ふわふわ気分で

舞台、シネマ、藤原竜也くん、長谷川博己くん、成河くんのことなど気ままに・・・

「黙阿彌オペラ」井上ひさしさんスゴイ

2010-07-30 | 藤原竜也

パンフレット、観劇した28日から舞台写真バージョンが出てました。
稽古場写真は雑誌で見たばかりなので、舞台写真バージョンを。
どちらか選べます。
パンフは1500エン、トートバックは500エン。
トートバッグ見送ったけど、白い布製でちょっとかわいかったです。
次回買うかも・・・

「黙阿彌オペラ」の戯曲、文庫版で再販が出てたので買いました。400エン。
あと井上ひさしさんの本がいろいろ。
井上さん筆のクリアーファイル。
雑誌はなかったけど、DVDが並んでました。
舞台写真、Tシャツ、五郎蔵人力車の携帯ストラップとか、お箸もあったみたい。


ネタバレあります。お気をつけてね。


「黙阿彌オペラ」
作:井上ひさし
演出:栗山民也
音楽:宇野誠一郎
出演:藤原竜也、吉田鋼太郎、北村有起哉、熊谷真美、内田慈ほか
紀伊國屋サザンシアター 7月28日マチネ観劇


あちこちからおもしろいと聞いてた「黙阿彌オペラ」ホントにおもしろかったです。
柳橋のそば屋を舞台に、河竹新七(後の黙阿彌)が4人の男たちと出合い、
そば屋の娘の成長を願う28年間の物語。

5人の男たちの掛け合いが最高。
戯曲先に読んで、けっこうおもしろそう~だったけど、
舞台は展開が早くて、予想以上のおもしろさ。
5人+女優2人、皆さん芸達者だしチームワーク抜群。
3時間30分(休憩15分)の長時間の舞台だったけど、あっという間。

井上さんの戯曲、ホントによくできてます。
いっぱい笑いました。

おせんちゃんの綿入れのエピソードでは、泣いてしまいました。
御恩送りって、なんてあたたかい言葉なんでしょう。
二言目には「経済効果」っていう人に聞かせたいですよ。

井上さんのセリフ、生きがイイって感じ。
1995年が初演の作品ですが、現在に通じる批判もいろいろあります。

観終わって、気分よく家に帰れます。
やる気もでてくるし・・・それから、う~んって考えさせられます。
スゴイです。パチパチ・・・

吉田鋼太郎さんが新七で、いつもと違い静かで考え込んでる役柄。
こういう吉田さん、初めて観ます。
でも適役でした。さすがね。

藤原竜也くんは、武蔵とはまったく違う役を生き生きと演じてました。
べらんめえ調の江戸弁がぴったり。
言葉でも動作でも新七との対比が、おもしろいです。
キレのいい動きも、ナイス。

脚の運びも武蔵の時とは違ってました。
竜也くん喜劇うまいですね。
タイミングとか絶妙。
この線で、あと何本か観たい。

竜也くんの「チャン・・・」という声音が、かわいかったです。
思わず頬がゆるんでしまいました。
でも、ここで泣かせるようになるとベターなんだけど・・・

北村有起哉くんが、メリハリがあってよかったです。
今まで観た中でベストじゃないかな。

内田慈ちゃんもよかった。
「タトゥー」の時より存在感ありましたね。
台詞が心の奥まで届く感じ。

カーテンコールがシャレてます。
こんなの初めて・・・
栗山さん、イイね~。
拍手、パチパチ・・・

気持いいラスト。
う~ん、お蕎麦が食べたくなりました。
うふ・・・

「黙阿彌オペラ」8月22日まで。
チケット完売だそうだけど、超オススメ~
観てね~







「黙阿彌オペラ」でチラシゲット

2010-07-29 | 藤原竜也

行ってきました「黙阿彌オペラ」
いやぁ~おもしろかった~
うるっとしたし、考えさせられたりしたし・・・

井上ひさしさんの戯曲は、ホント素晴らしいです。
もちろん藤原竜也くんはじめ出演者もスバラシイ。
感想は後ほど載せますね。

劇場ホワイエには、井上さんの幻の新作舞台「木の上の軍隊」のポスターと、
出演者の吉田鋼太郎さん、北村有起哉くんと竜也くん、3人のスチール写真が飾られてました。
沖縄戦の実話を基にした話だったみたいですね。
どんな作品になったんでしょうか。
残念です。すごく心残りです。

