さくらおばさんの ひとりごと

日々の想いを綴ります。

風になって

2007-08-05 | 演劇
 いま、この写真をデスクトップの背景にしているのですが、あらためて見て、「あ、風が写っている!」と思ってしまいました。

 というのも、2007.5.11「嵐の前」で、私は花々を撮りながら、ほんとうは「風」を表現したかったのです。(あはは、生意気にもネ!)が、私のキカイとウデでは成功するわけもなく・・・。

 きょうの写真は2005年9月13日に、高尾山のケーブルカーに乗りながら写したものです。

 そうか、こちらが風になればいいのか、なんて思ったのです。
 ちょっと、理屈には合っていませんけど。


 
 今年も暑い、熱い夏です。


 8月3日、T子さんと一緒に ロコ企画・語り に行ってきました。


  『今、世界各地のこの子たちは』
    構成;演出;滝沢ロコ
    出演;   滝沢ロコ、安田かほる、平田正浩
   大宮図書館 視聴覚ホール

 プログラムのごあいさつから。

   このお話には、アメリカのカナダ国境に
  近いプレスクワイル、中央アメリカのエル
  サルバドル、南アフリカ東のモザンビーク、
  そして、東ヨーロッパでアジアに程近いボ
  スニア・ヘルツェコビナの四つの国といく
  つかの街や村が出てきます。
   私もこの作品に出会う前には、正確にど
  こにその場所があるのかわかりませんでし
  た。でも確かに、この世界中のすべての場
  所に、子供達は暮らしているのです。
   そして、戦争しか知らないで生きている
  子が大勢います。

   我々大人たちに出来ることは、
    子供達のために、今出来ることは・・

 生き残った子どもたちの「手紙」で、それぞれの戦争が語られます。

 そして、「今、この子たちはどうしているのでしょうか」と。

 子どもたちの手紙のあとには、世界に軍事攻撃をしてきているアメリカの実態も語られました。

 今年も、客席の70%は若い人でした。

 この会は、ほんとうに小さな会です。
 でも、どこででも気軽に取りくめそうな感じを持たせてくれます。

 T子さんも、「そうよね、私たちの周りで、こういうことをどんどんやっていくことだわね」と言っていました。

 そう、私たちが「風」になって。



 目黒区からはTさんがお知らせをくださいました。

  『朗読劇 この子たちの夏』
    1945・ヒロシマ ナガサキ
   8月17日(金) 午後6時45分~9時
   目黒区中根住区センター 第1第2会議室
    (大岡山1-37-3 
       鉄飛坂下・中根小学校そば)
   出演  大岡山・憲法を考える会有志
   参加費 500円

 目黒からの「風」です。


 きょうの「赤旗」には

   米軍移転反対したら補助金カット
   東京
   岩国市長 国の横暴訴え

の記事があります。

 「米軍空母艦載機部隊の移駐に山口県岩国市が反対したために、国が現在建設中の市庁舎への補助金35億円をカットした」のだそうです!

 市庁舎への補助金は米軍再編前に決定していたとのこと。
 2005年10月に、厚木から岩国への移転計画が持ち上がり、市民は06年3月に住民投票でNOの意思を示し、06年4月の市長選で移転反対の井原市長を選び、この年12月、国は約束をほごにした、というのです。

 市長は、東京銀座でマイクを握り「全国の多くの人にわかってもらいたい。けっして山口県の一地方の問題ではありません」と訴えました。

 岩国からの「風」です。


 ロコさんの所属する東京芸術座で、中村梧郎さん原作の『母は枯葉剤を浴びた』の公演があります。

   東京芸術座
   村山知義没後30周年 メモリアル公演
    原作・中村梧郎
    構成・井上鉄夫
    演出・稲垣 純
  『母は枯葉剤を浴びた』
    8月18日(土)~24日(金)
    東京芸術座アトリエ(上井草)

        http://www.tokyogeijutsuza.co.jp/



 皆さん、どうぞ健康にお気をつけて。

       
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする