佐藤亜紀『激しく、速やかな死』(文藝春秋09)
本書は、フランス革命前夜からジャコバン独裁、ナポレオン時代、二月革命と大きく動いた歴史の転換期、18世紀後半から19世紀前半にかけての主にフランス史を中心に、フランスのみならず新大陸、オーストリア、ロシアまで舞台をひろげた歴史小説集です。
ただし類書とは違い著者の主体性がきわめて強く投影されたそれである点が、爾余の歴史小説とは際立って異なっているといえる。【つづきを読む】
本書は、フランス革命前夜からジャコバン独裁、ナポレオン時代、二月革命と大きく動いた歴史の転換期、18世紀後半から19世紀前半にかけての主にフランス史を中心に、フランスのみならず新大陸、オーストリア、ロシアまで舞台をひろげた歴史小説集です。
ただし類書とは違い著者の主体性がきわめて強く投影されたそれである点が、爾余の歴史小説とは際立って異なっているといえる。【つづきを読む】
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