・

下手寄りだったので、
竜也くんの笑顔、ニコ~っての、バッチリ見えました。
目がキラキラ、白い歯もみえて、
この芝居で笑顔っての、多分ここだけよね。

あ、また髭発生してました。
両足首にテーピングも発見。
武蔵のかあさんではないけど、ちょっと心配。

鈴木杏ちゃんが今日は光ってました。
他の方は、ちょっとお疲れモードかも。

舟島でハラリと落ちる武蔵の鉢巻きと小次郎の御守り袋。
それに、動く左手の謎はわかりませんでした。
よく出来てますね、あの手。
うにょうにょして、ホント気味悪い。

竜也くん、カテコは笑顔なし。
ソワレもう一回やらなきゃ~
疲れたよ~って顔だったね。

皆さま、お疲れさまでした~
大阪公演まで、しばしお休みくださいね



「ムサシ」前楽と「怪談牡丹燈籠」

2009-04-18 | 藤原竜也

明日千秋楽を迎える藤原竜也くんの舞台「ムサシ」
今日のマチネ、行ってきました。
千秋楽のチケは取れなかったのよ。

感想また後で載せますけど、
今日はけっこう前で、下手寄り。
竜也くんの「にぃ~」ってのが、バッチリ見えて・・・
うふ・・・

何故か回りは、小栗旬くんファンばかり。
アウェーで応援気分でした。
でも頑張って、竜也くん応援してきたよ~
スタオベも、もちろんね。

写真は、この間新国立劇場でもらったチラシ。
「怪談牡丹燈籠」ですって。
手の中の牡丹の花、燃えてますよ、奥さん(←はて?)
いのうえひでのりさん演出。
シスカンパニー公演、8月のシアターコクーンで。

コクーン「桜姫」とか鈴木杏ちゃんの「奇跡の人」とか、
観たいのばっかりだよ。

出演は段田安則、秋山奈津子、柴本幸、瑛太さんたち。
ゼッタイ観たいよ。
仁左衛門さまと玉三郎さんの牡丹燈籠もおもしろかったけど、
どんな風になるのかな。

チケットの女神さま~
お願いしますね


「苛々する大人の絵本」不思議~

2009-04-17 | 演劇

青山のマンションの1室での公演。
25人限定の不思議なお芝居。
また、観てきました。
ネタバレしてます。お気をつけてね。

庭劇団ペニノ17th
「苛々する大人の絵本」
作・演出・美術・照明・音響・衣装:タニノクロウ
出演:山田伊久麿、島田桃依、瀬口タエコ
渋谷はこぶね 4月11日マチネ観劇


昨年4月観た「苛々する大人の絵本」再演バージョンアップ版です。
前回の感想はこちら→08.4「苛々する大人の絵本」観劇ブログ

話の筋はね。
雌の豚と羊が住んでる部屋には、2本の木がはえてます。
変わりばえしない、毎日。
その階下には、受験生が眠っていて・・・

う~ん、筋を細かく書くとシュールだし、
でも、それが何だ?って感じだし。
この舞台は観るっていうより、感じる舞台みたい。

前回と途中までは変わらず、ラストが変わってました。
受験生、村島さまが鹿を抱いてお母さんというとこ、変わってました。
わたし鹿好きだけど、あそこ、すごくイヤだったので、
うん、よかった。
エラソーだけど・・・
はは・・・

料理の内容も、変化してましたね。
って、あれ料理って言えるのか・・・だけど。
エンディングもちょっとオシャレに変わってました。
その分、まとまりすぎて、当たり前になってたかな。

前回も小鳥の声してたと思うけど、
今回の方が印象的で、すごくイイ感じ。
カッコウの声とか、大好き。
ラストも心地よかったですね。

エロなとこも、ちょっとソフトになってたかな。
見慣れただけかも、知れないけど。
あ、こっちが経験豊富になったとか?
いやいや、モトから大人ですから・・・
ほほ・・・

このマンション25人限定芝居。
一番ドキドキするのが、屋外の某所に並んで待ってる時かも。
通り過ぎる人から、不審な目で見られることも。
ちょっとアヤシイお楽しみ~って感じ。

あ、二度目はドキドキも、しませんでした。
人ってすぐ慣れちゃうのよね。

次回公演は12月、にしすがも創造舎体育館で。
せま~いとこから、広大な所へ。
楽しみ~です



『利休にたずねよ』山本兼一著

2009-04-16 | BOOK

第140回直木賞を受賞の山本兼一さんの、
『利休にたずねよ』です。
超おもしろかった~

山本さん『火天の城』では、信長の安土城築城の大工の親子の話。
おもしろい~と思いましたね。
賞とれないのね、で残念だったけど、
『利休にたずねよ』で、受賞。
おめでとうございます。

山本さん、京都出身。
なんと、出身高校がわたしと同じ。
あの芥川賞受賞の綿谷りさちゃんも、同じなんですよ。
スゴイぞ紫高~!
すみません、地元ネタでした。

お話は、
利休の生涯を切腹の日の朝から、日時をさかのぼって描いてます。

侘び寂び、がキャッチフレーズな利休だけど、
枯れた人ではなかったよう。
熱い恋心が話の中心にすえてあり、
利休の行動の鍵にもなっていて、おもしろい。

話が進むうちに、
あれ?利休って、ホントは、
秀吉や信長と同じ気質の人なんか、と思えたり。
今までの利休にいだいていた、イメージとゼンゼン違うのも、
おもしろ~い。

終章の妻の
 「はっきり分かっていることがたったひとつある。
  -くちおしい。」
ここいら、大人の筆だなぁと感心。

最近読んだ中では、一番のヒット。
激しくオススメで~す。
読んでね!



