チャチャヤン気分

《ヘリコニア談話室》後継ブログ

「梅田地下オデッセイ」をたどる

2024年03月03日 17時07分02秒 | 日記
先日の天皇誕生日、「大阪あそ歩委員会」が主催する「知る人ぞ知る、大阪SFの名作『梅田地下オデッセイ』でめぐる梅田地下ダンジョン探検」というまち歩き企画が、堀先生を案内役に迎えて実施されました。
当然、関西・山陽のSFファンダムの重鎮の方々も参加され、不肖私も『梅田地下オデッセイ』のストーリーと、実際のウメチカ(といっても70年代のそれ)との異同について、以前から強く興味を惹かれていましたので、ぜひとも参加したかったのですが、時間が合わず泣く泣く断念、せめてもと、終了後有志で行われたランチ会には出席して来たのでした。

企画の内容はAnima-Soralisの雀部さんがレポートされています。

で、私が特に知りたいと、常々思っていたことがありまして、それは雀部さんのレポートでは 「(5)地下鉄梅田駅・南改札口」の部分です。
「地下鉄梅田駅のホームを北から南へ抜け、改札を出たところ」の「ロッカールーム」の位置なのです。
原作を参照しようと思ったのですが、なにせ最近は活字を読むのが億劫。
ということでズルをしてNHKが制作したラジオドラマ「梅田地下オデッセイ」(平成25年度文化庁芸術祭参加作品)の、エアチェックしたCDを聴取したのですが、これはあきません。当該部分、具体的な場所の固有名詞をばさっと省いていました。
致し方なく、原作を掘り返してきました。
原文によりますと、(昔のようにササッと引用タイプできませんので、あしからず)
梅田駅ホーム南端(≒南改札口?)がバリケードで封鎖されており、
わずかにその東端(構内からみて左手?)に隙間(細い通路)がある。
原文では「阪急デパート入口の階段を降りた左側だ」となっています。これは南側(地下センター側)から見た左側(西側)ということでしょう。南改札口の東側に並んで阪急の階段があるので。
この隙間も封鎖されているのですが、
阪急の階段と改札口(の外側?※地下センターに抜けられるとあるので)の間に定期券売り場があったのだと思います(残念ながら私には記憶がありません)。
で、その定期券売り場の裏側がロッカールームになっていて、ロッカーの背中が阪急の階段の断面と接していたのだと思います。
そういう次第でロッカーの秘密通路を抜けて出た場所は、要するに細い隙間のセンターへの出口と同じとなります。
当時の梅田地下センターの西端です。つまり阪神百貨店の東側です。
※レポートでは「西側」となっていますが、ロッカー内の秘密通路がワープ仕掛けになっていたのだったらそういうこともありえましょうが、そうではないと思います。
というのが私の見解というか印象。これで正しいのでしょうか?(^^ゞ
とにかくこのあたり、非常にややこしい。ややこしいと感じるのは、シャッターの位置を理解してないのと、70年代当時のウメチカがどんな風であったかの、わが映像記憶がほとんどうすぼやけてしまっているからに違いありません。嗚呼。

ランチの方は、コロナで久し振りの会食で、大変楽しく、気分転換になりました。ウメチカ歩きの話は一切ありませんでした\(^o^)/


コメント
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