                

井上さんのお別れの会の写真も。

                

竜也くんの次の舞台「ろくでなし啄木」の仮チラシいただきました。
ちょっとうれしい~

                

「インシテミル」も。

                

「インシテミル」チラシの裏側はこういう感じ。
ようこそ、暗鬼館へ。

下の方、赤い字で、
「最後に警告いたします
 この先では、不穏当かつ非倫理的な出来事が発生し得ます
 それでも良いという方のみ、この先にお進みください
 実務連絡機構」

ですって、実務連絡機構?はて?
喜劇じゃなさそうですけど・・・
ちょっとおかしい~
ふふ・・・



竜也くん情報 BOOK

2010-07-28 | 藤原竜也

いつもの書店に行ったら「インシテミル」と「借りぐらしのアリエッテイ」
大きく宣伝してました。
藤原竜也くん帯の『インシテミル』は、なかったみたい。
ちょっと残念。

FCさんのお知らせにあった『LOOK at STAR』と『BEST STAGE』見てきました。
話題はもちろん「黙阿彌オペラ」です。

『BEST STAGE』は、吉田鋼太郎さんと竜也くんのふたりの写真と対談。
3ページだったかな(多分)

竜也くんは、今度の舞台は皆で作り上げていくもので、稽古がすごく楽しいそうです。
他の人のアドバイスもあって、それもイイ感じみたい。

その楽しい稽古場写真がいっぱい載ってるのが『LOOK at STAR』。
全部で4ページ。
北村有起哉くんとの対談。

稽古場の竜也くん、驚いたり自慢そうだったり、笑ったり。
表情とっても豊かです。
それに元気そう。
「ムサシ」からキツキツのスケジュールだし、心配してたけどオッケーみたい。
・・・はい、また親気分です。
はは・・・

対談は吉田さんとの方がおもしろいかな、だったけど、
竜也くんの写真がイイので、こっちをお買い上げ。

気心の知れた人たちとの稽古がとても楽しくて、
いい意味で気を遣わずにいられる方たちと芝居を作り上げていくのが、僕はとても好き。
と、竜也くん。

「黙阿彌オペラ」については、
「・・・観ている人に問い掛けて考えさせて、しかも圧倒的なパワーでもって見せていかないといけない。
 ・・・手強い作品ではあるよね。
 でも一方で、演じていてすごく元気になれる。
 それに『ムサシ』とは世界観が真逆なのに、
 ”何があろうと這いつくばっても必死に生きていく”というテーマが一貫して描かれている気もするし。」

「僕は井上先生の台本と今回のカンパニーに演劇の力を改めて教えてもらっている気がしていて。
 だから余計なものをそぎ落として、すっきりとした自分が生まれる予感がする!」

竜也くん、スゴク前向きですね。
写真からも対談からも、楽しい稽古場が想像できそう。

はい、舞台観劇すごく楽しみ。
実は、今日観劇予定なんですよ~
うふ・・・









「ムサシ」NY公演・朝日新聞に記事

2010-07-27 | 藤原竜也

本日(27日)朝日新聞に「ムサシ」NY公演の記事が載っています。
筆者は山口宏子さん。
山口さんにリクエストが届いて、うれしい~

ラストシーンの武蔵と小次郎の写真もあります。
藤原竜也くんと勝地涼くん、決まってますよ(ぴゅ~ぴゅ~)。

タイトルは、
「井上ひさし作『ムサシ』英米公演 暴力への問いとユーモア 高い評価」

記事によると、
「ムサシ」は、リンカーンセンター・フェスティバル(7月7~25日)の開幕公演。
デビッド・H・コーク劇場で4回、約1500席が連日満員だったそうです。