「ハイビジョン超特急!」の竜也くん

2009-04-15 | 藤原竜也

13日深夜NHKテレビの「BShiはこんなに面白い ハイビジョン超特急!」
やっと録画を見たら、
藤原竜也くんちょっとだけ、出てました。

2001年の「いま裸にしたい男たち」シリーズの中の
「藤原竜也18歳 何やってんだろ、俺」
当時の担当NHKディレクター、細田さんのインタも映りました。

メイクシーンから、金髪の竜也くん。
女の子みたいに、超美形、カワイイ~

「近代能楽集 弱法師」ね。
ラストの熱演シーンも、ちょっとだけ映ってました。
せっかくのメイクも汗と涙で、ハゲちゃって・・・
観てるときは、メイクとか関係ないけど・・・
はい、ちょっと気づいたもので。
すみません。

大阪公演の稽古後のホテルの部屋で、
疲れた竜也くん。
カメラ邪魔ってのが、顔中に書いてあったね。
はは・・・

仕方ないから、カーテン開けたり、
友だちにケータイしたり。

ドラマ「聖の青春」の衣装合わせでも、疲れきって・・・
いくら若いといっても、かわいそ~な感じ。
車の中でも疲れて、キレそうなたっちゃん。

ダイジェスト版は、ここまででしたけど、
あのあと秩父の夜祭に行って、友だちと遊んできて、
すっかり、元気になったのだったよね。

細田さんも、嫌がられてるのがわかりながら、迫っていって、
竜也くんの生の表情がとれました。
みたいなこと言ってました。

「いま裸にしたい男たち」のディレクターさん、すべて女性の方ですって。
へぇ~それで大胆タイトルなんですかぁ。
よく、上司のオッケーが出ましたね。
妙に理解がありますね。
うふ・・・

竜也くんも26歳、ますます男ぶりがあがってますよ。
NHKさ~ん、続編撮ってくださいね~




おいしいサラダ

2009-04-14 | 食べもの

シーフードサラダです。
これ、おいしかった~
え~っと、都内某所のイタリアンレストランで。

白身は鯛かな、多分。
エビやホタテやイカも入ってました。
それに、生のオレンジの酸味もさわやか。

あとのお肉もおいしかったね。
シメはリゾット。
タケノコのリゾット。
これも、ナイスでした。

う~ん、写真はねぇ。
おいしそ~って、アセって食べちゃったので、
忘れちゃいました。
あしからず・・・です。
うふ・・・

ところで藤原竜也くん小栗旬くん出演の「ムサシ」
長い~と思ってたのに、
埼玉公演、とうとう最終週になってしまいました。

あと、7ステージかな。
皆さまお疲れさまでした。
けがのないように、最後まで突っ走ってくださいね~







「その男」派手派手だった・・・

2009-04-13 | 演劇

渋い大人の舞台かな、と思ったら・・・
派手派手で新感線っぽかった。
ネタバレあります。お気をつけてね。

「その男」
原作:池波正太郎
脚本:鈴木聡
演出:ラサール石井
美術:堀尾幸男
作曲:上妻宏光
出演:上川隆也、平幹二朗、内山理名、六平直政、キムラ緑子ほか
池袋 東京芸術劇場中ホール 4月10日マチネ観劇

原作は池波正太郎さんの長編小説。
幕末から昭和までを生きた杉虎之助(上川)の一代記。

「ムサシ」と同じように、虎之助は仇討ちをせずに、
暴力の連鎖を断ち切る、みたいな感じ。
花々しく散らずに、地味に生きたのは、
師の池本茂兵衛(平)から、
「結婚して、人としての幸せを味わい、生き抜いてほしい」と、たくされたから。

渋~くて、しっとりした、大人の舞台を期待していたのだけど・・・
池波正太郎さんの世界とはゼンゼンちがって、演出が派手派手。

音楽は津軽三味線が流れます。
音楽と照明は新感線風。
お祭みたいな踊りが入ったり(何度も)
カテコでも、立ち回りがあったり、
ラストは「三人吉三」風に客席に向けて花吹雪がドバッと。

何か派手にしたくて、やりたいこと、全部やっちゃいましたという演出かな。
3時間40分は、あまりに長かったです。
あちこち重複したとこは、カットしてほしい。

上川さんと平さんで、がっつりカランでくれるのか、
と思ったら、二人の場面少ない。
このふたりが共演してるのに、超もったいないです。

平さんはさすがに貫禄だけど「リヤ王」や「山の巨人たち」の方が輝いてました。
上川さん、立ち回りカッコよかったです。
いっぱいお稽古されたのかな。

武蔵の二刀流をマネちゃったりして、ちょっとズルいぞ。
「ムサシ」が、ほとんど刀を交えなかったのに比べて、
刀を振りかざす場面、すごく多い。
立ち回りも、ちょっとくどい・・・
主役よりも、斬られ役の方がトンボきって目立ってどうなのよ。
はぁ~

内山さんは「リア王」にくらべて、上手くなってるのにびっくり。
キムラさんは、色っぽいですねぇ。
吸い寄せられそう。

六平さんの語りが心地よかった。
安定感ありますね。

幕末の舞台なので、新選組の土方や沖田らしい人たちが、
チラッと通り過ぎるのが、ちょっとうれしい。

上川さん、何度もお着替えして大忙しでした。
衣装も「ムサシ」よりも、ずーっと立派。
さすが松竹衣装さんでした。

写真は、チラシと盛大に降ってきた花吹雪。
グッズには、ストラップや上川さんのサイン入り手拭いもありました