さくらおばさんの ひとりごと

日々の想いを綴ります。

明日は8月15日

2016-08-14 | 平和
  


     

       ニシキギが色づいてきました。




   明日は8月15日。  71年目の。


  風船爆弾というものがありました。

  和紙をコンニャクのりで張り合わせて作った気球です。

  爆弾をつけて、ジェット気流に乗せて飛ばしました。


  14歳だったヨシノさんは通っていた女学校で、
  上級生と一緒に、家族にさえも「最高機密」の作業を毎日行いました。

  ━━━米英を憎み、喜んでひたすら作った━━━━


  2009年に放映されたテレビ番組取材で、
  ヨシノさんは大きな衝撃を受けます。  〔註〕参照。

   ━━━━自分は戦争の被害者だとばかり思っていましたが
  加害者でもあったことに気がつき、
  とても複雑でした━━━━


   「二度と15歳の軍国少女をつくることがないようにしてほしい」と
  現在85歳のヨシノさん。


     
        註  風船爆弾

       直径10㍍の気球に15㌔爆弾1発、5㌔焼夷弾2発をつり下げました。
       1944年11月から45年3月まで約1万発が放球され、アメリカ側の
       記録では米本土に285発が到達。各地で山火事を起こすなどし、
       45年5月にはオレゴン州の村落で不発弾に触れた民間人6人が
       爆死しました。


               「しんぶん赤旗」  2016.08.14 より
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