この写真は08.04.02に貼り付けたものである。
導入時に付いてくる鼻環は付けたままか、という問いがあった。
当方では、肥育牛舎の構造が育成用・仕上げ舎用と別々に建てられていて、育成期が終了後は全頭仕上げ舎へ移動している。
また、移動時などに削蹄を行う必要もあり、どちらかと言えば鼻環があった方が捕獲や保定などには楽である。
だから、付いてきた鼻環は外してはいない。
しかし、宮崎産の真鍮(しんちゅう)製の鼻環以外は、肥育途中でかなりの割合で摩耗して外れてしまうが、再装着することはほとんど無い。
有るとすれば、捕獲時に飛び上がるなど突飛も無い行動をとる牛に限られ、年に1度あるかないかである。
鼻環は無ければならないというものでもない。
鼻環がない方が楽に捕まえられ、写真のようにロープを掛ければ全く支障なく管理できる。
公共牧場や特定の個人牧場などで、人慣れせず、よく走り出す子牛を出荷してくる箇所があり、長い間牛飼いしていれば、それらの牧場が特定できて、次第にセリボタンを押し難くなる。
また和牛の飼育の歴史が、比較的浅い地方の場合も、人慣れしていないケースがある。
人のためにある家畜なのだから、もの扱いではなく優しく接してほしいものである。
牛に接していて、自分の足を踏まれたり、尾で顔を叩かれたりしたら、反動的に牛を殴る若者が居たことがある。
「罰当たりなことをするな! おまえさん誰のおかげで生活ができていると考えたことがあるか」と叱咤したことがあった。
最近、牛を殴るのを見かけなくなった。
牛も見慣れない、オドオドした人間に、内心ビクビクしていたかもしれません。
当然のことですが、牛は理由も無く、蹴ったり、しゃぽを振り回したりしません。
常に牛の様子に気を配り、牛に信頼される牛飼いになりたいです。
牛が元気に食事をしていると幸せですo(^▽^)o
(・∀・)ノ
皆様のご指摘、心より感謝しています。顔から火が噴き出しました(T_T)
牛は恋人・親友であり家族でもあります。だから叩いちゃダメダメ
…過ちってヤツでしょうね。
恥ずかしながら、
十数年前、
初めての牧場では思わず牛に手を出してしまい…、
自分の右手の拳を傷めてしまった苦い経験があります。
牛の額は硬かったです…。
その後、
牛達も感情を持った生き物であるという事を牛達から学び、
それ以降は愛情を持って牛に接する様になり、
そうすれば彼等もそれに応えてくれると確信するに至りました。
『牛を学べ!
牛に学べ!!』
自分に書道の心得があれば額に入れて飾っておきたいくらい気に入っている言葉です。
さて、
Siragausiさん(笑)、
メッセージありがとうございます。
ならPiyoはHageusi
とでも名乗りましょうか(笑×2)。
二転三転しながらも、
4/14以来の久しぶりので八重山セリ市が決定しました。
7/2~3で1400頭余り上場予定。
7/23~24にもう一度開催し、
8月以降は従来通りの毎月13~14日で…、
との目論見ですが未だ予断を許さない口蹄疫。
セリ場にはゲート型車両消毒装置を設置し、
万全とは言えないかもしれないながら購買者の皆さんをお待ちしている次第です。
(^^ゞ
どんまい!
と、間違いを指摘したわたしが励ましてみるw
お互い牛飼い頑張りましょう!