ふわふわ気分で

舞台、シネマ、藤原竜也くん、長谷川博己くん、成河くんのことなど気ままに・・・

おひなさまとつるし雛

2009-01-31 | 今日のドキドキ

横浜で発見したおひなさまとつるし雛。
カワイイ~
ここだけ、春~ですよ。
うふ・・・

ぶら下がってるのは、伊豆・稲取のつるし雛です。
アップすると、こんな感じ。

                 

金魚と人参?
はて・・・

つるし雛は、ひな壇の脇に吊るして、
子供の健やかな成長や良縁を願ったそうです。
吊るすものは、猿、柿、桃、うさぎ、巾着、座布団、這い子人形など、
それぞれに由来があるそうです。

本物は稲取に行けば、見られます。
一度行ったけど、古いものもあったよ。
伊豆の河津桜とセットで行きました。
河津桜も、と~ってもキレイ。
ぜひどうぞ。
オススメで~す




「冬の絵空」感想

2009-01-30 | 演劇

1週間前に観劇したけど、せっかくだから感想を。
記憶が・・・なので、間違ってたらごめんなさい。

サンケイホールブリーゼ杮落し公演
「冬の絵空」
作:小松純也
演出・上演台本:鈴木勝秀
美術:二村周作
照明:原田保
衣装:前田文子
出演:生瀬勝久、橋本じゅん、藤木直人、中越典子、中村まこと、片桐仁、内田滋ほか
世田谷パブリックシアター 1月22日ソワレ観劇


「忠臣蔵」を題材にとってありますが、
仇討ちする気のない大石内蔵助(橋本)や、仇討ちさせようとする商人(生瀬)
などが登場する、脱力系。

生瀬さんは、もう、おもしろかった。お上手。
セリフの間合いとか、お客さんを笑わすコツを知ってるんでしょうね。
藤木さんに
「その黄色い足袋(タビ)、どこで買うたん?」
ここ、ツボで大笑いしました。

橋本さんも、シリアスシーンもよかったし、見ていて安心できます。

藤木さんは、きれいな顔でした。
初舞台ですって。
ベテランばかりの中では、ちょっと大変でしょうね。
どちらかというと、テレビ向きの方かもね。

中越典子さんが、あわれな感じでよかったなぁ。
ラストちょっとうるっときました。
ラストで上から降りてきた桜のセットが、と~ってもキレイ。
盛大に降った花吹雪もステキでした。

犬の役の片桐さん、動きの滑らかさが、ナイス。
生きていた浅野内匠頭の中村さんも、嫌味なとこがぴったりでした。
いつも、こういう役ですよね。
ちょっとお気の毒~

おもしろかったけど、その後観た、
「リチャード三世」「冬物語」に比べるとちょっと弱い気も。
どうしてかな。
生瀬さん、すごくよかったんですけど・・・
ちょっと残念。

写真は劇場入り口。
ここ、オシャレで盛り上がります






「冬物語」大成功!オススメ~

2009-01-29 | 演劇

迫力ありました「冬物語」。
遠~い与野本町だけど、お値打ちありでした。
ネタバレあります。お気をつけてね。

彩の国シェイクスピア・シリーズ第21弾
「冬物語」
作:ウイリアム・シェイクスピア
演出:蜷川幸雄
翻訳:松岡和子
美術:中越司
照明:勝柴次朗
衣装:小峰リリー
出演:唐沢寿明、田中裕子、横田栄司、長谷川博己、藤田弓子、六平直政、嵯川哲朗ほか
彩の国さいたま芸術劇場大ホール 1月28日マチネ観劇

あらすじ
シチリア王レオンティーズ(唐沢)は客人のボヘミア王(横田)の逗留延期を
王妃ハーマイオニ(田中)から懇願させるが、二人の仲に疑いを持つ。


シェイクスピア晩年の作品で、
いきなりの王の嫉妬から始まって、あらら~の連続だけど、
なかなか含蓄にとんだ素敵な話でした。
ラストが心温まる系なのも、
悲惨な事件ばかりの昨今、ほっ~でした。

舞台セットは蜷川さんの作品なのに、シンプル簡素。
ポンペイ壁画みたいな壁のセットは赤系。
衣装も赤が基調。
特に王の衣装、シルクだと思うけど、重厚で豪華でステキ。

赤い背景の中で、ゆったりと飛ぶ真っ白な紙飛行機が印象的でした。
最初見たとき、客席の方に行かないで舞台の上だけ飛んで、
よく出来た紙飛行機だなぁ~って、感心しました。

唐沢さん、よかった~
迫力ありましたね。もうスゴイ。
これまでの唐沢さんの中で一番感動モノだったかも。

だいたい、いきなり妻の不貞を疑うって・・・
超無理なのに、唐沢さんの台詞聞いてると、
疑うの当然、という気になっちゃうのが、スゴイ。
唐沢さん、カワイソーと思えるのは、何故なんだ?
演出か、演技力か・・・
と、思いながらも、うるうるしちゃいました。

田中さんの若返りと老け戻りには、びっくり。大びっくり。
何!あの瞬間におばあさんになっちゃって。
あぜん!
でも、娘16だっけ?
その母で、あの白髪は・・・おばあさん、ってのはかわいそうよね。
ラストの動く彫像の気品と貫禄。
セリフ無くても牽きつけられる強さがありました。
大拍手です。

おまけに、娘役で長谷川博己くんとカップルになってても、
ぜんぜん違和感なし。ってのは、凄いわ~
○モホルンリンクルも真っ青よね。

お目当ての博己くんは、いやぁ~今回はね、カワイイ路線。
笑顔いっぱいでした。
舞台であんなにニコニコしてたの初めて見ました。
右頬にエクボ出来るんだ・・大発見。
ふふ・・・

博己くんは白い衣装がお似合い。
王子の気品もあって、真っ直ぐでピュアな感じよかった。
舞台上の生着替えもありでした。
これ、サービスですかぁ、蜷川さん・・・

博己くん、2幕だけの登場かと思ったら、1幕にも登場。
あの手の組み方はなんだろう。
よく分からないけど、白くて細い指でカッコよかった。
博己くん以外の人がやったら、おかしなことになりそう。

観た日が良かったのかな、出演者の方、ノリノリでした。
藤田さんも「かもめ」よりずっとステキでした。
横田さんも輝いてたし、皆さん素晴らしかったね。

六平さんと意外な役回りの嵯川さんと大石継太さんの3人もおもしろかった。
一般民衆の力、ってのかな。

ラストは感動モノでした。
でも、王子が結婚を承諾された理由は・・
個人の人柄より家柄が勝つ、ってのかな。
そこんとこ、ちょっと不満だけど・・・
シェイクスピアの時代なら、そういう結論になっても仕方ないのかな。

はい、蜷川さん大成功です!の舞台「冬物語」オススメです~



「冬物語」観てきましたよ

2009-01-28 | 演劇

「冬物語」今日のマチネ観てきました。
いや~よかったなぁ。
唐沢寿明さんも田中裕子さんもスゴカったです。
それに、長谷川博己くんも・・・
ふふ・・・

最近の蜷川幸雄さんの作品では、ベストじゃないかな。
あ、蜷川さんごめんなさい、エラソーに。
はい、誉めてるんですよ。

藤原竜也くんも観劇したそう。
それも、昨日らしい。
あらら~残念でした。
一度、さい芸の同じ日に観劇したのに、気づかずにいました。
ね、たっちゃん・・・
・・って、聞いても知らないだろうけど。
はは・・・

劇場って、けっこう有名人見かけますよね。
今までの最多遭遇有名人は、
篠山紀信さん、5回くらい会ってます。
そのくらい、竜也くんとも会いたいものだわ~

「冬物語」の感想は後日のせますね。
そうそう、埼京線遅れましたよ。
20分も。
それだけ遅れると、乗るはずだった電車の時間に、
前の電車が到着して・・・
意味不明だったけど。
さい芸に行く時は、埼京線御注意くださいね



「ムサシ」朝日新聞に掲載

2009-01-27 | 藤原竜也

「ムサシ」製作発表の記事が、本日の朝日新聞に載りました。
一面デカデカと掲載です。
タイトルは「未知の世界への船出」
筆者は大好きな山口宏子さん。

藤原竜也くん小栗旬くん鈴木杏ちゃんのスリーショットの大きなカラー写真も。
杏ちゃんだけ笑顔。
ずいぶん大人っぽくなったよね。

三人と蜷川幸雄さん、井上ひさしさんの会見の時の話。
辻萬長さん、吉田鋼太郎さん、白石加代子さんたちの抱負も
写真入りでそれぞれ載ってます。

ホリプロの堀威夫さんの話もあって、井上さんとは古い縁があったそう。
舞台出身の竜也くんが武蔵を演じるのが、感慨深い。とうれしそう。

井上さんは台本はまだ出来ていないけど、
巌流島以降の話らしいです。
禅の考えなども盛り込みたい、そうです。
おぉ~禅ですね。映画みてきたとこ。
まかせてください(←意味不明)。

製作発表があったのは、8日だったのに、
ずいぶん紙上掲載、遅いですね。
新しいネタを待ってたのかしらん。
ん?いつの間にか「音楽劇」がなくなってるよ。
あら?
音楽作ってる時間が無いとか、かしらん。

杏ちゃんのブログによると「ムサシ」今日から稽古が始めるそうです。
殺陣のほかに能の稽古もする。って、
なんか、格調高そう。
台本はまだですって。

今日の朝日新聞には、ほかにも、
第53回岸田国士戯曲賞が発表されてます。
蓬莱竜太の「まほろば」と
本谷有希子さんの「幸せ最高ありがとうマジで!」。
おめでとうございます。

選考委員の井上センセのコメントも載ってます。
あらら・・・井上センセ、こういうお仕事もあるんですね。
こういうの、ちゃっちゃと終えて、今度こそ「ムサシ」の台本、
本気で書いてくださいね。
待ってますからね~

写真は赤坂ACTでもらった「ムサシ」黒チラシ。
カッコいい~
これが、本チラシかな






おいしい料理

2009-01-26 | 食べもの

品川駅内にあるエキュートのレストラン、
「カフェ クラシカ Classica」で、今日は夕食。

上の写真は、温野菜。
アンチョビのソースをつけて食べます。
お皿のふちにとろとろっとかけてあるものね。
このアンチョビソースが、もうね、おいしい~
ワインにぴったり。

はい、もちろん飲んでますよ。
うふ・・・

                 

こちらは、生のボタンエビとグレープフルーツ。
ボタンエビにグレープフルーツって、合うんですね。
グレープフルーツの甘さが、エビの甘さとミックスされて、
はぁ~美味でございました。

お肉もおいしかったし、シメのワインリゾットもごきげんでした。
あ、正しい順番では、リゾットはお肉の前らしいけど。
まぁ、ここは日本だもん。
シメは、ご飯ね。

カフェクラシカ、いつ行ってもおいし~い。
オススメですよ




「リチャード三世」爽快感あったよ~

2009-01-25 | 演劇

古田新太さんのシェイクスピア「リチャード三世」
どんな風になるんだろう、と思ったら・・・
やっぱ古田さん+いのうえさん流のシェイクスピアでした。

パルコ・プロデュース公演「リチャード三世」
作:ウイリアム・シェイクスピア
翻訳:三神勲
演出:いのうえひでのり
美術:池田ともゆき
照明:原田保
衣装:前田文子
出演:古田新太、安田成美、榎木孝明、三田和代、銀粉蝶、久世星佳、若松武史ほか
赤坂ACTシアター 1月24日マチネ観劇

シェイクスピア劇って、蜷川幸雄さん演出しか観たことなかったので、
いのうえひでのりさん演出は、どういう風になるか、
興味津々・・・

いのうえさん、ポップで楽しくて、肩の凝らないリチャードでした。
次々と策略で人が死んでいくけど、
悲惨さは、ゼンゼン感じさせなくて、観終わって、スコ~ンと爽快感。

