野の花は、いろいろあって、ほとんど名前がわからないものばかりです。
タンポポの綿毛はもう、ほとんど、新しい命を運ぶために、飛んでいきました。
きのう、土井敏邦さんから 転送歓迎! のメールをいただきましたので、ご紹介します。
『沈黙を破る』のことは、http://blog.goo.ne.jp/kunchi_2006/d/20090514に書きました。(ほとんど役に立ちませんが。)
が、正直なところ、この映画でパレスチナとイスラエルの問題そのものを知るのは難しいように思いました。
土井さんも、そのことを目的にしたわけではありませんので。
第1部~第3部までを観るとわかるのかもしれません。
また、ポレポレ東中野での『沈黙を破る』の上映は、5月30日以降もあります。
以下、土井さんからのメールです。
すでに終了したものもそのまま載せます。
土井敏邦です。
3年がかりのドキュメンタリー映画シリーズ.『届かぬ声ーパレスチナ・占領と生きる人びと』4部作のうち、第4部『沈黙を破る』は、5月2日以来、東京・大阪(京都で今日から)で上映してきましたが、残りの第1部~第3部を今日(5月23日)から東京・大阪で順次、上映します。
この4部作全体を通して、イスラエルの“占領の構造”を、パレスチナ側とイスラエル側の双方から、立体的・重層的に描き出すことをめざしてきました。私が映像による取材を開始した1993年から17年間のパレスチナ・イスラエルの記録の集大成です。
ぜひご覧いただき、率直なご批評をいただければ幸いです。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
● 全4作『届かぬ声―パレスチナ・占領と生きる人びと』
第1部『ガザ─「和平合意」はなぜ崩壊したのか─』
1993年の「和平合意」が、パレスチナ人住民の真の平和につながらなかった現実とその原因を、ガザ地区最大の難民キャンプ・ジャバリアに住むある家族の6年間の生活を通して描く。
第2部『侵蝕―イスラエル化されるパレスチナ―』
家屋を破壊され居住権を奪われるエルサレムのパレスチナ人住民たち、“分離壁”によって土地と資源を侵蝕され、国家建設の基盤を失っていく人びとの現実とその苦悩を描く。
第3部『2つの“平和”―自爆と対話―』 自爆攻撃に走ったパレスチナ人青年の遺族の証言、自爆テロの犠牲となった少女の両親や、生還した女性兵士と家族の「平和」観を通して、対話を試みるイスラエル人・パレスチナ人双方の “平和観の断層”を描く。
★ポレポレ東中野(http://www.mmjp.or.jp/pole2/)
◎上映スケジュール
○第1部:5/23(土)、5/26(火)、5/29(金)
○第2部:5/24(日)、5/27(水)
○第3部:5/25(月)、5/28(木)
◎上映時間:連日15:30より
◎料金:当日一般=1,700円/前売り=1,300円
※『沈黙を破る』前売り券もご使用できます。
※『沈黙を破る』チケット半券呈示で前売料金にてご入場頂けます。
★第七藝術劇場(http://www.nanagei.com/)
◎上映スケジュール※5/26(火)、6/1(月)は休映
○第1部 5/23(土)、5/27(水)、5/30(土)、6/3(水)
○第2部 5/24(日)、5/28(木)、5/31(日)、6/4(木)
○第3部 5/25(月)、5/29(金)、6/2(火)、6/5(金)
◎上映時間:連日16:40より
◎料金:当日一般=1,500円/前売り=1,300円
※今週末イベント開催!15:30の回上映終了後。
5月23日(土)臼杵陽さん(日本女子大学教授)
5月24日(日)佐藤忠男さん(映画評論家)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
2.『沈黙を破る』京都・京都シネマにて 5月23日から公開!!
&東京・ポレポレ東中野にて公開延長決定!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
土井敏邦 (DOI , Toshikuni)
URL : http://www.doi-toshikuni.net/ (コラム「日々の雑感」)
『沈黙を破る』 〈http://www.cine.co.jp/chinmoku/〉
東京・ポレポレ東中野(5月2日から)
大阪・第七藝術劇場(5月9日から)
京都・京都シネマ(5月23日から)
・・・各劇場にて公開中