『望』
2007-01-05 | 平和
新しい年になりました。
もうじき、ブログ開設1周年です。
今年もよろしくお願いいたします。
今日の新聞には「平和・文化そして現代」という、山田洋次さんとアーサー・ビナードさんの対談の2回目が載っています。
──もうこの国はダメなんだ、と思っている日本人は多いと思います。そう思っちゃったほうが楽なんだ、教育基本法「改正」も含めてね。でもそんな簡単に絶望なんかしちゃいけない。(山田)
──絶望というのは贅沢の一種で、そんなものをゆっくり味わっていられるほど優雅な時代じゃない。(ビナード)
──絶望はいつも、それを醸し出そうとしている連中の思うつぼですからね。抵抗しなくていい、どんどん絶望してねって。(ビナード)
昨日、20人ほどで新年会をしました。
「お年玉」を持ち寄ってのアミダクジが恒例になっています。
私が当てたのは、書家・ねなしかづらさん筆による額入りの書『望』です。(筆名を出すこと、写真を掲載することをご本人が快諾してくださいました。)
『絶望』ではない。
『望』です。
今年、私にとっての漢字を『望』にします。