なんか、テンション上がって、元気いっぱいになりました。
スゴイぞ、いのうえさん+古田さん。

舞台に設置した11台の映像モニターで、
まず物語の人間関係やあらすじが映ります。

演説シーンなんかでは、テレビカメラで映して、
LIVEマークをつけて、その画像をアップで映したり。
アイデアおもしろい。
カメラマンさんが3、2、1キューを指でサインするのも面白かった。
このネタ、前方の席大笑いでした。

リチャード三世(古田)の長い独白もセリフがモニターにでます。
ちょっとズルイぞ。
シェイクスピアはセリフで魅せなくちゃ。
いまいち独白も気持ちこもってないような感じ。
・・オイオイ、シェイクスピアやってんだろうが・・・

だけど、これは、いのうえさんの演出。
劇団☆新感線に比べれば、ずいぶんソフトだし、音量も抑えてます。
シェイクスピアそのものを演じてるんじゃなくて、
モトネタがシェイクスピアと考えたら・・・
ゼンゼン、オッケーよね。

そこをクリアーしたら、もう、おもしろかったね。
とんでもないワルが、したい放題の悪いことやるんだもんね。
中途半端な善人ぽさがないのが、スッキリ。

パンフ2000円はパスしたけど、
劇場で配布していたペーパーでは、いのうえさんが、
「要は、リチャードが次々に人を落し入れ、裏切り、王になってゆき、
 やがて堕ちていくだけの話ですので、あまり構えずに見たまま楽しんで
 いただければいいと思います。」
だって・・・

この日は古田さんは、ちょっとお疲れモードらしい。
滑舌イマイチだし、前半カミカミ。
後半は持ち直してきて、よかったけど。

代わりに、銀粉蝶さんがメチャメチャ迫力ありました。
三田和代さん、久世星佳さんもよかった。
三人の場面、感動ものでした。
久世さん、立ち姿キレイでしたね。
宝塚出身の方って立ってるだけでナイス。
それに、赤いロングの髪の毛がお似合い。
あれ、地毛なのかな・・・

男の方の衣装がボロくて綻びてたり、汚れてたりで、
見ててなんだか落ち着かない気分。
「三文オペラ」じゃないんだし、凝りすぎ。
戴冠式のリチャードの衣装は、夢があるというか、やりすぎと言うか、
でもアニメで、おもしろかった。

ラストに出てきたリッチモンド伯だっけ、
イケメンくんは誰なんだろう。
顔見たとたんに、テンション上がりました。
ちょっとお化粧濃かったけどね。
ハハ・・・

ラストは盛大にカラフルな紙吹雪が舞いました。
終演後に、せっせとおみやげに集めていたら、
劇場のおねえさんに、ご注意を・・・
あらら~
写真はチラシとその紙吹雪ね。

気分爽快の「リチャード三世」オススメで~す






竜也くん「龍が如く3」の完成披露記者発表会

2009-01-23 | 藤原竜也

今日、藤原竜也くんが声優を務めたゲーム、
「龍が如く3」の完成披露記者発表会が行われました。

竜也くんの他の出席者は、
渡哲也さん、泉谷しげるさん、宮迫博之さん、宮川大輔さん、高橋ジョージさんたち。
プレイステーション2のゲームで、
けっこう人気あるようです。

夕方のTBS「イブニング5」でも、竜也くんのインタが流れてました。
FCサイトによると
24日(土)5:59~日本テレビ「ズームイン!!サタデー」
25日(日)10:00~TBS「サンデー・ジャポン」
でも、インタビューが流れる予定ですって。
チェックお忘れなく。

竜也くん、まだ痩せ痩せです。
来週から「ムサシ」のお稽古始まりますからね。
いっぱい食べるのだよ・・・

それから、今日「情熱大陸」と「世界ウルルン滞在記」のDVDも届きました。
かわいいたっちゃん、いっぱいでした。
詳しい感想は、また後で


『新潮』の「パイパー」

2009-01-22 | BOOK

『新潮』2月号に野田秀樹さんの戯曲「パイパー」が載ってます。
このあいだコクーンで買ってきて、読んでみました。
舞台と同じ。
あたりまえか・・・はは。

野田さんの舞台って、以前は台詞が聞き取れないってことあったけど、
「パイパー」は、ほとんどなし。
役者さんがスゴイのか、セリフの早口言葉っぽいのをやめたのか・・・

宮沢りえちゃんと松たか子さんの台詞を読んでると、
お二人の顔がうかんできて、
ちょっとうれしい~

でも、後半の火星の描写の、長い台詞のとこは、
字で読んでる方が、状況がもっとリアルに見えてきて・・・
悲惨すぎて、コワイ。

りえちゃん「ロープ」でも、ソンミ村虐殺の実況をしていたけど、
こういうハードなの演じて、神経大丈夫なのかしらん。
松さんも「SISTERS」ハードでしたよね。

P・T・S・Dみたいにならないのかな・・
キツイ気分をカウンセリングしてくれる相手とか、いるのかしら。
と、ちょっと心配に・・・

戯曲を読むと、野田さんの理屈っぽさみたいなのが、
気になりました。
もうちょい、感覚的なのがいいんじゃない?
あら、大きなお世話~でしたね。
てへ・・・



フラワー・アレンジメント

2009-01-21 | お花

いやぁ、アメリカは盛り上がってますね。
オバマさん、カッコいいもんね。
演説うまいし。声もいいし。
奥さんもステキだし。

かなり前から、わたし◎でマークしてましたよ。
ちょっと、得意~
あのオバマ・ガールがらみでね。
オバマ・ガールってのは、どこ行ったんだろう。
はて・・・
全然、話題に出てきませんね。

はい、フラワー・アレンジメントです。
キレイでしょう。
黄色いスイトピーと白い花(名前忘れた)とグリーンの花束を見つけて、
オンシジュームとオレンジ色のチューリップを合わせました。

なかなかイイ感じに、仕上がりました。
わたしって、スゴイね。
パチパチ・・・
ふふ・・・

黄色とかオレンジ色って、元気でますね。
日本も元気出そうよ~
イエス・ウィ・キャン



「ムサシ」朝日新聞で先行販売

2009-01-20 | 藤原竜也

井上ひさし作、蜷川幸雄演出の「ムサシ」
朝日新聞社の130周年創刊記念事業の文化事業のはずなのに、
8日の制作発表の模様もスルーされて、どうしたのかな?
と思っていたら・・・

今日の朝日新聞に突然、
「『ムサシ』先行販売」
と載っていました。

しかも、電話予約は当日先着順。
HP申し込みは22日11時まで、抽選ね。
対象公演は5公演だけ。
なんか、ケチっぽい。
あんまり売りたくな~いモードなのかな?
まだの方は、ぜひどうぞ。

藤原竜也くん、小栗旬くん写真(制作発表時の)が小さく載ってるけど、
記念事業としての説明はなし。
はて・・・?

ん?主演は竜也くんじゃないのかい。
記事は2人が主演するって、なってるよ。
タイトルロールは竜也くんでしょう。
激しく不満~です。
ぶうぶう・・・

鈴木杏ちゃんのブログによると、
27日から稽古がはじまるようです。
でも、台本はまだですって・・・
オゥマイゴ~!
チケの神様も井上先生に力を貸してあげてね~



「パイパー」観たよ~

2009-01-19 | 演劇

野田秀樹さん作・演出の舞台、観てきました。
ネタバレありますので、未見の方はお気をつけください。


NODA・MAP第14回公演「パイパー」
作・演出・出演:野田秀樹
美術:堀尾幸男
衣装:ひびのこづえ
出演:松たか子、宮沢りえ、橋爪功、大倉孝二、北村有起哉、田中哲司、近藤良平ほか
Bunkamura シアターコクーン 1月15日ソワレ観劇

