今月は敬老の日がある。今日は、お年寄りの心に少し近づいた気がした。
高齢者相談員をしている関係で、最近、一人暮らしの方から電話をいただいた。
83歳のおばあちゃんは、元気で暮らしていたが、近頃、足が痛くなり、立っていられなくなった。家事ができなくなってきた。相談を受け、介護認定を申請した。
今日、その調査があったので、同席した。子どもさんたちは遠方に住んでおられて
すぐには、来ることができない。給食サービスやケアサロンのことなど、色々聞きたいことがあるのに、調査にこられた職員の方では、話にならない。
相談の窓口が複雑で、お年寄りには、理解しがたい。ましてや、一人暮らしの方は
本当に困ってしまのだ。そのために相談員や民生委員がいる。
おばあちゃんの身の上話を聞かせていただいて、人生を垣間見たような気がした。一人暮らしの不安などなど・・・
「子供さんは近くにおってもらったほうがええよ。」 実感がこもっていた。
私は、今、お年寄りの方との交流が多い。両親も後期高齢者だ。
話し相手もよくする。しかし、今日のように心が寄り添っていただろうか?
傾聴・・・相手を丸ごと受け入れて、受け止めて、心に寄り添いながら、話に心を傾ける。そんなことが自然にできるようになるといいと思った。
このおばあちゃんの給食サービスの申込みやケアハウスの情報を調べて、説明したら、安心してくれた。少しでも、お役に立って、良かった。