9日のニューヨーク・タイムズは
〈驚くほど早く時間が過ぎる……作り上げられたのは、繊細なきちょうめんさと力強いユーモアが融合した美しい会話……
 堂々たる風格で、説教臭くならないように作られているので、ユーモアは全く損なわれていない〉
とし、演技とスタッフを高く評価する批評を掲載した。

そうです。

5月のロンドン公演は大絶賛されたが、演出の蜷川幸雄さんたちにとって、
NYの初日には特別な重圧感があったそうです。
「ムサシ」には、「9・11」以後の世界、特に米国の姿勢への批判があるからです。

蜷川さんは「どう受け取られるのか、不安はありました」
それだけに、地元の観客の熱い拍手と高い評価はうれしかったし、
井上さんの戯曲の普遍性とおもしろさが伝わり、ほっとされたそう。

みなさ~ん、大成功おめでとうございます。
パチパチ・・・

サイトにもカラー写真入りでのってます。
くわしくはこちら→アサヒコム

竜也くんは、つぎの舞台「黙阿彌オペラ」出演中。
熱中症に気をつけてくださ~い。
みなさんも、お気をつけてね






『演劇ぶっく』の博己くん

2010-07-25 | 長谷川博己

『演劇ぶっく』が並んでたので、何気に立ち読みしてたら、
長谷川博己くん、ロングインタビューが載ってました。

博己くんずーっと前に舞台「AOI/KOMACHI」で、初めて御対面。
麻実れいさんの相手役の光役。
眼つきの鋭さと長身&イケメンで、いっぺんにお気に入りに~

あ、藤原竜也くんは永遠の№1ですからね。
うふ・・・

インタは5ページ+カラー写真1ページ大の大きいの。
モノクロの写真も多数。
なかなか充実してます。

博己くん、3歳で映画を観始めたそうです。
「インディジョーンズ」の「レイダーズ/失われたアーク」。
怖くて泣きっぱなしだったとか。
教育的見地からすると、いいのかい?だけど・・・

インタは子どものころから、現在の博己くんまでがいろいろ語られてます。
「ヘンリー6世」のあと舞台がないなぁ~と思ってたけど、
今後新作舞台に出演するほかに、映像作品にも出演ですって。

「ヘンリー6世」のエドワードがツボだったので、
あのセンの舞台、もっと観たいんですね。

それから映像作品は、大きな役だそう。楽しみです。
博己くんファンには、けっこう読み応えありですよ。

特集は、「稽古場のひみつ」
公演中の「ザ・キャラクター」の稽古場から古田新太さんのインタもあり。

立ち読みだけでも、オススメです。
博己くんファンでなくても、お試しくださいませ~




竜也くん新作舞台と「黙阿彌」劇評

2010-07-23 | 藤原竜也

藤原竜也くんの次回舞台作が発表されました。

なんと三谷幸喜さん作・演出で「ろくでなし啄木」
わ~い!ず~っとあちこちにリクエストしてた、三谷さん作・演出です。

共演は中村勘太郎さん、吹石一恵さん。
三谷さんと合わせて、チーム新選組!ですよ、みなさ~ん。
スゴイ、拍手~パチパチ・・・

三谷さん来年1年間は「三谷幸喜大感謝祭」で、
映画『ステキな金縛り』1本のほか、舞台4本、小説1本、テレビドラマ1本、
計7本を来年1年で一挙に公開、公演されます。

三谷さんによると、
「石川啄木は本当に純朴だったのか?
 それとも人間的に問題のあるヤツだったのかをミステリータッチで探ってみたい。
 ドロドロの三角関係のドラマをやろうと思っています」
だそうです。

東京芸術劇場 中ホール
 2011年1月7日(金)~1月23日(日)
 *プレビュー公演 1月5日(水)、6日(木)

大阪公演 イオン化粧品 シアターBRAVA!
 2011年1月27日(木)~2月13日(日)