大好きな松たか子さんと宮沢りえさん共演の「パイパー」
笑いもあちこちあって、おもしろかったけど、
野田さんからのメッセージもいっぱい。
はい、ビターなメッセージでした。

野田さん数字が好きらしいです。
「ロープ」では、視聴率が出てきたけど、今度は幸福指数。
映画の満足度って、よくあるよね。
あれの似たようなもの?
いいえ、違います。
人間を不幸せな気分にする、危険な数字でした。

「パイパー」はパンフの野田さんの言葉によると「自滅していく幸せ」の話。
観劇途中で、最後どうなるのかしらん、
って心配だったけど、希望の持てるエンディングでした。

あれ?植物が芽吹くっていうエンディング・・・
長塚圭史さんの「アジアの女」と同じだよね。
「アジアの女」は、暗転してものすごい破壊音と振動の後に照明がついたら、
人のいない舞台に緑がいっぱい芽吹いて・・・
かなり感動的な幕切れでした。

「ロープ」もベトナム戦争の辛い話だったけど、
あのラストってどんなんだったっけ・・・
そうそう、赤ん坊が生まれて、脱走したアメリカ兵が育てるんだった。

そういえば「THE DIVER」でも子を身籠った母が出てきましたね。
野田さん今回も、身籠った母と子供。
母の力は、すべての者の救いになる・・ってのかなぁ。

現実の日本では、妊婦と子供からSOS発信中。
お国のエライ人に届いてるのか・・・
なんてことも、ちらっと観劇中に浮かんだりしました。

舞台はアンサンブルで大勢の方が出演。
蜷川さん風かな。

パイパー役でコンドルズの方も参加。
台詞無しで、身体表現だけ。
でも、さすがにみなさん、身体の動きがキレイ。
メークで誰が誰か、分からないのが残念だったな。
近藤さんだけ、かろうじて判別できたけど・・・

宮沢りえちゃんが、よかったですね。
力強い姉を思い切りよく演じてました。
松たか子さんは、おとなしい妹で、いつもとは感じの違うキャラでした。

松さんの台詞で、いつも大泣きしてしまうけど、
今回はそれはなくて、ふたりの掛け合いで、ちょっとうるうる。

有起哉くんが、いつの間にか力強くなっていて、ちょっとびっくり。
身体は細いけど、強烈な個性が舞台に奥行きを与えてました。

パンフは1000円で、雑誌くらいの小さいサイズ。
野田さんの対談2本。
サッカーの岡田武史監督と茂木健一郎さんと。
あと、大宮エリーさんの稽古場日誌もあって、お買い得。
オススメね。

戯曲「パイパー」の載った『新潮』2月号も劇場で売ってました。
ゲットしたから、後で読もう~っと。

「パイパー」
来月もう一度観る予定です。
もっと進化しそうだから、楽しみ~だね







「禅」オススメ~

2009-01-18 | 今日のドキドキ


映画「禅 ZEN」観ました。
藤原竜也くん目当てに行ったけど、とってもイイ映画でした。

監督・脚本:高橋伴明
原作:大谷哲夫
出演:中村勘太郎、内田有紀、藤原竜也、村上淳、勝村政信ほか

「禅」格調高い良い映画でした。
なんかね、魂を浄めてもらえるって感じね。

はい、根性ねじ曲がってますから・・悪い!
と、反抗的なわたしも、心穏やかになる映画でした。

勘太郎さん、さすが歌舞伎界の人ですね。
立ち姿キレイ。
座禅姿もぶれずに、本当の禅僧みたい。
無駄な力が入ってないし、といって、ぽ~っとしてません。
座禅している人って、本物を見たことないけど、
無の境地、でしたっけ、ちょっと難しい・・
よくわからないけど、勘太郎さんの座禅姿はとてもキレイでした。

