さくらおばさんの ひとりごと

日々の想いを綴ります。

横須賀へ行ってきました

2006-07-02 | 平和
 横須賀軍港見学に行きました。

 横須賀中央駅を一歩出たとたん目に付いたのは、上下真っ白の制服を身に着けた“水兵さん”でした。あゝ、横須賀なんだ・・。まだ幼さを残した表情です。
 三笠園桟橋乗船場には「猿島巡り」と「軍港巡り」の案内板があり、私たちが批判をこめて「軍港」と呼んでいるのではなく、地元で「軍港」として認識されているのだということに気がつきました。

 チャーターした船では、平和委員会の鈴木さんが、船の航行する速度に合わせ、1時間ほどの乗船中ずっと説明してくださいました。まったく台本やメモなしの見事な案内でした。


          

 湾には米軍のイージス艦や自衛隊の護衛艦などが接岸し、陸地には米軍施設が並んでいました。


          

 米軍の域内では、私たちの船のすぐ横を、米軍の巡視艇がついて走ります。


          

 艦船はすべてドブネズミ色。文化とは対極にあるいやーな感じです。“生”は感じられません。

 日米両政府が2008年6月に配備を予定している、問題の原子力航空母艦ジョージ・ワシントンは、全長332.85m、20万キロワットの原子炉を2基備えているといいます。
 報道によりますと、一般の原子炉に比べても、軍艦に搭載する原子炉の危険性は高い。狭い空間に原子炉が置かれ、戦闘機の離着陸など、絶えず振動にさらされ、事故を誘発しやすい出力調整を頻繁に行わなければならない。などの危険性があるということです。(志位和夫さんの話)

 「母港化」ということは大半は横須賀にいるということ。
 この湾に原子炉を置くということ。

 その怖さを、船の上で実感しました。
 命を脅かすようなものは、要りません。


原子力空母の配備阻止、米軍再編「合意」を撤回せよ
 7.9 首都圏大集会
  7月9日(日) 午後1時開会
  横須賀ヴェルニー公園(旧臨海公園) JR・横須賀 京急・汐入
   実行委員会 でんわ 045-201-3684
コメント
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