銀河劇場
 2011年2月17日(木)~2月26日(土)


くわしいことは、こちら→ヤフーサイト

ホリプロオンラインにも、啄木サイトが、こちら→ホリオンラインサイト



それから、本日23日朝日新聞の夕刊に、
「黙阿彌オペラ」の演劇評が載りました。
筆者は演劇評論家の山本健一さん。
竜也くんと吉田鋼太郎さん北村有起哉くんの三人のカラー写真入り。
竜也くん、丁髷がなかなか似合ってて、ナイスな笑顔です。

「・・・音楽に頼る部分が少なく、言葉の力がうねる。
評伝劇風だが、いびつな近代との対決を通して、現代との接点をさぐる思想劇でもある。」

「藤原竜也は出だしこそ力むが、ナイーブな魅力を発揮する。」

はい、竜也くん誉められてますね。
よかった、よかった~

まだ観劇は先だけど・・・楽しみです~
竜也くん、熱中症に気をつけてね。
みなさんもね~



竜也くん情報

2010-07-21 | 藤原竜也

ただいま~です。
本日フランクフルト経由で、フランスから帰ってきました。
留守中も大勢の方が遊びにきてくださって、ありがとうございました。

日本は超超暑いです。
ひっくり返りそうです。
マジです。
みなさまもお気をつけくださいね。

藤原竜也くん、18日には「黙阿彌オペラ」の公演が始まったし、
「ムサシ」NY公演も大好評だったようですし、いろいろとメデタイことです。


テレビ出演情報

8月1日 フジテレビ系 7:00~7:30
「ボクらの時代」

高橋大輔さん、中村勘太郎さんと3人のトークです。

雑誌掲載情報

7月27日発売
「LOOK at STAR!」
「BEST STAGE」


「黙阿彌オペラ」初日の記事が写真入りで載ってます。
こちら→サンスポ・コム
おニューなヘアスタイルですね。
ふむふむ・・・


毎日新聞 2010年7月20日 東京夕刊
「ムサシ」NY公演記事がサイトに出ています。
それによると、

ニューヨーク・タイムズ紙には、
「印象的だったのは、重いテーマを語るのに、笑いをふんだんに盛り込み、オリジナルな形のエンターテインメントに仕立てたこと。
 創造性豊かな演出、竹林が歩いてくるような幻想的な舞台、役者の表現力にも目を引かれた」

ニューヨーク・ポスト紙は
「ヒネリと思いがけない展開があり、とても楽しめた。
 両親あってこその命だからと、切り合いをやめるように説得するところは日本的で、
 米国では考えられないが、憎しみがどれだけ破壊的かというテーマは米国の観客にもよく伝わった」

公演を終えた蜷川幸雄さんは
「現実に戦争を戦っている国であり、政治的にデリケートではないかと不安だった。
 憎しみの連鎖を断ち切るというテーマが普遍的に通じたのであれば、それこそ望んだ通りです」
 
くわしくはこちら→毎日jpサイト


「月刊演劇プルミエール」
魅力的な舞台人 インタビュー
7/23(金)午後0:50 再放送あります。
サイトにものってます。

こちら→プルミエール・サイト


あと映画『バトル・ロワイアル』の3D版の公開日が11月20日に正式決定しました。
3Dで観たら、怖いんだろうなぁ~
観るか観ないか、それが問題だ・・・
とかね。ふふ・・・

「黙阿彌オペラ」観るのは来週になってからです。
超楽しみ~

竜也くん、暑さに気をつけて頑張ってね~
わたしもがんばるよ~
うふ・・・






ぶどう畑@ フランス

2010-07-19 | 今日のドキドキ
ディジョンからリヨンに向かう道の両側には、
ぶどう畑が広がっています。
食用のぶどうじゃなくて、
ワイン用のブドウね。

このあたりはブルゴーニュ地方。
最高級ワインの産地、
コート・ド・ニュイという地区です。

ワイン大好きさんには、たまらないところ。
ブルゴーニュ・ワインはワインの王様ですって。
ちなみにボルドー・ワインは女王さまだそう。
なんじゃ、そりゃ~だけど、
おいしいワインだよ、というのが結論。

どんなにおいしいワインか、
ワイン市場ってとこで試飲もできます。
有料だけどね。

はい、試飲しました。
しかも白赤10種類も。
どれもおいしかった~
味の違いも、なんとな~く、わかったかな・・・
うふ・・・

コルマール@ フランス

2010-07-17 | 今日のドキドキ
ストラスブールから、
コルマールにやってきました。

コルマールに向かう道には、
麦畑、ブドウ畑、羊や牛をが放牧してある牧場、
それにひまわり畑もありました。
広々していて、スゴク素敵。

背の高いポプラの並木通りもあって、
ちょっと北海道ぽいとこも。

写真はコルマールの街。
プティット・ベニスと言うところ。
静かな街のはずが、臨時の市場がたって、
街中大にぎわいでした。
果物野菜だと見てても楽しいけど、
バカンス前とかで、衣料品ばかり。
う~ん、ちょっとね。

フランスです

2010-07-15 | 今日のドキドキ
突然ですが、ストラスブール@フランスに来ています。
旅行の準備やなんかで、
ブログお休みしてました。
ごめん。
はい、すっごく元気ですよ~

フランスは熱波襲来らしく、
焼け焦げそうな暑さです。はぁ~

これから東フランスの田舎をめぐります。
熱中症に気をつけなくちゃ。

「ファウストの悲劇」派手派手にびっくり~

2010-07-12 | 演劇

蜷川幸雄さん演出の「ファウストの悲劇」
合間にタンゴシーンも出てきました。
蜷川さ~ん、マイブームですかぁ~
ネタバレあります。お気をつけくださいね。


「ファウストの悲劇」
作:クリストファー・マーロウ
翻訳:河合祥一郎
演出:蜷川幸雄
美術:中越司
衣装:小峰リリー
出演:野村萬斎、勝村政信、長塚圭史、木場勝己、白井晃、横田栄司、たかお鷹ほか
Bunkamura シアターコクーン 7月7日マチネ観劇


学問の才を極めたファウスト(野村)は、
悪魔メフィストフェレス(勝村)と、ある契約を結ぶのだが・・・

いやぁ、派手派手な舞台でした。
天使も悪魔も団体でフライング。
花火シーンも何度もあって、火花を散らすし、
金髪のヘレナも登場するわ。
しかもセミヌードの外人さん(多分)、あ、ニューハーフさんかも・・・

江戸時代の歌舞伎一座が「ファウスト」の舞台を上演しているという劇中劇スタイル。
歌舞伎でおなじみの定式幕や、下座音楽、パンパン~の付けもあるし、盛りだくさん。   

ミラーパネルの背後に、歌舞伎小屋の支度部屋、
それも3階建て、が見えるというシャレた趣向。

この支度部屋、細部にまですごく凝ってるけど最後までパネルの後ろ、
表舞台には現れず、もったいない~

美術、装置大々的、予算潤沢。
小劇団とかの方が観たら、超うらやま~ですよね。

野村萬斎さんが大熱演。
でも悪魔と神がなんたら、とか言われても、イマイチぴんとこないのね。
キリスト教文化圏なら悪魔に魂を売るって、それだけでゾゾ~ッなんだろうけどね。

台詞も私が無知のせいか、翻訳のせいか、なんか言葉が頭の上流れていくだけで、
ちっとも理解できないって感じ。
ラストの萬斎さんはよかったけど・・・

ファウストの最後の望みが金髪美人って、あんた、
偉そうに書棚に本が溢れていたのに・・・並みの男と同じかい。
でしたね。

木場さんが口上役。
「天保十二年のシェイクスピア」の口上を思い出しましたね。
でも、天保の時の木場さんのセリフは、耳に心地よくてわかりやすかったけど、
ファウストはイマイチ、残らない感じ。