つるつるの坊主頭もきれいな形。
ご利益ありそうな姿でした。
道元さんって、きっとこんな人だったんだ。
と納得ね。

それから、四季折々の自然がていねいに撮影されてました。
季節の花々が次々咲いて、月が美しくて・・和みました。

竜也くん、北条時頼よかったです。
作品のアクセントになってました。
また狂って乱れてたけど・・

物の怪が現れて、暴れるシーン、
1回分、余分にひっくりかえってるみたいで、ちょっとツボ。
白いお寝巻き、太ももまであらわで、オレステスを思い出しました。
もののけも思いっきりいっぱい出てきましたね。おもしろかった。

烏帽子(えぼし)に直衣(のうし)姿、お似合い。
若々しくて、やっぱカワイイ系ね。

と思ったら、本物の北条時頼が鎌倉幕府第五代執権になったのは、
寛元4年(1246年)19歳の時ですって。
三浦一族を「宝治合戦」で滅ぼした。
それで、映画では怨霊に悩まされたのよね。
かなりの悪いヤツなのかと思ったけど、
南宋の僧侶・蘭渓道隆を鎌倉に招いて、建長寺を建立したそう。
お墓は北鎌倉の明月院。

ちなみに
生誕は嘉禄3年5月14日(1227年6月29日)
死没 弘長3年11月22日(1263年12月24日)
(以上Wikipediaより)

よく検討すると(←大げさ)竜也くんは5月15日生まれだから、一日違い。
もっとも、時頼は旧暦だから、正確には違うけどね。
前世は、もしかしたら・・・
あらっ・・・

竜也くんとロケ地まで同行した勝村政信さんも、なかなかイイ男ぶりでした。
「カメレオン」で、頭上飛び越えでゴーロが殺した大男役の菅田俊さん、
叡山の僧兵役で発見。
またワル役でした。

心清められる上にいろいろ見所いっぱいの
「禅」激しくオススメです。
観てね~



ベイクォーターの夜景キレイね

2009-01-17 | 食べもの

映画「禅」観てきました。
スゴクよかったです。
中村勘太郎さんの道元、ぴったりでした。
藤原竜也くんの北条時頼、カッコいいね。
狂気のシーンもよかった~
感想は後日載せますね。

写真はベイ・クォーターからの夜景。
この景色、昼でも夜でも大好き。
ヨコハマって、いいなぁ~

                 

4階のハニーズバルコニーで夕食を。
まず、柚子とハニーワインのカクテルを頼んだら、
星とお月さまが・・・
おぉ~かわいい~

                 

これは手長エビ。
レモンをしぼって・・・う~ん、おいしい~
このレストランは、バターやニンニク、トウガラシを使わない
自然派イタリアンなのだそうです。
ニンニク苦手、あっさり好みのわたしにぴったり。
付け合せには、カボチャやカブなんかの野菜もたっぷり。
デザートもおいしいかった。
また来ようね~



「ザ・ダイバー」公演決定と芥川賞・直木賞

2009-01-16 | 演劇

昨日の「パイパー」を観にいって、ゲットしたチラシです。
野田秀樹さん作・演出の「ザ・ダイバー」の日本版公演。
8月、9月で東京芸術劇場小ホールで。

野田さん、東京芸術劇場「芸術監督」就任第1弾。
大竹しのぶさんが、キャサリン・ハンターさんの役らしいです。

「THE BEE」も「THE DIVER」も観たけど、
ハンターさん、もうねぇスゴイとしか言えなかったもんね。

あの大迫力アリのハンターさんに対抗できるのは・・・
はい、大竹さんだけ(キッパリ)
期待してますよ。大竹さん。


ところで、第140回の芥川賞・直木賞が決定しました。
芥川賞が津村記久子さん「ポトスライムの舟」
直木賞が天童荒太さん「悼む人」
    山本兼一さん「利休にたずねよ」

直木賞の選考委員には、あの井上ひさしさんも。
朝日新聞にはちゃんと選考のコメントまで載っていました。
あらら~
井上センセったら、忙しいのに、こんな(失礼)お仕事まで・・・

う~ん、井上センセ。
チャッチャと選考すましたら「ムサシ」の脚本、大急ぎでお願いしますよ。
蜷川幸雄さん、藤原竜也くんはじめ、
全員巌流島で待ってる、小次郎の心境なんですからね