ふわふわ気分で

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「コンフィダント・絆」での挑戦、やるね!三谷さん!

2007-11-24 | 演劇

             

昨日、23日WOWOWで「コンフィダント・絆」放送されました。
パルコ劇場で公演したのが、4月だったから、はっきり言って遅い!
でも、よかった~

普通の劇場中継ではなくて、お客のいない公演を撮影したもの。
なんで、そんなメンドーなことをやるんだろう。
と思ったら、放送の最後で、作・演出の三谷幸喜さんが話していました。

「コンフィダント・絆」での挑戦とタイトルがついてました。

観客なしでの映像収録は、演劇に対する挑戦だそう。
芝居は観客あってのものであり、
三谷さんは、いままでの劇場中継に対して、もどかしさを感じていたそうです。
うまく作っても、生の舞台にはかなわない、と。

観客無しの映像収録は、映画でもテレビでもないし、舞台中継でもない。
新しいジャンルとして成立させたい。そうです。

カメラを出演者に寄せて撮ったり、移動したり、クレーンを使ったり。
こういうことは、観客がいないからできることですから、
劇場や出演者の都合、収益面からしても、大変だったそう。

三谷さんにとっても冒険だったそうですが、
出来上がったものを観ると、価値があるのではないか、
今までに観たことのないジャンルのものではないか、
ということでした。


はい、確かに劇場で観た「コンフィダント・絆」も完成された演劇だと思っていましたけど、
もっともっと、グレードアップした、スゴイものになっていました。

忙しいし、録画してるから、
後で観ればいいや、と思ったんですが、
観始めたら、途中で止められませんでしたね。

劇場で観たよりも、密度が高くて・・・
4人の画家たちの心情が、すごく、わかって、胸にせまってきました。

芝居が上手いとか、下手とかのレベルではなくて、
人間の生き方とか・・・
そういう深いところまで、考えさせられました。

三谷さん、スゴイです
ピューピューです

元気出ない人とか、
悩んでいる人たちとかにも、オススメ~

これ、WOWOW さんだけで独占するのはもったいないです。
地上波で放送できないでしょうか。
みんなに見せてあげたい。
おねがいで~す