やっぱ作者の井上ひさしさんは、スゴかったんだ。
と、合間に井上さんを偲んだり・・・

勝村さんが達者なとこを見せてました。
ぺったりヘアもおもしろい。
フライングもしてましたね。

悪魔の王ルシファーがカッコイイ系で、悪の迫力不足でした。
パンフ(1800エン)買わなかったから、誰が演じてたかわからないけど・・・
白井さんもセルゲイよもう一度、だったけど、
あれほど迫力なかったね。
でも、国王(かな)役はなかなか決まってました。

長塚圭史さん、パネルの向うの3階の部屋でなんかやってるのが、
すっごくカッコよかったですね。
ベンヴォーリオで出番少なかったですけど、客席まで通ってくれました。
ナイス。

大林素子さんも出演。けっこう大胆でした。
はは・・・

清家栄一さんの天使、メイクなしみたいで髭あり白い衣装に白い羽あり、
の何度ものフライングでの出現が、妙に記憶に残ってます。
どうして?


ド派手な「ファウストの悲劇」
結局、戯曲のテーマとかはどっかに行っちゃった感じでした。
あらら・・・







竜也くん情報

2010-07-11 | 藤原竜也

昨日10日の朝日新聞の紙面に、
藤原竜也くんの金鳥蚊取り線香の広告が載ってました。

「俳優歴14年。かとり線香歴20年。」ですって・・・
はは・・・


明日12日wowow「月刊演劇プルミエール」
「魅力的な舞台人 7月号は、藤原竜也さんを特集 」ですって。
 舞台 井上ひさし追悼公演「黙阿彌オペラ」

7月12日(月)  よる10:50
7月16日(金)  午後0:50 再放送
7月23日(金) 午後0:50 再放送


映画「パレード」NYでの話題です。

映画.com サイトには、竜也くんの写真も。

7月10日(現地時間)、米ニューヨークのジャパン・ソサエティで開催中の
第4回最新日本映画祭ジャパン・カッツ(7月1~16日)で、
「パレード」が上映され、行定監督と竜也くんが舞台挨拶に立ちました。

竜也くんは
「自分としてはひとつの作品として、映画として、人生の中に残っていくと思っています」
と振り返ったそうです。

また「ムサシ」NY公演もこの日が千秋楽。
竜也くんは、観劇するニューヨーカーを
「非常に高級な見方をしてくれる方々が多い印象なので、ウソがつけない感じがします」
「井上先生の遺書のような作品を、強く望んだこのニューヨークという場所で演じられることを
 とても光栄なことだと思っています」
語ったそうです。

上映後のティーチインでは、行定監督に同作で描かれる日本の若者像について質問が集中。
「今の若い人たちを僕が一番恐ろしく感じるのは、無関心さです。
 コミュニケーションは非常にうまく取れているんだけれども、
 根底の部分で意外と何に関しても無関心なところを感じる」
「その場その場での空気を読むっていうことしかしていないように思える。
 そんな得体の知れないものが、一番恐ろしいですね」
だそうです。

くわしくはこちら→映画.com


「ムサシ」千秋楽まで駆け抜けたようですね。
つぎは「黙阿彌オペラ」来週の日曜日はもう初日だよ。
竜也くん、がんばってね~

 



「変身」おもしろかった~

2010-07-10 | 演劇

松本修さん演出の舞台。
ネタバレあります。よろしく~

「変身」
原作:フランツ・カフカ
構成・演出:松本修
美術:伊藤雅子
出演:中田春介、小嶋尚樹、石井ひとみ、山田美佳、高田恵篤ほか
神楽坂 theatre iwato 7月10日マチネ観劇

「変身」松本修さん演出の舞台。
前回松本さん演出の「失踪者」観て、すっかりホレ込んじゃいました。
その後なかなか作品発表しないなぁ~と思ってたら、
この「変身」東欧3カ国4都市公演してきたそう。

カフカの故郷プラハでも大成功。
「まじめな『変身』で、それがとてもよかった」
というカフカ協会会員の感想も、劇場でもらったしおりに載っていました。
今回は、凱旋公演です。

松本さん想像力を刺激されますね。
特有の不思議な空気感が存在してました。
それに、やっぱり情感豊かで・・・
ラストついつい泣かされてしまいました。

原作はカフカ、高校生の時に読んだけど、すっかり忘れてます。
こんな話だったっけ・・・
読み直さなくっちゃ~

出だしベッドで虫になるシュールな場面。
毛布から脚がにょきにょき生えて、その後で一回転してベッドからおりるシーン。
圧倒的迫力、拍手~でした。

セットも主人公のグレゴールの部屋には、机と椅子、ベッド、長椅子、背の低いタンス。
中央の奥にドアがあって、奥に照明が入るとダイニングルームが出現。
木製に見えるドアと壁が透けて、奥の部屋の演技が見えるスタイル。

この透けて見える部屋、
家族がくつろいでいる部屋が、とても効果的に使われています。
グレゴールと家族の隔たりを感じさせて、ナイスでした。

ドアを開け閉めする度に鍵をかけて、その音が不吉に響きました。
何度も鍵をあけしめします。

妹が毒虫になった彼の世話をするのですけど、
彼女の心の変化が、クリアにわかって、すごくよかったです。

theatre iwatoは神楽坂にある小さな劇場。
満員でした。
40人くらいでいっぱいだったかな。
こういう小さな劇場って集中力が高まるし、舞台との一体感もあるし大好き。

この間観たシアターコクーンの「ファウストの悲劇」とは全然雰囲気違ってます。
予算ってファウストの十分の1くらいか。
もっとかな ・・・
お金懸けなくても、スゴイ舞台ができますよ、といういい例みたい。

はい、とってもおもしろかったです。
明日までらしいけど、超オススメ~







「ムサシ」NY上演情報と劇評

2010-07-09 | 藤原竜也

ニューヨーク公演真っ最中の「ムサシ」ですが、
NHKサイトでは、動画付きを見つけました。 
昨日テレビで放送されたのかな、見なかったです。残念。

藤原竜也くんと勝地涼くんの、最初の巌流島の決闘シーンも入ってます。
竜也くん、NYバージョンはアイメーク控えめかな・・・
ふふ・・・

蜷川幸雄さんが最後にインタに答えてたけど、
舞台と発言内容がどうリンクしてるのか、
ちょっとわかりませ~んな、カットの仕方でしたね。
はぁ~

「The New York Times」と「The Leader」のサイトでは、劇評がもう載ってました。
紙面にも掲載されたのかな。

「The New York Times」は、2ページにわたって大きい写真付き。
英語苦手で、イマイチ意味不明だけど・・・
まぁ、好評だったのよね~(←いい加減なヤツ)
はは・・・

公式ブログさん、頑張って英訳載せてよね~
よろしく~


こちら→NHKニュースサイト

こちら→The New York Times

こちら→The Leader










「ムサシ」NY公演スタート

2010-07-08 | 藤原竜也

「ムサシ」NY公演、7日からリンカーンセンターで始まりました。
10日まで4ステージ。
故井上ひさしさんの作、蜷川幸雄演出です。

今日の朝日新聞夕刊と毎日新聞夕刊に載ってます。
毎日新聞は藤原竜也くん蜷川さん、勝地涼くんの笑顔の写真付き。

毎日新聞によると
「好評を博した5月のロンドン・バービカンセンターに続く海外公演。
 同時多発テロの記憶が残る地での初公演で観客らは、役者のユーモラスな動きに笑い、
 最後は立ち上がって拍手でたたえた。
 蜷川さんは上演前『(復讐という)問題意識がどのように受け止められるか、
 緊張感を持って見守りたい』と語っていた。」

おぉ~!NYでも、スタンディングだったようです。
よかった、よかった~。
井上さ~ん、アメリカでも好評ですよ。

くわしくはこちら→毎日jp
こちらも写真あります→asahi.com

公式ブログさんも、レポよろしくお願いしますね~